目次
- 木曜ミステリー『遺留捜査』第7シーズンのドラマの情報はこちらでチェックしよう!
- 『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地を自転車でめぐってみよう
- 『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐるコースはこちら
- 『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる① 一条戻橋
- 『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる② 上七軒の街並み
- 『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる③ 船岡山(建勲神社)
- 『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる④ 哲学の道
- 『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる⑤ ねじりまんぽ
- 『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる⑥ 古川町商店街
- 『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる⑦ 祇園新橋
- 『遺留捜査』第7シーズンはいよいよクライマックスへ!
『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる④ 哲学の道
銀閣寺、永観堂、南禅寺という紅葉シーズンに大人気の社寺をつなぐ、哲学の道。四季折々に訪れる人の目を愉しませてくれる、京都随一の散歩道です。銀閣寺から熊野若王子神社まで続く疏水沿いの散策路の名は、明治時代に哲学者の西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことに由来しています。法然院近くには西田が詠んだ歌「人は人、吾はわれ也、とにかくに吾行く道を吾は行くなり」の石碑も見られます。道沿いの桜は日本画の巨匠、橋本関雪の夫人が寄贈したもので関雪桜と呼ばれ、春にはソメイヨシノをはじめ約450本の桜が約2kmの道を華やかに彩ります。木々が秋色に染まる紅葉シーズンもおすすめですよ。
哲学の道の雰囲気を楽しんだあとは、白川通りをひたすらに南下して地下鉄蹴上駅に向かいます。駅から次のスポット「ねじりまんぽ」へはすぐの場所にあります。
『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる⑤ ねじりまんぽ
蹴上のねじりまんぽとは、地下鉄蹴上駅から南禅寺に向かうコースの最初に通るトンネルのこと。煉瓦造りのこのトンネルは、らせん状にねじって積むことで強度が増す構造となっています。疎水工事(琵琶湖の水を京都に引き込ために行われた、明治初期の事業)の一環としてつくられ、今に至ります。トンネルに入った瞬間に感じる違和感は、奥に行くにつれ壁がねじれているから。ちょっとした不思議な体験ができますよ。
時間に余裕があれば南禅寺にも立ち寄りたいところですが、次のスポットをめざして三条通りを地下鉄東山駅へと向かいます。駅を超えてすぐの通りが古川町商店街です。
『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる⑥ 古川町商店街
地下鉄東山駅から知恩院や円山公園に向かう際に近道となるのが、古川町商店街。レトロな雰囲気満載のこちらの商店街には、老舗や新しいカフェが建ち並び、地元客と観光客を出迎えてくれます。店名が手書きされた提灯や、店の軒先にかかる暖簾が和やかなムードを醸し出す通りは、自転車を押しながら通りましょう。商店街を抜けたら、そこは涼やかな風情がなんとも京都らしい白川が流れています。歩行者しか渡れない小さな橋が架かる祇園の観光名所は、せせらぎと柳の木立が清々しい空間となっています。
『遺留捜査』第7シーズンの京都ロケ地をめぐる⑦ 祇園新橋
祇園は四条通りを境に、南側と北側に分かれます。祇園新橋は北側に位置し、新橋通りから白川沿いの地区は国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。なかでも巽橋は祇園を象徴する風景となっており、多くの観光客でにぎわいます。ほど近くの辰巳大明神は狸を祀る芸事の神様。昔、いたずら狸に困った人々がその狸を祀ったのが始まりと言われています。ドラマの撮影スポットとしてもおなじみですね。ドラマ『遺留捜査』の過去放送回でも、糸村がこの場所を撮影したことがわかるシーンがあります。パッと思い浮かんだ方は『遺留捜査』博士間違いなしでしょう!
『遺留捜査』第7シーズンはいよいよクライマックスへ!
ドラマの中に度々登場する京都の歴史あるスポット。これまでの放送回にも名だたる社寺や名所が登場しましたが、そこには物語のエッセンスとともに、ドラマファンの心の中に一枚の情景として刻まれているのではないでしょうか。
まっぷるトラベルガイドがお送りする『遺留捜査』記事もこちらの回をもって最終回となります。ドラマファンの皆さまの一押しのスポットなどがございましたら、ぜひ公式Twitterなどを通じてお教えください!
また、「テレ朝動画」にて公開中(視聴期限は8月31日まで)のドラマ『遺留捜査』制作発表記者会見の中で、主演の上川隆也さんがおすすめの京都の過ごし方として、広沢池を挙げていました。ドラマの撮影所とロケ地で頻繁に登場した大覚寺の間に位置するこちらの池は、景観保護地区となっており、京都の山並みが見渡せる、ほっこりとさせてくれる場所だと語っておられました。
京都の観光は華やかな古都としての一面がある一方で、古から変わらぬ風情を伝え続けている場所も多く、実際に足を運ぶと、鳥の鳴き声や風の音に歴史の重みを感じることも多々あります。
ドラマのイントロダクションとして、とても見ごたえのある仁和寺での制作発表は主要キャストの意外な一面を見ることができる、ファンにはたまらない内容となっていますので、ぜひ視聴期間内にご覧ください。
それでは、最終回にむかってますます展開が楽しみなドラマ『遺留捜査』。まっぷる公式Twitterといっしょにリアルタイムで楽しむもよし、見逃し配信で楽しむもよし、みなさんでドラマを最後まで堪能しつくしましょう。
ドラマ『遺留捜査』のまっぷるトラベルガイド記事はこちらもチェックしよう
ドラマ『遺留捜査』キャストがおすすめする紅葉名所が掲載された、まっぷる『秋 紅葉の京都2022』もチェックしましょう♪
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