更新日: 2021年4月23日 [PR]
【吉野の桜】 豪華絢爛!日本一の桜『吉野千本桜』を観賞するお花見旅へ
春になると吉野山には、ふもとの下千本から山奥の奥千本へと桜が開花して、長期間にわたってお花見が楽しめます。桜の花でやさしい色合いに染まる山の景色は圧巻の迫力で、ここでしか観賞できない唯一無二の美しさ。日本全国から多くの観光客が、この景観を見るために、わざわざ吉野へ訪れています。
目次
吉野の桜で有名な吉野山。圧倒的なスケールで楽しめる日本随一の桜の名所
「吉野の桜」として有名な吉野山。ここには古来桜が多く、シロヤマザクラ を中心に約 3 万本の桜が密集しています。可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと、山全体を埋め尽くしてゆきます。奥千本、上千本、中千本、下千本にかけて密集する山桜は、「一目に千本見える豪華さ」という意味で、「一目千本」とも呼ばれているのです。
開花時期については、吉野山観光協会の公式サイトで案内しているので、確認して出かけましょう。観桜期には交通規制もあるので 、 事前にチェックして出かけると安心です。
また、2021年は例年より開花が早くなる可能性がありますので、詳しい開花状況はこちらからご確認下さい
桜色に染まった世界遺産の吉野山で、修験道の寺や神社仏閣を訪ねる
吉野町には数々の世界遺産があり、いずれも見ごたえのあるものばかり。中でも、町のシンボル的な存在でもあるのが「金峯山寺」。修験堂の根本道場で、 7 世紀末に 役小角(=役行者) が開いた金峯山に、蔵王権限の姿を山桜に刻み、堂を建てて祀ったのが「蔵王堂」だと伝わります。参 道には「銅の鳥居」や「仁王門」がそびえたち、見るものを圧倒します。
「竹林院群芳園」は、聖徳太子が創建したという椿山寺の跡に建ち、古くから修験者の宿坊として利用されてきました。千利休が造ったといわれ、大和三名庭園のひとつに数えられる名園です。吉野を代表する宿でもあり、静寂とやすらぎのひとときを過ごせるということで、大人世代から人気があります。
吉野山の桜のライトアップ、花供会式など、金峯山寺の秘仏ご開帳……お花見期間はイベントが満載♪
桜がもっとも見ごろとなる時期には、吉野山の桜を金峯山寺の本尊・蔵王権現にお供えする「花供会式」という春の行事が賑わいます。開祖役小角(=役行者)が感得した蔵王権現を桜の木に刻んだことからご神木となり、献木されてきたもので、その意味からも春のメインイベントといえるものです。この行事は毎年4月 11 ・ 12 日に、十万石の格式を持つ奴行列を先頭に、一山僧侶、稚児、山伏、信徒らが行列を整えて竹林院を出発、蔵王堂までを練り歩きます。
また、その蔵王堂では、2021年3月27日から5月5日の期間、「秘仏本尊金剛蔵王権現像」の特別公開が行われています。青い体に憤怒の形相、右足を持ち上げた姿は乱世を救うために仏がとった仮の姿で、迫力は圧倒的。中央の釈迦如来、右側の千手観音、左側の弥勒菩薩が、それぞれ過去、現在、未来の三世を救うとされています。
吉野山のお花見シーズンならではの『桜スイーツ』は絶対に楽しみたい♡
桜観賞で吉野町に訪れる際には、はずせないのが、この時期限定の桜スイーツです。和菓子からアイスクリーム、葛餅まで、ピンク色のかわいいスイーツが、さまざまな店でスタンバイしています。お花見の合間に立ち寄って、その美しい見た目はもちろん、桜の香りまで桜三昧を楽しんでみましょう。
『柿の葉寿司』から『葛』まで、素朴な吉野グルメに舌鼓
吉野町を代表する郷土料理といえば、「柿の葉寿司」。しめ鯖や鮭をのせた一口大の酢飯を柿の葉にくるんだ押し寿司で、柿の葉の香りもさわやか。そもそもの寿司ダネは鯖のみで、鮭はなかったようです。言い伝えでは、和歌山の漁師が熊野灘で獲れた夏鯖を塩でしめ、峠越えして吉野川沿いの村々に売りに来ていましたが、ちょうどその頃が村の夏祭り。村では祭りのごちそうとして、その鯖を寿司ダネに使うようにしたのが「柿の葉寿司」のはじまりだったとか。殺菌効果のある柿の葉でくるんだのは、海から離れた吉野地方ならでは。以来、祭りの時のごちそうとして、この地域の各家庭で振舞われてきたといいます。
吉野の桜とともに、のんびり温泉を楽しめる素敵な旅館で宿泊を
自然あふれる吉野山には、リーズナブルなゲストハウスや民宿から、絶景が目前に広がる露天風呂のある温泉宿、昔ながらの宿坊など、予算に応じてチョイスできる宿のバリエーションがいっぱいそろっています。
せっかく春の時期に訪れるなら、やっぱり客室や露天風呂からダイレクトに桜が眺められる宿を選びたいもの。日本の春ならではのやわらかな情景を眺めるだけで、思い出にも残るうえ、心身ともに癒されるのが魅力。この贅沢な春の楽しみ方は、やっぱり宿泊するからこそ実現するのだと思います。
桜いっぱいの吉野町は、働きながら遊ぶ『ワーケーション』にもぴったりの場所!滞在費補助のプロジェクトも実施中!
リモートワークが定着しつつある昨今、働きながら休暇を取るという『ワ―ケーション』というスタイルが新たに生まれています。観光地やリゾート地でリモートワークをするには、自然豊かで静かな環境の吉野町はぴったりのロケーション。
そのワ―ケーションをお得に体験できるプロジェクトが話題になっています。その名も、「遊ぶ広報」プロジェクト! 旅先でリモートワークしながら、心が動いた瞬間を SNS で発信すると、滞在費(1泊 5000 円)が補助されるというユニークなプログラムです。
行政から依頼されている公認ワ―ケーション企画で、地域とつながりのある会社が運営しているから安心。リモートワークのついでに、街の広報をするだけだから、気軽にチャレンジできるのもうれしいですね。
コロナウィルス感染予防対策も充実。 ゆったりと吉野町へ訪れて、桜から温泉まで楽しみましょう
観光関連の店舗・施設では、コロナウイルス感染予防対策のガイドラインを設けて、「安心・安全な観光地」を目指した取り組みを徹底して実施しています。
「新型コロナ対策安全対策」のステッカーが貼られてい るので、その施設で気持ちよく楽しみましょう。
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。