更新日: 2024年9月8日
こだわり派のためのランタンは「Vermont Lanterns」でキマリ!輝きと素材感が美しい真鍮製オイルランプ【ショップ店員イチ推しキャンプギア/WILD-1 市川コルトンプラザ店】
豊富な知識と経験を持ち、日々たくさんのキャンプ道具と接しているアウトドアショップの店員さんに、今注目の製品を紹介していただくシリーズ。
今回は、WILD-1市川コルトンプラザ店のキャンプ担当、前川陽司さんに「ちょっとこだわり派のためのキャンプ道具」をテーマにおすすめアイテムを選んでいただきました。
※表示の価格は、WILD-1市川コルトンプラザ店での販売価格(取材時)です。
一つ一つ職人の手仕事で作られた真鍮ランタン
最近のキャンプ道具はとても多種多様で、シンプルなものから、カラフルなもの、機能にこだわったものなど見ているだけでも楽しくなります。もちろん、道具なので使いやすさも重要ですが、時には雰囲気を重視して、見た目で選んでしまうなんてこともありがちです。特に、それなりにキャンプの経験値が上がってくると、実用性だけではないこだわりの道具選びをしたくなるものです。
「それでしたら、真鍮製のオイルランタンはいかがでしょうか」と前川さん。見た目にオシャレなVermont Lanterns(バーモントランタン)の「オイルランプ」をセレクトしていただきました。
Vermont Lanternsは、アメリカ北東部のバーモント州に拠点を置く、家族経営のランタンメーカーです。バーモント州には「Small is Beautiful(小さいことは美しい)」ということわざがあって、「小ささに凝縮された美しさを見つめ直すことで生活や感情を豊かにする」という思いが込められているそうです。「一つ一つこだわって職人の手仕事で作られた真鍮製のオイルランタンなのです」(前川さん)
所有している喜びやかっこよさを堪能できる
写真で見てもわかるように、真鍮製はとても貫禄があると同時に、絶妙な雰囲気を醸し出しています。中でも、「レイルロードランタン」(3万2780円※税込)と「ミニネルソン オイルランタン」(1万5180円※税込)は、すべてが真鍮製で、”本物”と呼ばれているランタンです。「キャンプサイトで灯すことで、本物の雰囲気が味わえるランプです。所有している喜び、かっこよさを堪能できます」(前川さん)
「レイルロードランタン」は、その名前からもわかるように鉄道用のランタンです。1900年代前半、アメリカの鉄道会社で信号機や作業時の明かりとして使われていたそうです。歴史と風格を感じさせるスタイルは、まさに所有欲をそそられますね。ブラスとアンティークブロンズという2種類のカラーが用意され、ひと味違うキャンプの夜を演出してくれます。
「ミニネルソン オイルランタン」は、イギリス海軍のネルソン提督からこの名が付いたと言われています。「レイルロードランタン」に比べてかなりコンパクトですが、ガラス部分がしっかりとケージで囲われている姿は、耐久性の高さを感じさせます。
どちらのモデルも思わず憧れてしまうほどかっこよくて、美しいランタンですが、それなりの価格もするため、なかなか手を出しづらいかもしれません。そこで、コンパクトなタイプも人気を集めているとのこと。「オイルランプミニ 5.7」(5470円※税込)は、「より手軽に真鍮製ランタンを味わいたい方におすすめできるクラシックなモデルです」(前川さん)
ブランデーグラスのような形状で、シンプルでかわいらしいランタンですね。小さいタンク(75ml)ながら約10時間も燃焼できるので、効率のいいミニ照明として、キャンプだけでなくインテリアやエクステリアにもぴったりと言えます。ボディー色は、ブラスとアンティークブロンズ、シルバーの3種類。このほか、琥珀色のガラスホヤを採用したタイプもラインアップされています。
■商品名 レイルロードランタン
■メーカー Vermont Lanterns
■価格 3万2780円(税込)
レイルロードランタン
■商品名 ミニネルソン オイルランタン
■メーカー Vermont Lanterns
■価格 1万5180円(税込)
ミニネルソン オイルランタン
■商品名 オイルランプミニ 5.7
■メーカー Vermont Lanterns
■価格 5470円(税込)
オイルランプミニ 5.7
手軽に楽しむならキャンドルランタンもあり
さて、オイルランタンは、パラフィンオイルや灯油を燃料として使うタイプです。「慣れていない人にとっては、危険だとか怖いといったイメージもあるようですが、そういった心配は無用です」(前川さん)。オイルの注入など使い方も難しいことはないので、気軽に楽しむようにするといいでしょう。
もし、オイルランタンではなく手軽にオシャレさを楽しみたいなら、「表面メッキですが、キャンドルを入れたり、小型LEDライトを入れたりして楽しめるランタンもあります」(前川さん)。それが「クラシックランタン ミニ」(2750円※税込)です。
カメヤマキャンドルハウスの「クラシックランタン」をテンマクデザインがアレンジしたもので、「プチボトル 4H」(1320円※税込)というオイルキャンドルを使うことで、ノスタルジックな雰囲気を演出してくれます。基本的には屋外で使用するものですが、コンパクトなLEDライトを使えば、テント内でもOKです。家庭でのインテリア、庭のエクステリアなど、日常を飾るのもいいですね。
真鍮製のオイルランタンでオシャレな雰囲気を味わうもよし。まずは入り口として、簡易なキャンドルタイプでお試しするもよし。ぜひ、こだわり派への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
■商品名 クラシックランタン ミニ
■メーカー テンマクデザイン
■基本スペック 素材:鉄、ガラス/サイズ:幅90mm×奥行き85mm×高さ205mm/重量:約245g/キャンドルホルダー:直径46mm×深さ15mm
■価格 2750円(税込)
■URL https://www.tent-mark.com/products/classic_lantern_mini/
クラシックランタン ミニ
今回のアイテムを紹介してくださった店員さん
前川陽司さん
WILD-1市川コルトンプラザ店 キャンプ担当。
両親が学生時代に登山サークルに所属していたこともあり、小さい頃からキャンプやボーイスカウト活動に熱中し、趣味も仕事もアウトドアがメイン。ソロキャンプにもよく行っていたが、やはり誰かとしゃべりたくなるので、最近は仲間とキャンプに行く機会が増えている。
■住所 千葉県市川市鬼高1丁目1-1 ニッケコルトンプラザ・イーストモール3階
■営業時間 平日10:00~20:00 土日祝10:00~21:00
■URL https://www.wild1.co.jp/
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】吉田正之
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長年、商品情報誌の編集に携わり、現在はフリーで雑誌、Webの執筆・編集に関わる。仕事柄、デジタル機器から家電、アウトドアグッズまで、すぐに欲しくなってしまうという悪いクセがある。オートキャンプ歴は気がつけば30年超。古くなった道具を買い替えたいと思う今日この頃。