更新日: 2021年5月8日 [PR]
関西・東海からの週末トリップ♪彦根城と城下町めぐりを楽しむ彦根観光コース
ご当地キャラクター『ひこにゃん』で有名な滋賀県彦根市には、彦根城めぐりや城下町での食べ歩き、琵琶湖クルージングなど魅力的な観光スポットがたくさんあります。
今回は、彦根の魅力を満喫する1泊2日のモデルコースをご紹介。神戸市出身、愛知県豊橋市在住のインスタグラマー優子さんの、実際の体験レポートとともにお伝えします!彦根観光の参考にしてくださいね。
週末旅にぴったり!歴史や自然、グルメも満喫できる街・彦根
関西から電車ならJR東海道本線(琵琶湖線)、東海からもJR東海道本線を利用して行ける彦根。JR大阪駅や京都駅からは、新快速列車が1日30本以上出発しているので便利です。
名神高速道路を使えば、近隣府県からの車でのアクセスも快適。彦根ICから観光地は、すぐ近くです。
彦根観光の中心となる国宝・彦根城は見どころが多く、半日は予定に入れたい場所。城下町の夢京橋キャッスルロードや四番町スクエアでは、おみやげ探しや食べ歩きが楽しめますよ。琵琶湖畔でくつろいだり、人気店でランチを楽しんだり、週末旅にはぴったりの街です!
今回、彦根を旅したレポーターは優子さん!
薬剤師とヨガインストラクターをしながら、旅人もしている優子さん。現在、Instagramをメインに活動し、旅行やヨガ、美容や健康に興味のある方のフォローが多いインスタグラマー。
『彦根といえば彦根城と自然あふれるゆったりした環境、というイメージです。また、旅は落ち込んだ不安な時に心に効く薬だと思っています』という優子さん。美しい写真、分かりやすい文章で、臨場感を重視。フォロワーの人に『旅がしたい!』と思ってもらえるような情報発信を続けているそうです。
モデルコース1日目
彦根駅からスタート!レンタカーで、琵琶湖をさくっとドライブ
スタートはJR彦根駅西口から。
駅前で待ち合わせるなら、井伊直政公之像前がおすすめ。馬にまたがった勇猛な直政公の姿の像は、遠くからも目を引きます。また、JR彦根駅構内には「彦根市観光案内所」があり、観光に便利な地図やパンフレットなどがそろっています。
情報収集をすませたなら、さっそくレンタカーを借りて、琵琶湖ドライブへ出発!
出発して5分ほどで、日本最大の面積と貯水量がある、琵琶湖が目の前に広がってきます。北へ行けば、松の木々が広がる松原水泳場。南へ走れば、ケヤキや桜の並木が続く、芹川に到着します。湖畔や芹川の川岸をドライブし、のんびりと美しい景色を楽しみましょう
ランチは「焼肉ダイニング千乃房」で近江牛をいただく
琵琶湖ドライブを楽しんだ後は、お昼ごはんの時間!今回は、彦根城からも近い、四番町スクエア内にあるお店へお邪魔しました。「焼肉ダイニング千乃房」は、A4クラス以上の純粋近江牛が味わえる人気店です。
おすすめはシンプルに、ひとふりの塩胡椒で味わうことだそう。今回はプチ贅沢をし、ランチメニューの中から、焼肉ランチ花コースをチョイス。「近江牛オイシイ!柔らかくて溶けるみたい~♪」と優子さん。本格的な近江牛肉の美味しさに感動し、ボリュームにも満足できるランチタイムでした。
■焼肉ダイニング千乃房
住所:滋賀県彦根市本町1-11-25
電話番号:0749-27-2929
アクセス:JR彦根駅から徒歩20分
料金: 焼肉ランチ花コース4,620円、近江牛肉のステーキセット4,620円、近江牛肉のすき焼き丼セット1,650円
営業時間:11:30~14:00、17:00~21:30(都合により20:00閉店の場合もある)
休業日:水曜・木曜日
Webサイト:https://sennokippou.com/sennobou/
屋形船でお城の堀をの~んびり、めぐりましょう♪
ランチを食べた後は、彦根城を内堀から見学できる屋形船へ。
彦根城は、かつての彦根藩主、井伊家の居城で、その堀に琵琶湖の水を引き入れた水城でもあります。徳川家康から、琵琶湖の統治を任されていた彦根藩井伊家には、江戸時代、なんと160隻以上の軍船があったそうです。
屋形船に乗ると、堀端を歩いて散策するのとはまた違った彦根城の魅力が発見できますよ。
船頭さんの説明に耳を傾けながら、優子さんもインスタアップ用の写真をパシャリ!桜の季節や紅葉の時期には、また違った趣が楽しめます。
運行時間は朝10時から15時まで、土・日曜・祝日は16時までの1時間おきに1本、出航しています。
■NPO法人小江戸彦根
電話番号:080-1461-4123
アクセス:JR彦根駅から徒歩15分
料金: 大人1,300円(桜まつり期間中は昼の定期便、夜のライトアップ便ともに大人1,500円)
営業時間:9:30~17:00(問い合わせ・電話予約)
休業日:12月中旬~3月下旬までの平日、ただし3名以上の予約があれば運航
Webサイト:https://yakatabune.info/
「国宝・彦根城」へ!天守からの絶景を楽しもう
屋形舟から降りたら旅のメイン、彦根城へ!
