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【岐阜】金華山で絶景と観光を満喫しよう!初心者必見のハイキングスポットも 山頂からの景色

山と高原地図 編集部

更新日: 2024年9月7日

【岐阜】金華山で絶景と観光を満喫しよう!初心者必見のハイキングスポットも

秋の紅葉シーズンも本番を迎える季節となってきました。

休日は澄んだ空気や美しく色づいた紅葉など、五感を使って秋を楽しみたいものですね。

今回は、気軽にハイキングに挑戦できる岐阜県の「金華山」をご紹介します!
ハイキング初心者の方やご家族でお出かけしたい方にもおすすめですよ!

山頂に岐阜城を有する金華山アクセス情報

山頂に岐阜城を有する金華山アクセス情報
山頂の景色と岐阜城〈画像提供:岐阜市観光コンベンション課〉

岐阜県岐阜市に位置する「金華山」は標高329mの山で、「ツブラジイ」の花が咲くと金色に輝いて見えることから、その名がつけられたと言われています。

コースは初心者の方でも挑戦しやすいハイキングコースから本格的な登山コースまで全部で10コースあります。どのコースも1時間程で登頂できるため、金華山はお子さま連れのご家族や、初心者の方にもチャレンジしやすい山なのです。

金華山登山口まで電車で向かう場合は、JR岐阜駅か名鉄岐阜駅まで行き、長良橋方面へ行くN系統のバスか、市内ループ左回りバスに乗り込みます。バスに乗る事約15分、「岐阜公園・歴史博物館前」で下車しましょう。

車で向かう場合は名神高速「岐阜羽島インター」より、岐阜環状線経由で約1時間15分。または、東海北陸自動車道「一宮木曽川インター」より、名岐バイパス経由で約25分です。岐阜公園堤外駐車場が利用できます。

■岐阜公園堤外駐車場
営業時間:8:30〜21:00 年中無休
料金:1時間まで無料・1回310円
※駐車場の数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関の利用がよいようです。

ハイキング前にチェック!ハイキングする際の服装と持ち物

ハイキング前にチェック!ハイキングする際の服装と持ち物
準備は万全に!

金華山は初心者でもOKとはいえ、動きやすい服装と登山靴は必要です。その他にも最低限必要なものがいくつかあるので、ハイキングに行く前に揃えて準備しておきましょう。

○服装
・動きやすい服装(10月〜11月は肌寒くなるので重ね着できる服装が◎)
・登山靴(靴底がしっかりしたものがおすすめ)
・帽子

○持ち物
・リュックサック
・タオル
・虫除けスプレー
・ランプ
・救急用品
・水分補給など

自然の中のマナーを守り、気持ちよくハイキングを楽しんでください!

金華山ハイキングコース紹介

金華山ハイキングコース紹介
ハイキングコース紹介〈画像提供:エエトコタント岐阜市〉

ハイキングの出発ポイントとなる金華山の登山口は、岐阜公園の両サイドにあります。コースは全部で10コース。中でも初心者やお子さま連れの方におすすめなのが、「めい想の小径」や「七曲り登山道」というコースです。
そのほかにも「百曲り登山道」や、最も険しいと言われる「馬の背登山道」などがあります。登山に慣れている方は、後者のコースにチャレンジしてみてください!

「七曲り登山道」コースで金華山山頂までハイキング!

「七曲り登山道」コースで金華山山頂までハイキング!
七曲り登山道ハイキングの様子

今回は、初心者、お子さま連れの家族にもおすすめな「七曲り登山道(大手道)」で金華山山頂を目指してハイキング。道のりは約1,900mで、山頂までは約1時間でたどり着けます。

七曲り登山道入り口

岐阜公園より南に進むと、「七曲登山道」と書かれた看板が見えてきます。ここからはしばらく、スロープ状の道なりを登っていきます。
歩く道は道幅も広く、きれいに整備されていてお子さまが一緒でも安心して歩けます。

唐釜ハイキングコースとの分岐点

30分ほど歩くと、唐釜(からかま)ハイキングコースとの分岐点に差し掛かります。今回は「岐阜城方面」に進みますが、「唐釜ハイキングコース」をたどると「東阪ハイキングコース」に出ることができ、岩戸公園に通じています。照葉樹林やヒノキなどの植物が多く見られ、そちらも気持ちの良いハイキングコースです。

岐阜城方面へ進む

分岐点からは階段が続きますが、めげずに頑張っていきましょう!

ひたすら階段を登っていくよ!

