更新日: 2024年2月19日 [PR]
2024年2月は楽しい臨時列車で群馬&栃木へGO! 新しいSL&ELの旅をお届け
たくさんの観光地や温泉地がある群馬県は、実は「SL王国」ってご存じですか?
ひとつの都道府県で2台のSLが運行している、全国的にもとてもめずらしい場所なんです!
通常期(グリーンシーズン)には、高崎を起点に水上や横川を結んでいるSL。
2024年2月には3日間にわたって、栃木県を含む特別な区間や名称、時間帯で運行します。
EL(電気機関車)でけん引する列車を含めて、とっておきの「機関車月間」が到来するのです!
日帰りの栃木旅や1泊2日の群馬旅にぴったりな臨時列車の魅力について、おすすめの旅プランとともにお届けします。
目次
2024年2月の「のってたのしい列車」はここが魅力!
群馬&栃木県内で2024年2月に運行するSLやELの臨時列車は、JR東日本の「のってたのしい列車」のひとつ。まずは、お楽しみポイントをチェック!
SLやELが間近に見られて、記念撮影もOK!
運行している2台のSLは、蒸気機関車の代名詞「デゴイチ」の名前で知られている「D51 498」と、旅客列車用機関車の通称「シロクイチ」の「C61 20」。いずれも1970年代まで現役で活躍していたものが往時の姿で復活した機関車です。
黒く輝く車体は、かっこいい!のひと言。ホームに入線する際や停車中に一緒に記念撮影するのが、SL旅の最初の楽しみです。
停車中に蒸気の音を間近に聞きながら、SLの細部を間近に見られるのも大きな魅力。ただ、記念撮影する乗客で混雑することが予想されるので、出発時間よりも早めに到着しておくのがおすすめです。
SLとは反対側でけん引するのが、電気を動力とする機関車のEL。2024年2月に群馬&栃木県内で運行されるELは、いずれも力強そうなどっしりとした車体で、こちらも人気があります。
レトロな車内で特別な乗車体験を!
乗車中に過ごす客車も2種類あります。ひとつ目が、1938~1955年に製造されたその名も旧型客車。座席はSLが活躍していた時代を思わせる、木目調のレトロな空間にリニューアルされています。
昔懐かしい栓抜きが窓側テーブルに備わり、桐生織・伊勢崎銘仙をはじめとする群馬県の織物柄をモチーフにしたブラインドも設置。
ブラインドに使われている真紅色の柄を描いたマグカップやミニタオルも、高崎駅在来線改札内のNewDays高崎24号と新幹線改札内の銘品館で買うことができます。
広いテーブル席やサービスカウンターのある、フリースペースとなるラウンジカーも接続。自由に利用することができます。
もう一つの客車が、1970年以降につくられた急行型座席の12系客車。昭和世代には懐かしく、以降の年代の人には昭和レトロで写真映えする車内とブルーの車体が特徴です。
こうした車内でランチタイムを過ごすなら、2台のSLをイメージした駅弁をぜひ! SLのロゴが描かれた真っ黒な弁当箱は、持ち帰って旅のお土産にするのにぴったりです。
途中駅や終点にも旅の魅力がいっぱい!
2024年2月に運行されるのは、①高崎~渋川間、②高崎~足利間、③高崎~横川間の3区間。いずれの途中駅や終着駅も旅の楽しみがたくさんあるので、ここからはおすすめプランをご紹介していきます!
【のってたのしい列車①】2/17(土)運行!「SL・ELぐんま伊香保」でSLちょい乗り&伊香保温泉を満喫!
お子さまにちょうどいい乗車時間で渋川へ!
2024年2月17日(土曜)、高崎~渋川間を2往復するのがこちら。SLとELが両側をけん引するため、2タイプの機関車を同時に見ることができます。乗車時間は39~49分で、お子さまがSLデビューするのにちょうどいい長さなのも魅力です。
乗車するのはレトロな旧型客車。見晴らしのいい区間では晴天日、大きくすそ野を広げた赤城山を東側に眺めることもできます。
渋川駅発! 伊香保温泉に滞在する1泊2日の旅プラン
高崎駅発のSLぐんま伊香保1号(9:56発)に乗車すれば、終点の渋川駅に10:35に到着。2月17日は渋川駅で楽しめるおもてなしも実施します。
渋川駅を出発して、伊香保温泉に滞在する旅プランの決定版はこちら!
