キャンプで子供と火起こし体験！昔ながらの弓きり式でチャレンジできるお手軽セットはファミリーにおすすめ【ショップ店員イチ推しキャンプギア／WILD-1 市川コルトンプラザ店】

家族みんなでキャンプに夢中になっているという人も多いことでしょう。キャンプに行くとさまざまなアクティビティを楽しめますが、キャンプサイトにおいても調理はもちろん、何かしらみんなで楽しめるイベントが欲しくなりますね。そんなファミリーにぜひチャレンジしてほしいのが、火起こしです。

火起こしといっても、焚き火用の薪や炭に火をつけるという王道のものではなく、原始的な方法で挑戦してみてはいかがでしょう。昔ながらの方法といえば、木の棒や板を使い、摩擦熱で火種を作って着火させるというものですが、きりもみ式、舞きり式、ひもきり式、弓きり式といった種類があります。

前川さんによれば、原始的な火起こしが体験できるセットが発売されていて、ファミリー層に人気を集めているそうです。おすすめは、Pine Fieldの「チャレンジ！ 火起こし棒セット」（1738円※税込）。これは、弓きり式のセットで、とても手頃な価格で入手できます。

手軽に原始的な火起こしが体験できる弓きり式のセット

この火起こし棒セットは、回転棒と弓板、火きり板、着火用の麻ひもなどが付属していて、「これひとつで手軽に挑戦することができます」（前川さん）。セットを組み立てたときのサイズは幅40cm、高さ39cm程度なので、子供でも問題なく使える大きさと言えるでしょう。

その使い方ですが、まず、火きり板を平らなところに置いて、穴の下に麻ひもをセットします。次に、その穴に回転棒の先を垂直にして合わせます。そして、回転棒とセットになっている弓板を左右に動かして摩擦を起こす、といった具合です。火きり板から煙が出始めたら、さらに動かすスピードを上げて火種を作り、それを着火用の麻ひもに移します。製品のパッケージには写真入りで手順の説明が載っていますので、参考にするといいでしょう。

火起こしの手順はパッケージでも確認できる

構造も作業自体もシンプルなのですが、慣れないと簡単にはいかないかもしれません。「すぐに火がつかなくてもあきらめずに、根気強く続けるのがコツですね」（前川さん）、なお、近くに燃え移りやすいものがないか、事前に確認してから始めるようにして下さい。

さて、子供と一緒に火起こしなどのアウトドア体験をするとき、素手でやるのは大変危険です。ケガ、やけどなどの心配がありますから、必ずグローブをはめるようにしましょう。最近は、キッズ用のグローブの人気も高いそうで、「火起こしキットと一緒に購入される方も多いです」（前川さん）

前川さんがおすすめするのが、キンコというブランドの「Kinco Suede Cowhide Driver Kids」（1870円※税込）です。キンコは、アメリカ・オレゴン州に拠点を持ち、アウトドアをはじめ、DIYやガーデニングなどさまざまなシーンに合わせたワークグローブを製造しています。スウェード調でやわらかく、フィット感も良好です。

フィット感も良好で、子供でも使いやすいアウトドア用手袋

見た目も大人が使っているものと変わらないので、「親御さんと同じようなグローブをはめて作業をするのは、お子さんにとってもうれしいはずです。キャンプの経験値も上がると思います」（前川さん）

確かに、大人と同じグローブをはめて火起こし作業をしたら、子供にとっても大きな自信につながるでしょうね。しかも、原始的な方法で起こした火で焚き火ができるなんて、家族みんなの満足度も高まると思います。「実は、さらに焚き火を盛り上げてくれるアイテムがあるんです」と前川さん。

「焚き火のときにぜひ使ってみていただきたいのが、カラフルな炎を作れる魔法の粉です」（前川さん）。それが「ARTFIRE（アートファイヤー）」（330円※税込）という製品で、焚き火の中に放り込むだけで虹色の炎を楽しめます。

カラフルな炎を作れる魔法の粉「ARTFIRE」

袋ごと焚き火に放り込めば虹色の炎が楽しめる

「これは炎色反応によって炎を多彩に変化させるもので、30分ほどカラフルな炎を楽しむことができます。袋ごと入れればOKですので、とても手軽です」（前川さん）。焚き火の炎は、見ているだけでワクワクしたり、ホッとしたりと、さまざまな効果がありますが、色が変化することでキャンプの夜がさらに盛り上がりそうです。特に、子供は絶対に喜びますね。

ちなみに、アートファイヤーは地球環境を考えたモノづくりをしている会社で、袋の中身も安心・安全な成分で作られているそうです。そのため、子供連れのキャンプでも安心して使えますね。「この商品が欲しくて来店される方も多いです」（前川さん）

原始的な方法で火を起こして、その火で焚き火をして、さらに虹色の炎を楽しむ……。これはもう最高のキャンプファイヤーになること間違いなしです。あなたもぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。