道幅が狭くなるところも

時にはこのように、道幅が狭いところも現れます。初心者でも超えていくことができるハイキングコースなので、気をつけて進んでいけば問題はありません。

途中で見える景色は圧巻!

ハイキングの途中、こんなフォトジェニックな景色にも出会えます!足元には要注意ですが、岩の上にとって写真撮影をすると、まるで山の中に浮かんでいるような素敵な写真がとれますよ。

岐阜城手前にあるリスと出会える「リス村」

岐阜城手前にあるリスと出会える「リス村」
リスに餌やり体験ができる <画像提供:リス村>

分岐点から30分ほどハイキングコースを登って行くと「リス村」という、野生のリスと触れ合える施設があります。自然の中で子どもたちと遊ばせたいという願いから開村された場所で、「忍び返し」という細工が施された柵の中で、リスたちは自由に、のびのびと暮らしています。
ハイキングの途中に立ち寄って、癒やされちゃいましょう!

ぎふ金華山リス村

住所
岐阜県岐阜市金華山山頂
交通
JR岐阜駅から岐阜バス長良橋方面行きで15分、岐阜公園歴史博物館前でぎふ金華山ロープウェーに乗り換えて4分、金華山頂駅下車すぐ
料金
入村料=大人400円、小人300円※ロープウェー往復利用で100円割引/(各障がい者手帳持参で本人半額、うち第1種、1級手帳持参で本人と介護者1名半額)

岐阜城がみえてきたら金華山山頂までラストスパート!

岐阜城がみえてきたら金華山山頂までラストスパート!
岐阜城の看板

「リス村」からさらに進むと岐阜城の天守閣が見えてきます。金華山山頂まで、写真の左側に見える石畳の階段が続いています。天守閣が見えたらあと少し!頑張ってハイキングコースを登りきりましょう!

金華山山頂にある「岐阜城」

岐阜城に到着!元々は斎藤道三という人の城でしたが、その後城主となったのが、かの有名な織田信長。「岐阜城」という名前が付いたのは、織田信長の時代になってからということです。

岐阜城の展望場所から南西方面にみた景色〈画像提供:岐阜市観光コンベンション課〉

西方面から見た景色〈画像提供:岐阜市コンベンション課〉

岐阜城は最上階まで上がることができ、長良川や岐阜市内を一望することができます。標高329mにある岐阜城は、東には恵那山や木曽御岳山、北には乗鞍や日本アルプス、西には伊吹、養老、鈴鹿の山並み、南には濃尾の大平野が広がっています。
城の中は史料展示室になっているので、歴史に興味ある方はぜひ行ってみてください!

岐阜城

住所
岐阜県岐阜市金華山天守閣18
交通
JR岐阜駅から岐阜バス長良橋方面行きで15分、岐阜公園歴史博物館前下車、徒歩5分の山麓駅からぎふ金華山ロープウェーに乗り換えて3分、山頂駅下車、徒歩8分
料金
入場料=大人200円、小人100円/(団体30名以上は2割引、高齢者・障がい者は入場無料)

金華山山頂に到着!おいしい空気と名物で英気を養って

金華山山頂に到着!おいしい空気と名物で英気を養って
金華山展望台からの景色!

金華山山頂に到着し、あたりを見回してみるとこの景色……!
山頂には綺麗なトイレや休憩所も完備されているので、登りきったあとはゆっくり休憩できますよ。また、時間がある方は、ぜひ岐阜城に立ち寄ってみてください。

金華山の展望レストラン「ル・ポンドゥ・シェル」からの景色〈画像提供:ぎふ金華山ロープウェー〉

金華山の頂付近には、岐阜市の町並みと長良川を一望できる展望レストラン「ル・ポンドゥ・シェル」があります。おいしい空気を吸って体を動かせば、おなかもぺこぺこ!食事もよりおいしく感じますよね。

「信長どて丼」〈画像提供:ぎふ金華山ロープウェー〉

おすすめは、岐阜県で有名な「信長どて丼」。綿糸卵の上に赤味噌で煮込んだ豚ホルモンと牛すじがたっぷりのっていて、おいしさが体に染みこんでいくかのよう!
その他にも「道三鶏ちゃん丼」や「光秀みそかつ丼」など、岐阜の名物がたくさん揃っていますので、岐阜名産を堪能してくださいね!

■ル・ポンドゥ・シェル
住所:500-0000 岐阜県岐阜市槻谷3 金華山山頂
電話:058-262-6784
交通:山頂にあるため、ロープウェーまたはハイキング
営業時間:10:00〜16:30
休業日:無休
カード利用:不可
駐車場:なし
公式HPはこちらから

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