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【滋賀・雪山登山入門】圧倒的な琵琶湖の雪景色!滋賀の名峰「蛇谷ヶ峰」

【滋賀・雪山登山入門】圧倒的な琵琶湖の雪景色!滋賀の名峰「蛇谷ヶ峰」
山頂からは琵琶湖と雪景色の大パノラマが展開

琵琶湖の西、滋賀県と京都府を隔てている比良(ひら)山地は、知る人ぞ知る素晴らしい雪山の宝庫です。標高はどの山も1,000m前後と、そこまで高い山はないのですが、比較的降雪量が多く、満足度の高い雪山歩きが楽しめます。

その中でも特にオススメしたいのが、比良山地北部の「蛇谷ヶ峰(じゃたにがみね)」。登山時間短くて済みますし、登山道は比較的なだらか。山頂では雪景色が見られるとあって、冬でも多くの登山客で賑わいます。琵琶湖と雪景色のコラボレーションを、180度以上の広角で望める景色はここでしか見られません!

雪が積もるとより明確になる「蛇の形の谷」

山頂からは真っ青な琵琶湖と、それを囲む冠雪の峰々。琵琶湖岸も雪で覆われ、青と白の美しい対比を見せてくれます。

「蛇谷ヶ峰」という山の名は、山頂から眺めた時に、麓の谷が蛇の形に見えることから名付けられたのですが、冬は雪のおかげでその輪郭がくっきりと!

初めて登る場合は、「くつき温泉てんくう」のある「グリーンパーク想い出の森 登山口」か、「朽木いきものふれあいの里 登山口」から登るのがルートとしてオススメです。土・日曜であれば登山客も多く、より安心でしょう。

■蛇谷ヶ峰(ジャタニガミネ)
住所:滋賀県高島市朽木柏
交通:グリーンパークか、朽木いきものふれあいの里から往復徒歩3時間〜4時間
駐車場:無料駐車場あり

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【長崎・雪山登山入門】島原半島のトレードマーク「雲仙普賢岳」

【長崎・雪山登山入門】島原半島のトレードマーク「雲仙普賢岳」
荒々しい火山と霧氷のコラボレーションが楽しめる「雲仙普賢岳」

長崎県の最高峰「雲仙普賢岳」。海から立ち上がる、どっしりとした山容が特徴的で、島原半島のトレードマークとして知られています。九州自体、あまり雪山のイメージはないのですが、この雲仙普賢岳は知る人ぞ知る霧氷の名山です。

寒さが厳しい日の翌日に訪れれば、荒涼とした山肌に雪の花が咲き乱れます。地元では「花ぼうろ」と呼ばれているほど、思わず見惚れてしまう佇まい。まるで冬に満開を迎える桜のようです。

霧氷の先には島原半島を囲っている海のパノラマが展開!

雲仙普賢岳のもう一つの魅力は、霧氷越しに海が眺められるということ。四方を海に囲まれて立つ山ならではの特徴です。雪とは無縁な港町と、本格的な雪山世界が一つの場所に共存している、とても稀有な場所です。

なお、雲仙普賢岳にはロープウェイが運行しており、ロープウェイ公式ホームページから当日の霧氷付着情報が分かります。現地を訪れる際に、必ずチェックして訪れてください。
より本格的な登山をしたい場合はロープウェイを使わず、車でアクセスできる仁田峠からの登山道もオススメです。

雲仙ロープウェイの情報はこちら

雲仙普賢岳

住所
長崎県雲仙市小浜町雲仙
交通
JR長崎本線諫早駅から島鉄バス雲仙方面行きで1時間20分、別所口で島鉄バス仁田峠方面行きに乗り換えて25分、仁田峠下車すぐ(ロープウェイ仁田峠駅)
料金
ロープウェイ往復=大人1290円、子供650円

【滋賀・雪山登山中級】山上の雪原世界を闊歩!雪粉舞う「霊仙山」

【滋賀・雪山登山中級】山上の雪原世界を闊歩!雪粉舞う「霊仙山」
一面真っ白に染まる「霊仙山」の冬

御在所岳と同じく、鈴鹿山地に属する「霊仙山(りょうぜんざん)」
知名度はそれほど高くありませんが、根強いファンのいる山です。その理由は、山頂付近に展開する「カルスト地形*」の草原。山上に突如として異世界が現れるような景色変化が、多くの登山客を虜にしています。

*カルスト地形…地表に露出した石灰岩が二酸化炭素を含んだ雨水によって溶食されてできる地形(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