今回は、ボランティアガイドの松田惠子さんの説明を聞きながら城内を散策しました。江戸時代から現存する美しい天守は、松江城、姫路城、犬山城、松本城とともに国宝に指定されています。
ボランティアガイドの松田さんの説明に耳を傾ける優子さん。
「天守からは、琵琶湖の絶景が楽しめ、石田三成の居城だった佐和山城跡も間近に望めますよ!」と松田さん。「琵琶湖の眺めが、本当に美しいお城ですね」と、感動の優子さん。天守をはじめ、重要文化財の各櫓、下屋敷の庭園だった玄宮園、内堀や中堀などが往時の姿を留めています。歴史に思いを馳せ、ぜひ、ゆっくりと城内をめぐってみてください。
■彦根城
住所:滋賀県彦根市金亀町1-1
電話番号:0749-22-2742
アクセス:JR彦根駅から徒歩15分
料金: 一般800円
観覧時間:8:30~17:00(天守への入場は16:30まで)
休業日:無休
Webサイト:https://www.hikoneshi.com/jp/castle/
タイムスケジュールを要チェック!ひこにゃんに会いに行こう!
せっかく彦根城に来たなら会いにいきたいのが、彦根市キャラクター「ひこにゃん」です!
ひこにゃんは、彦根藩井伊家二代当主の井伊直孝公をお寺の門前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルの赤備えの兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクターです。
ひこにゃんには、公式サイトがあり、彦根城内での毎日の登場スケジュールが確認できます。事前にチェックしてひこにゃんに会いに行きましょう!
Webサイト:https://hikone-hikonyan.jp/
美しい日本庭園「玄宮楽々園」を散策
彦根城に行ったら、ぜひ一緒に行ってもらいたいのが、城内にある「玄宮楽々園」。現在は、建物部分を「楽々園」、庭園部分を「玄宮園」と呼び分けています。
「玄宮園」は、広大な池を中心に、池中の島や入江に架かる9つの橋がある池泉回遊式庭園。中にある「鳳翔台」は、現在は茶室として利用されていて抹茶と和菓子(有料)がいただけます。「楽々園」は、彦根藩の二の丸御殿で、槻(けやき)御殿と呼称されています。
また、11月21日からは「玄宮園」でライトアップイベントが行われます。赤や黄色に木々が色づき、その姿を水面に映す姿は息をのむような美しさです。江戸時代初期の名園で過ごす晩秋のひと時を楽しんでください。
■錦秋の玄宮園ライトアップ
開催日:11月21日~12月6日
開催時間:18:00~21:00(入場は20:30)
入場料:大人700円
「夢京橋キャッスルロード」でおみやげ探し
彦根城をたっぷり観光したら、街歩きを楽しみましょう。
夢京橋キャッスルロードは、彦根城の中堀にかかる京橋からすぐ。江戸時代の城下町をイメージし、白壁と黒格子の町家風に統一されています。
和菓子屋、洋菓子店、地元ならではの商品を扱う店や飲食店が軒を並べており、どこに入ろうか迷ってしまうほど。
通りに面した「菓心おおすが 夢京橋店」で黒どらを購入した優子さん。「どら焼きの皮にサンドされた、冷たいショコラアイスが美味しい!」と感動の様子。黒どらは、バニラとショコラ味の2種類があります。
夢京橋キャッスルロードは、この日お昼ごはんを食べた四番町スクエアとも隣接。古きものと新しい時代が融合する、魅力ある通りです。
彦根城の美景を独り占め!「彦根キャッスルリゾート&スパ」で宿泊
この日の宿泊は、彦根城天守と佐和口多聞櫓(さわぐちたもんやぐら)を正面に望む「彦根キャッスルリゾート&スパ」。検温と手指の消毒を済ませチェックインします。
このホテルの魅力は、大浴場「城見の湯」で天守を眺めながら入浴ができること!風呂上がりにはお城が見えるバーカウンターラウンジ「ライブラリーラウンジ」で休憩をしましょう。
