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コールマンに聞く!【テントの基礎知識 vol.02 ファミリーキャンプ向きのテント】ゼロからでもわかる! 画像:コールマン

塩田真美

更新日: 2024年9月8日

コールマンに聞く!【テントの基礎知識 vol.02 ファミリーキャンプ向きのテント】ゼロからでもわかる!

キャンプに出かける際、最初に準備したいキャンプ用品「テント」。

今回はニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部の広報担当者に、ファミリーキャンプに合ったテントの選び方について、解説してもらいました。

一度の設営で寝室とリビング空間がつくれる「2ルーム」

3人以上のファミリーでキャンプに行く場合、寝室部分はもちろんですが、ゆったりとしたリビング空間を確保することが大切です。特に、あちこち動きたがる小さな子どもがいる場合は、ストレスなく動き回れる十分なスペースを確保したいところです。

そんなファミリーキャンプにピッタリなのが、「2ルーム」タイプのテントです。このタイプは寝室とリビングの空間が一度の設営で簡単につくれることから人気があり、現在主流となっています。

「寝室とリビングが合体した『2in1』スタイルなので、設営の手間が少なくてすみます。テントとスクリーンタープが一体となっているため、雨が降っても出入りが楽ですし、室内が囲まれていて外から覗かれる心配もなく、プライバシーが守られます。

雨がテント内に吹き込んでくることが少ないのもうれしいポイントです。たとえ悪天候でテントを閉め切ったとしても、リビングにある程度の広さを確保できるので、雨の日でも子どもたちが室内で飽きずに過ごすことができます」

画像:コールマン

コールマン タフ2ルーム DX/3025

居住性の高い「ドーム型」は、タープと組み合わせて使用

2ルームタイプ以外のテントの場合、一般的には寝室部分となるテントに、リビング空間をつくれる日よけ・風よけ用の「タープ」を組み合わせて使用します。

例えば、「ドーム型」のテントは、骨組みとなる2本のポールをクロスして反らせることにより、半球体状にして設営するタイプです。

「ポールが少なく簡単に設営できるうえ、天井がドーム状に広がっているので圧迫感がなく、居住性が高いのが特徴です。風に対する強度も高く、外からの視線をカットするスクリーンタープや、開放的なヘキサタープをつなげることで、人数に合わせて快適なリビング空間をつくることができます」

画像:コールマン

コールマン タフワイドドーム V 300

シンプル構造の「ワンポール型」は設営も撤収も楽ちん!

小さい子どもを連れたファミリーキャンプの場合、両親のどちらか一方が子どもの面倒を見て、もう片方が一人でテントを設営することになるケースも少なくないでしょう。そんなときに役立つのが、1本のポールで支える「ワンポール型」のテントです。

「構造がシンプルなので手順も比較的スムーズで、一人でも素早く立ち上げられます。設営も撤収も楽なのが一番の魅力です」

ワンポール型もドーム型同様に寝室部分だけなので、やはりタープを組み合わせて使います。

画像:Amazon

コールマン ティピー

「ツーポール型」なら、さらにワイドなリビング空間も

もっと大人数のファミリーキャンプにも対応するのが、2本のポールで立ち上げられる「ツーポール型」です。

「このタイプはワンポール型を2つつなげたようなシンプルな構造で、やはり簡単に設営できます。タープを組み合わせることで、ゆとりあるリビング空間をつくり出すことができます。

なかには、別売りのポールやインナーテントを加えて、スペースを拡張したり、寝室を2部屋にしたりすることができるタイプのものもあります。人数に合わせて、アレンジすることが可能です」

各タイプの特徴を踏まえ、家族の人数や子どもの年齢などに応じて、使い分けるといいでしょう。

画像:Amazon

コールマン 2ポールシェルター

【取材協力】コールマン

 

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】塩田真美

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    出版社で女性誌、マネー雑誌の編集に携わり、現在はフリーの編集者、ライターとして活動。求人誌の著名人インタビューを長年担当し、作家やアーティスト、俳優、芸人、スポーツ選手など、200人以上に取材。得意分野はマネー、観光関連。趣味は磨崖仏+花巡り。

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