白い峰々へ足跡が残る風景は、冒険心を掻き立ててくれる

霊仙山は冬になると山肌が綺麗に雪に覆われ、一面真っ白な世界に!そこにあるのは、なだらかな峰々と点々とした霧氷たち。雲の動きに合わせて陰影を生み、雪粉舞う風景は独特の趣があります。

登山道はしっかり整備されているものの、自分の思い思いに雪原歩きが楽しめるのも、霊仙山ならではの魅力。霧が出ていると道に迷いやすいので、天候と相談しながら計画を立ててくださいね。

■霊仙山(リョウゼンザン)
住所:滋賀県犬上郡多賀町霊仙
交通:八坂神社から往復徒歩4時間〜6時間
駐車場:八坂神社(登山口)に有料駐車場あり
備考:アイゼン必須

【兵庫・雪山登山中級】西日本屈指の雪稜歩きが楽しめる「氷ノ山」

【兵庫・雪山登山中級】西日本屈指の雪稜歩きが楽しめる「氷ノ山」
リフトで氷ノ山登山口へ大ワープ!

本州西部、中国地方の背梁をなす中国山地。最高峰は伯耆(ほうき)富士と讃えられる「大山(だいせん)」ですが、もう一つ存在感のある山が「氷ノ山(ひょうのせん) 」です。

氷ノ山は、兵庫県養父市と鳥取県若桜町にまたがる標高1,510mの山。氷ノ山国際スキー場やハチ高原スキー場などがあり、もっぱらウインタースポーツが盛んな山ですが、雪山登山も高い人気を誇っています。その理由は、リフトを活用できるアプローチの良さと、西日本屈指の雄大な雪稜歩き!

雄大なパノラマ広がる雪稜歩きは「氷ノ山」の醍醐味

リフト終点から1時間ほど登ると、同じく中国山地の鉢伏山と、その背景にある雄大な日本海を見渡しながら、ふかふかの雪山ハイキングが楽しめます。
傾斜も比較的ゆるいため、前半さえ頑張れば、あとはあまり疲れずに登頂できるのも魅力です。

道に迷いやすいのが難点なので、あらかじめ登山地図で詳細をよく確認するほか、登山客が多い土・日曜を選択するようにしましょう。

氷ノ山

住所
兵庫県養父市福定
交通
JR山陰本線八鹿駅から全但バス鉢伏行きで50分、鉢伏口下車、徒歩50分
料金
リフト券=1000円/リフト1日券(平日)=大人3500円、子供2000円/リフト1日券(土・日曜・祝日)=大人4200円、子供2000円/

冬だからこそ出会える絶景がある!雪中登山に挑戦しよう

冬だからこそ出会える絶景がある!雪中登山に挑戦しよう
雪山登山でしか見られない絶景、得られない充実感がある

冬の楽しみといえば、スキーやスノーボード。雪山ならではの綺麗な風景、冬の朝ならではのパリッとした寒さ、非日常の世界を駆け抜ける疾走感がたまらない、という方も多いでしょう。そんな方も、今回ご紹介した「雪山登山」をぜひ冬の楽しみに加えてみてください。

登る山を吟味し、しっかり事前準備をすれば、誰でも楽しめるアクティビティ。そして、登り切った人にしか見られない絶景と感動が待っています。
天候の良い冬の休日を狙って、挑戦してみてはいかがでしょうか?

山と高原地図で登山を楽しもう

『山と高原地図』シリーズは、1965年より毎年発行、登山を楽しむ方に長く親しまれ続けているロングセラー登山地図です。谷や尾根、等高線や登山道を綿密に描き、実踏調査に基づいた登山ルート・コースタイムなどを掲載、

その『山と高原地図』シリーズアプリは、慣れ親しんでいる地図をお手持ちのスマートフォンでも見られるだけでなく、GPSを使って地図上で現在地を確認したり、自分が登ったルートの記録をする、といった機能により 登山・ハイキングがますます楽しくなるアプリになっています。

記録したルートをメールで送信して、PCで登山記録を管理したり、登山コミュニティサイトに投稿して記録を共有することもできるので、活用方法は無限に広がります。地図データは全てスマートフォン本体に格納しますので、携帯電話の電波が届かない山中でも安心して使用することができますよ。

アプリアイコン
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料金DL1回につき650円(税込)月額500円(税込)もしくは

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

『山と高原地図』シリーズは、1965年より毎年発行、登山を楽しむ方に長く親しまれ続けているロングセラー登山地図。深田久弥による「日本百名山」をすべて収録し、主要な山岳エリアを網羅しています。

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