ホテルにレストランは2つあります。「近江牛鉄板焼 鳳凰」では、日本三大ブランドの近江牛の臨場感溢れる鉄板焼きを満喫。「近江ダイニング橘菖」では、近江牛や滋賀県産の選りすぐりの食材を使った日本料理が楽しめます。
■彦根キャッスルリゾート&スパ
住所:滋賀県彦根市佐和町1-8
電話番号:0749-21-2001
アクセス:JR彦根駅から徒歩8分
営業時間:チェックイン15:00、チェックアウト11:00
Webサイト:https://www.hch.jp/
モデルコース2日目
翌日は少し早起きして「長松院」へ。朝坐禅体験で心身を研ぎ澄ます
ホテルでゆっくり休んだ翌日は、少し早起きして、ホテルから徒歩約10分の曹洞宗「萬年山 長松院」を訪れてみましょう。井伊直政公ゆかりのお寺で、井伊家の家臣たちも眠る古刹。ここでは朝坐禅体験ができます。
坐禅では、線香1本が燃え尽きるほどの時間、一炷(いっちゅう)を坐ることになっています。長松院では一炷が30分。希望者には「一字写経」体験もでき、2日前までに申し込みが必要です。
日頃ヨガインストラクターとして活動している優子さん。「ヨガと哲学的にも似たところがある朝坐禅は、とても有意義でした」と、ご住職に感謝されていました!
もちろん、初めて体験する人にも、ていねいに指導してもらえますよ。
■萬年山 長松院
住所:滋賀県彦根市中央町4-29
電話番号:0749-22- 5580(一社)近江ツーリズムボード
アクセス:JR彦根駅から徒歩20分
体験料金: 2,500円
体験時間:6:00~8:00の間で1時間程度
定員:4名~
拝観時間:9:00~17:00
Webサイト:https://oh-mi.org/romantic/
クルーズ船で琵琶湖のパワースポット・竹生島へ
ホテルに戻り、朝食&チェックアウトを済ませたら、2日目は琵琶湖の観光へ!クルーズ船が発着する彦根港へ向かいましょう。
今回は、西国三十三所観音霊場として多くの参詣客でにぎわってきた「竹生島(ちくぶしま)」へ向かいます。ちなみに、彦根港からは「多景島(たけしま)」への運航便もあります。「多景島(たけしま)」は、島そのものがご神体として尊重されてきた聖域。彦根藩の井伊家ともゆかりがあり、次回にはぜひ、訪れたい小島です!
「竹生島」に到着です。「竹生島」は、島自体が巨大な花崗岩の一枚岩でできたパワースポット!
古くから「神の島」と崇められ、あつく信仰されてきました。宝厳寺には「弁天様の幸せ願いダルマ」といって、お願い事を書いた紙を小さく赤いダルマの中に収め、本堂に奉納するという願掛けがあります。
優子さんも願いごとを書いた紙をダルマに入れ、本堂へ奉納。何の願い事かは「秘密です!」とのこと。願い事がかなうよう、弁才天様にお祈りをしました。
島内には、都久夫須麻(つくぶすま)神社(竹生島神社)もあります。ここでは土器(かわらけ)に願い事を書き、湖面に突き出た鳥居へ向かって投げる「かわらけ投げ」があります。かわらけが鳥居をくぐれば願い事が成就すると言われていて、多くの参拝者がこの島を訪れています。
■オーミマリン 彦根港支店
住所:滋賀県彦根市松原町3755
電話番号:0749-22-0619
アクセス:JR彦根駅西口から無料シャトルバスで約8分
料金: 大人3,000円(往復運賃)
冬季運航ダイヤ:12月7日~21年2月末日は土曜・日祝日のみ運航。12月30、31日運休、20年1月1日~5日は運航。ほか詳細はWebサイトを参照。
Webサイト:http://www.ohmitetudo.co.jp/marine/
■宝厳寺
電話番号:0749-63-4410
料金:入島料500円(竹生島奉賛会)、宝物殿拝観・大人300円
Webサイト:https://www.chikubushima.jp/
オシャレな「クラブハリエ ジュブリルタン」でランチ!
