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コールマンに聞く!【テントの基礎知識 vol.03 ソロ・デュオキャンプ向きのテント】ゼロからでもわかる! 画像:コールマン

塩田真美

更新日: 2024年9月8日

コールマンに聞く!【テントの基礎知識 vol.03 ソロ・デュオキャンプ向きのテント】ゼロからでもわかる!

キャンプに出かける際、最初に準備したいキャンプ用品「テント」。

今回はニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部の広報担当者に、ソロやデュオなど少人数のキャンプに合ったテントの選び方について、解説してもらいました。

ソロキャンプではコンパクトさや手軽さを重視

ソロキャンプは自分一人なので、最低限、寝室部分が確保できればいいという考え方もできますし、できるだけ荷物を軽量・コンパクトに抑えたいというニーズがより高くなります。そんなときに重宝するのが、「ドーム型」の1~2人用「コンパクトテント」です。

ドーム型の「ツーリングテント」はコンパクトながら居住性が高く、設営も比較的簡単です。とりわけ傘のように広げればすぐに設営できるワンタッチタイプのものは、ビギナーでも手軽に設営することが可能です。

「別売りのポールがあれば前室に日よけ・雨よけスペースもつくれるので、より快適に過ごすことができます。さらにゆったりと空間を使って過ごしたい場合や、ソロキャンプ以外でも使いたい場合は、3~4人用以上のテントを選んでもいいでしょう」

画像:Amazon

コールマン ツーリングドーム/ST

デュオキャンプではタープでリビング空間を確保

一方、夫婦やカップルなど2人で楽しむデュオキャンプの場合は、ソロとは違ってリビング空間の確保がマストになります。やはりテントとタープのセットか、両者が合体した「2ルーム」が基本になるでしょう。

「1~2人用のドーム型テントに、日よけや雨よけとなるタープを組み合わせて、リビング空間をつくります。壁で囲まれた『スクリーンタープ』か、壁がなく開放的な『ヘキサタープ』のどちらかを選んでつなげましょう。なお、タープはテントのサイズに合うものを選ぶ必要があります。あらかじめ適合したタープがセットになっている商品もあるので、選ぶ手間をかけたくない場合はそれを利用する方法もあるでしょう」

画像:コールマン

コールマン タフワイドドーム

少人数向けの「2ルーム」もおすすめ

第2回で説明したように、現在主流なのは寝室とリビングが一体化した「2ルーム」タイプのテントです。一度の設営で両方のスペースを確保できるので、人気があります。ファミリーキャンプに適していますが、少人数用のものも用意されています。

「2~3人の使用に適したコンパクトなトンネル型2ルームテントは、ポールが少なくて設営しやすいトンネル構造を採用し、剛性アップも両立させたアイテムです。トンネル型で幅や高さに余裕があるので、2人ならゆとりある空間が十分楽しめるのではないでしょうか」

リビングと寝室を別々に用意する必要がない「2in1」スタイルなので、作業的にも経済的にもメリットが大きいといえるでしょう。

このように、少人数のキャンプにも適したテントがいくつも用意されています。テントは人数だけでなく、居住性、コンパクトさ、軽さ、設営の簡単さなど、自分なりの優先順位を見極めてから、よく比較して選ぶようにするといいでしょう。

画像:コールマン

コールマン ワイドティピー

【取材協力】コールマン

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】塩田真美

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    出版社で女性誌、マネー雑誌の編集に携わり、現在はフリーの編集者、ライターとして活動。求人誌の著名人インタビューを長年担当し、作家やアーティスト、俳優、芸人、スポーツ選手など、200人以上に取材。得意分野はマネー、観光関連。趣味は磨崖仏+花巡り。

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