【1日目】
●渋川駅
↓路線バスで約15分
●伊香保グリ―ン牧場
榛名山麓に広がる人気の観光牧場。動物とのふれあいやシープドッグショーなど、多彩な楽しみがそろっています。ランチは、屋内と屋外席が選べるバーベキューがおすすめ。
⇒詳細は公式サイト参照
↓路線バスで約15分
●伊香保温泉石段街を散策
400年以上の歴史がある、風情たっぷりの石段街。沿道には小ぢんまりとしたお店が並び、お土産探しや食べ歩きが楽しめます。
↓徒歩すぐ
●伊香保温泉の宿に滞在
【2日目】
●伊香保ロープウェイ
伊香保バスターミナルそばから、上ノ山公園へ向かうロープウェイ。山頂には、谷川連峰を見渡せる展望台「ときめきデッキ」が整備されています。
⇒詳細は公式サイト参照
↓ロープウェイ&徒歩で約10分
●伊香保温泉石段街を散策
帰路につく前にも、石段街でお土産探しを。他のルートとして、日本3大うどんのひとつに数えられる、水沢うどんの名店が集まる水沢地区へ路線バスで向かい、ランチを楽しむプランもおすすめです。
↓路線バスで約35分
●渋川駅
渋川ではお得に旅を楽しもう!
伊香保温泉などのある渋川市は、環境に配慮した旅を広める「公共交通で行くしぶかわエコ旅応援キャンペーン」を実施中。
群馬県外から鉄道や高速バスを使って渋川を訪れ、市内の対象宿泊施設に宿泊される方に「渋pay2,000ポイント(2,000円)」をプレゼント!
⇒詳細は公式サイト参照
SL・ELぐんま伊香保DATA
●運行区間:高崎~渋川間(全席指定席)
●運行日時:2024年2月17日(土曜)
・SLぐんま伊香保1号:高崎9:56発→新前橋10:10着/10:15発→渋川10:35着
・ELぐんま伊香保2号:渋川11:28発→新前橋11:53着/12:02発→高崎12:16着
・SLぐんま伊香保3号:高崎14:10発→新前橋14:24着/14:29発→渋川14:50着
・ELぐんま伊香保4号:渋川15:15発→新前橋15:38着/15:50発→高崎16:04着
●指定席料金:大人840円、小人420円
●車両編成:SL+旧型客車6両+EL(1・3号)※SLが先頭、EL+旧型客車6両+SL(2・4号)※ELが先頭
●ヘッドマークはこちら
【のってたのしい列車②】2/23(金祝)運行!「EL両毛/ELあしかが」で知られざる栃木の魅力を体験!
EL+12系客車で昭和レトロな鉄道の旅!
2024年2月23日(金曜祝日)、高崎~足利間を1往復する臨時列車。12系客車をELがけん引する、昭和レトロな雰囲気が写真映えすると話題を集めそうな鉄道の旅です。
足利駅では1時間15分停車するので、歴史香る駅周辺を散策して往復する日帰り旅にぴったりです。
足利駅発! 駅前の歴史地区で開運さんぽ
室町幕府を開いた足利氏発祥の地である足利。足利駅に到着する16:35から17:50までの出発時間までにめぐりたい、駅周辺のおすすめスポットはこちら! 駅から鑁阿寺の間にある史跡足利学校の周辺は、とくに歴史的な街並みが続きます。
2月23日は、各駅でのおもてなしや足利駅でのイベントを実施しますので、合わせてお楽しみください。
●足利駅
↓徒歩で約15分
●鑁阿寺(ばんなじ)
足利氏第2代の義兼が邸内に持仏堂を建て、大日如来を祀ったのに始まりと伝わる古刹。中世の武家屋敷の面影が残されています。
⇒詳細は公式サイト参照
↓徒歩で約10分
●足利織姫神社
足利の天御鉾命と八千々姫命を合祠する神社。足利の織物の繁栄を願って建てられ、周囲の木々の中に朱塗りの社殿が鮮やかに映えます。
⇒詳細は公式サイト参照
↓徒歩で約20分
●足利駅
EL両毛/ELあしかがDATA
●運行区間:高崎~足利間(全席指定席)
●運行日時:2024年2月23日(金曜祝日)
・EL両毛:高崎13:42発→新前橋13:53着/13:54発→前橋14:01着/14:26発→伊勢崎14:41着/14:51発→岩宿15:06着/15:25発→桐生15:33着/15:43発→山前16:02着/16:26発→足利16:35着
・ELあしかが:足利17:50発→山前17:58着/18:03発→桐生18:18着/18:30発→岩宿18:39着/18:42発→伊勢崎18:57着/19:13発→前橋19:29着/19:57発→新前橋20:04着/20:14発→高崎20:25着
●指定席料金:大人840円、小人420円
※指定席券の発売は1か月前の10時から開始となります
●車両編成:EL+12系客車4両+EL
●ヘッドマークはこちら
【のってたのしい列車③】2/24(土)運行!「EL湯けむり碓氷横川/SL湯らりーといそべ」で峠の名所めぐりと名湯滞在!
