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平和記念公園を望む水辺のカフェ「カフェ ポンテ」でひと休み
散策途中にひと息つくなら、元安川沿いに建つ「カフェ ポンテ」へ。水の都と呼ばれる広島には地の利を生かした水辺のカフェが多く、パラソルを広げたオープンテラスは「まるで外国に来たみたい!」と柴本さん。その言葉通り、平和記念公園を対岸に望む場所柄、外国人観光客が多く訪れ、異国のような雰囲気が漂っています。
こちらでいただけるのは、イタリアンカフェならではのスイーツメニュー。定番から季節限定まで約7種類のスイーツがそろいます。王道の「ティラミス」はビタースイートな味わいで、アマレットの香りがふわり。オレンジ果汁が入る「焦がしオレンジブリュレ」も人気で、オープンテラス席で味わうひとときは格別です。柴本さんも一口食べてにっこり。その笑顔が満足度を物語っているようでした。
広島のレモンや藻塩を使ったジェラート、搾りたてのオレンジジュースなど、テイクアウトできるスイーツも用意。カフェのほかにも、モーニング、ランチ、ディナーとフレキシブルに利用できるのも人気の理由。水辺のカフェで過ごす特別な時間も一緒に味わってくださいね。
住所/広島市中区大手町1-9-21
電話/082-247-7471
時間/10:00~21:00(土・日曜、祝日は8:00~、時期により変動あり)
休み/無休
駐車場/なし
広島の街並みを一望できる新たなランドマーク「おりづるタワー」
カフェでひと息ついたら、原爆ドームに隣接する「おりづるタワー」へ。建築家・三分一博志さんが手がけたタワーの1階、12階、屋上階が開放され、ここでしか出会えない風景と体験が楽しめます。
たとえば、1階から屋上階まで各階をらせん状に結ぶ「スパイラルスロープ“散歩坂”」。原爆投下から100年後にあたる2045年への願いを込めて、各階の壁面には広島ゆかりの9名のアーティストによるウォールアートが描かれています。年齢も作風も様々な9名の作家がつむぐ平和への思いに触れながら、約450mのスロープを進みましょう。
屋上階に広がるのは、展望台「ひろしまの丘」。スロープ状のウッドデッキが、まるで丘のような空間を作り出しています。原爆ドームと平和記念公園、市街地を見渡せるのは、広島でもここだけ。屋上展望台のカフェカウンターで購入したフードやドリンクの持ち込みもOK。風が吹き込む心地よい空間で、“ヒロシマ”の歴史と今に思いをはせてください。
12階には、デジタルコンテンツの体験スペース「おりづる広場」があります。折り鶴をモチーフにした映像と人の動きがリンクする体験コンテンツで、柴本さんもさっそく挑戦。楽しそうな表情が満足度を物語っているようでした。また一角には、自ら折った折り鶴を12階から投入する「おりづるの壁」も。投入した折り鶴によってタワー壁面が彩られ、平和への思いが積もっていくもの。「広島で平和を願いながら折り鶴を折る、そんな貴重な体験ができました」と柴本さんは話してくれました。
1階の物産館「SOUVENIR SELECT 人と樹」には、もみじ饅頭やレモン加工品など約1000種類の広島みやげがズラリ。なかでも注目したいのが、折り鶴をモチーフにしたアイテムです。「デアバウムクーヘン広島」は、広島で初めて販売されたバウムクーヘンの当時のレシピで作られたオリジナルみやげ。ほかにも折り鶴の再生紙を使ったアクセサリーや折り鶴柄のポーチなど、種類豊富に展開しています。また「握手カフェ」もあり、広島素材を使ったランチやカフェメニューを提供。1階スポットは入館無料で利用できるので、気軽に立ち寄ってくださいね。
住所/広島市中区大手町1-2-1
電話/082-569-6803
時間/展望台・物産館10:00~18:00(展望台への入館は~17:00)、カフェ10:00~18:00 ※詳細はHPで確認
休み/HPで確認
金額/入館料2200円、おりづる投入100円
駐車場/なし
「ROOF TOP BAR」の幻想的な夜カフェに感動!
「ここでしか見られない、黄昏時から夜にかけてのロケーションを楽しんでほしい」という思いから、おりづるタワーが18:30以降にバーに変身! 今までは期間限定でのオープンでしたが、人気に後押しされ2023年からは通年で営業することに。昼とはまったく違う光景に、柴本さんも感動しきりの様子です。
夜間開放されるスペースのひとつ、屋上階「ひろしまの丘」は幻想的な明かりが灯り、あたり一帯を温かく包み込みます。眼下には広島の夜景が広がり、なんともロマンチック。ライトアップされた原爆ドームも見渡すことができます。
ドリンクは、カクテルやワイン、クラフトビールや地酒やといったバリエーション豊富な約40種類を用意。「マジックアワー」や「ムーンライトリバー」など、ここから見られる景色を表現したオリジナルカクテルもあります。今回、柴本さんが選んだ「アクアリウム」は、新たに登場したメニュー。海を思わせるルックスと、爽やかな味わいが魅力です。
12階にある「おりづる広場」も、夜間開放されるスペースのひとつ。デジタルコンテンツを活かしてスクリーンにアクアリウムを投影。まるで海の中にいるような深いブルーに包まれた空間に、柴本さんも「ひろしまの丘とまったく違う雰囲気で、どちらの空間も素敵すぎる」と話してくれました。
住所/広島市中区大手町1-2-1
電話/082-569-6803
時間/18:30~23:00
休み/HPで確認
金額/チャージ1500円 ※ワンドリンクオーダー制
駐車場/なし
いかがでしたか? 広島には、個性豊かなカフェや平和を願う場所がたくさんあります。柴本さんも「朝から優雅な気持ちになれるモーニングや外国みたいな雰囲気のカフェなど、カフェ好きにはたまらない場所ですね!」と、大満足の様子でした。カフェに立ち寄って、観光も楽しんで。特別な一日を広島で過ごしてみませんか。
広島県の公式観光サイト「Dive! Hiroshima」をチェックしよう!
今回取材にご協力いただいたインスタグラマ―・柴本愛沙さんのインスタも要チェック!
今回の広島旅を一緒にめぐってくださった、旅行&カフェめぐりが趣味のインスタグラマー・柴本愛沙さんのインスタグラムもぜひチェックしてみてくださいね。
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