目次
- 1.茅野駅に到着!駅前のバス停からアルピコ交通のバスで車山高原へ
- 2.リフト券を買って、いざ山へ!通つうなリフトの使い方もご紹介
- 3.中腹をスタート、一路レーダー観測所が建つ車山山頂を目指します
- 4.「霧ヶ峰満喫山行」はまだ終わらない!山頂を後に、日本を代表する高層湿原、八島ヶ原湿原やしまがはらしつげんへ
- 5.日本有数の高層湿原「ハート形の八島ヶ原湿原」を楽しもう!
- 6.湿原を離れ、雄大な稜線歩きへ。様々な顔を持つ霧ヶ峰を楽しみ尽くす
- 道迷い対策には山と高原地図アプリ!!インストールしてから登山へいこう
- 7.長かった「霧ヶ峰満喫山行」も無事ゴール、そして「中腹往復券」の真実
- 8.今回歩いたコースはこちら
- 霧ヶ峰を【山と高原地図】でも楽しもう!
- 【もしもの時のために・・・】紙地図も携行しよう!
7.長かった「霧ヶ峰満喫山行」も無事ゴール、そして「中腹往復券」の真実
基本的には見通しの良い一本道であるとはいえ、時おり下山道が分岐している箇所があります。下山にかかるときこそ道迷いに注意しなくてはなりません。一つ分岐を間違えただけで全く違う場所に出てしまい、帰りのバスにも間に合わなかった・・・などということはよくあるミスです。だんだんと登山道が集約していく登りと違って、下りの場合には道が次々と枝分かれしていきます。下山こそ気を引き締めなければなりません。要所ではアプリを確認しながら進みましょう。
いつまでも続いて欲しいと思えるほどの北側外輪山でしたが、さすがにこれだけ歩くと足に疲労が溜まり始めます。「もう眺めは十分堪能したし、そろそろ下りたいなあ・・・」
そこで再び登場するのが、そう、あの「中腹往復券」です。この後掲載する地図を確認していただくと分かるのですが、北側外輪山を歩き終えると、なんと、運命かのごとくリフト中腹の駅近くの分岐に出るのです!
これでこのままスムーズにリフトに乗り下山することができます。この「中腹往復券」こそが、無駄無く霧ヶ峰の魅力を余すことなく堪能する大切な鍵の一つだったのです。
下りのリフトに乗ればあっという間にスタート地点の車山高原バス停に到着です。疲労をため込んだ足に下りのリフトは非常にありがたい。喜びをかみしめつつ、茅野駅行のバスを待つ筆者であった・・・。
さて今回の「霧ヶ峰満喫山行」いかがだったでしょうか。一見リフトで簡単に往復出来てしまうだけの山のように見えますが、少し計画を工夫するだけで「絶景あり」「湿原あり」「美しい稜線歩きあり」という盛りだくさんの1日を楽しむことができました。皆さんも訪れる機会がありましたら、ぜひ霧ヶ峰が持つ様々な魅力にふれてみてくださいね。
8.今回歩いたコースはこちら
スタート:車山高原バス停
→車山展望リフト(スカイライナー)
→中腹
→車山
→ころぼっくるひゅって
→沢渡
→八島ヶ原湿原
→ビジターセンターあざみ館
→男女倉山(ゼブラ山)
→北の耳
→南の耳
→中腹
→車山展望リフト(スカイライナー)
ゴール:車山高原バス停
霧ヶ峰を【山と高原地図】でも楽しもう!
本登山には、登山ルートの計画作成や現在地の確認ができる「山と高原地図」アプリを使用しました。
アプリには2種類あります。
・月額、年額課金で山と高原地図63エリア分の登山コース情報がダウンロードし放題の「山と高原地図ホーダイ」
・1エリア分を購入してダウンロードできる「山と高原地図(コンテンツ課金版)」
アプリ名称、アプリのアイコンが似ているので、間違わないように注意しよう。
アプリアイコン | ||
アプリ名称 | 山と高原地図 | 山と高原地図ホーダイ |
料金 | DL1回につき650円(税込) | 月額500円(税込)もしくは 年額4800円(税込) |
DLできる登山地図 | 1回のDLで山と高原地図1エリア分をDL可能 | 山と高原地図全63エリア分をDLし放題 |
登山計画作成機能 | × | ○ |
ダウンロード |
【もしもの時のために・・・】紙地図も携行しよう!
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】山と高原地図 編集部
『山と高原地図』シリーズは、1965年より毎年発行、登山を楽しむ方に長く親しまれ続けているロングセラー登山地図。深田久弥による「日本百名山」をすべて収録し、主要な山岳エリアを網羅しています。
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