のどかな沿線風景を見ながらSL体験!
2024年2月24日(土曜)、高崎~横川間を1往復する臨時列車。SLとELが接続した、レトロな車内空間が魅力の旧型客車で鉄道の旅が楽しめます。
SLが運行される際は、沿道で手を振る地元の人々を見かけることもあるとか。牧歌的な田園風景が広がるなかを進むのも魅力です。
高崎駅発! 磯部温泉と横川をめぐる1泊2日プラン
高崎~横川間を結ぶものの、運行日に開催されるイベントに立ち寄るために途中で停車する磯部で下車。その後、普通列車で横川へ向かい、峠の名所を訪ねた後に磯部温泉に戻って1泊するのがおすすめです。
2月24日は横川駅でおもてなしを実施します。
【1日目】
●高崎駅
↓EL湯けむり碓氷横川で約40分
●磯部駅:温泉マーク発祥祭り
温泉を示す地図記号の温泉マークは、磯部温泉が発祥の地と伝わる場所のひとつ。
2月22日の温泉マークの日に近い週末に「温泉マーク発祥祭り」が開催されていて、2024年は運行日の2月24日が開催日。温泉街名物の磯部せんべい食べ歩きや福引などが行われます。午前中に訪れるのがおすすめです!
⇒詳細は公式サイト参照
↓普通列車で約15分
●横川駅
↓徒歩すぐ
●おぎのや本店
かつては機関車連結の停車時間に販売された、益子焼の器に入った駅弁「峠の釜めし」で有名なおぎのやの本店。群馬名物のランチを楽しみましょう。
⇒詳細は公式サイト参照
↓徒歩すぐ
●碓氷峠鉄道文化むら
1997年9月に廃線となった信越本線横川~軽井沢間の資料や旧型車両を展示するテーマパーク。電気機関車の運転シミュレーターや、ミニ鉄道などの有料アトラクションで遊べます。
⇒詳細は公式サイト参照
↓SL湯らりーといそべで約20分
●磯部温泉の宿に滞在
【2日目】
●磯部温泉街を散策
初日にめぐれなかった温泉街は、2日目に散策を。恋人の聖地に認定された赤城神社や温泉記念碑を訪れ、磯部せんべい店めぐりなどを楽しみましょう。
ランチには、磯部温泉名物の温泉マークカレーがおすすめです!
EL湯けむり碓氷横川/SL湯らりーといそべDATA
●運行区間:高崎~横川間(全席指定席)
●運行日時:2024年2月24日(土曜)
・EL湯けむり碓氷横川:高崎9:47発→安中10:04着/10:12発→磯部10:25着/10:26発→横川10:49着
・SL湯らりーといそべ:横川14:15発→磯部14:35着/14:36発→安中14:51着/14:59発→高崎15:18着
●指定席料金:大人840円、小人420円
※指定席券の発売は1か月前の10時から開始となります
●車両編成:EL+旧型客車+SL(SL湯らりーといそべはSLが先頭)
●ヘッドマークはこちら
春以降もおすすめ! 群馬は1年中、SL王国!
2024年2月に運行されるSL+ELでめぐる、群馬&栃木の鉄道の旅はいかがでしたか?
3月以降も週末を中心に続々と臨時列車が運行される予定なので、まずは2月運行の3本でSL+ELデビューをしてみましょう!
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