彦根港に戻り、2日目のランチは琵琶湖のほとりにある景色バツグンの「クラブハリエ ジュブリルタン」へ。こちらはバームクーヘンで有名なお店「クラブハリエ」が手がけるパン専門店です。1階は、イートインスペースもあるベーカリー。
今回は、2階のカフェ&バールでランチをいただきました。
土・日・月曜限定の近江牛のバームバーグは、近江牛100%ミンチにバームクーヘンを練り込んだオリジナルメニュー!パン、サラダ、コーヒーか紅茶が付きます。
他にも近江牛のビーフシチューや近江牛ローストビーフバーガーなどもあり、お昼をしっかり食べたい方にはおすすめですよ。
■クラブハリエ ジュブリルタン(カフェ&バール)
住所:滋賀県彦根市松原町1435-83
電話番号:0749-21-4477
アクセス:JR彦根駅から車で7分
料金: 近江牛のバームバーグ(土・日・月曜限定)2,900円、近江牛ローストビーフバーガー(水・木・金曜・数量限定)2,300円
営業時間:10:00~16:30 (ラストオーダー)
休業日:火曜日(祝日の場合は営業)
Webサイト:http://www.clubharie.jp/joublie_le_temps/index.html
歴史ある建築物を探して、ぶらり街並みさんぽ♪
旅のラストは、クラブハリエから車で約10分の「河原町芹町(かわらまちせりまち)重要伝統的建造物群保存地区」へ向かいましょう。地元では花しょうぶ通りと呼ばれ、戦国をテーマに、まちづくりに取り組んでいる商店街でもあります。まず一番北にあるのが「滋賀中央信用金庫銀座支店」。
花しょうぶ通りに面した「氷茶屋 百笑」で、少し休憩。元お茶屋さんだった町家を改装したという趣ある店。ここでは年中、かき氷がいただけます。
少し歩けば、木造2階建の町家を改装した「逓信舎(ていしんしゃ)」が。こちらの建物は、国指定登録有形文化財で、「情報」をテーマにした街の駅となっています。「宇水(うみず)理髪館」も同じく国指定登録有形文化財で、現役の理髪店です!外観のアーチ頂部にバリカンの形をあしらっています。モダンなタイルの装飾も施され、とてもステキです!「旧石橋家住宅」「森家住宅主屋」など、彦根の歴史を感じる伝統的な街並みが続きます。
ここから、近江鉄道ひこね芹川駅へはすぐ。近江鉄道彦根駅とJR彦根駅とはつながっているので、帰路に向かいましょう。
まとめ:おいしいものを食べて、のんびり週末旅を彦根で♪
見どころ、おいしいものがたくさんあって、ゆっくりしたい週末旅にぴったりの彦根。
1日~2日でも充実した旅行をすることができます。今回彦根を初めて旅した優子さんも「彦根城や城下にある静かなお寺の数々、琵琶湖の自然にも感動しました。近江牛やレベルが高い和洋のスイーツにもびっくり!」と、大満足の様子でした!
さらに、今なら「ひこねイイチケットキャンペーン」を実施中。彦根城・玄宮園・彦根城博物館・夢京橋あかり館の無料観覧券と、参画店舗で使えるクーポン券2,000円分がセットでつくというお得なキャンペーンです!(なくなり次第終了)もちろんGoToトラベルキャンペーンとの併用もOK。
今度の休みは、家族や気の合う仲間と、彦根へお出かけしてみませんか?
取材・文 高瀬祐子
撮影 宮田清彦
日本最大・最古の琵琶湖を臨む、城下町としての風情漂う彦根市。歴史ロマンに思いをはせるも良し、びわ湖でアクティブに遊ぶも良し、おいしいグルメを楽しむも良し…と魅力がいっぱい!ぜひ彦根で素敵なひと時をお過ごしください♪
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