トップ > アウトドア >  登山・ハイキング >

【東京】高尾山の紅葉を見に行こう!都心から1時間の紅葉狩り

山と高原地図 編集部

更新日: 2024年9月9日

【東京】高尾山の紅葉を見に行こう!都心から1時間の紅葉狩り

都心から西へ約1時間。東京都八王子市にある高尾山。

豊かな自然に恵まれ、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。

そんな高尾山の紅葉シーズンは例年11月中旬~12月上旬。

高尾山へ、ぜひ紅葉狩りに訪れてみてはいかがですか?

都心から1時間足らずで紅葉を楽しめる!アクセス抜群の高尾山

都心から1時間足らずで紅葉を楽しめる!アクセス抜群の高尾山
高尾山の玄関、京王線高尾山口駅

高尾山の玄関となるのは、京王電鉄高尾線の終着駅、高尾山口駅。新宿からは1時間足らずで到着です。駅舎のデザインは、「和の大家」と称される建築家の隈研吾氏によるもので、広場に向かって杉材がせり出し、解放感が漂います。

駅舎を出ると西方に高尾山が。山に向かって歩道が整備され、数百メートル歩くと高尾山ケーブルカーの清滝駅前広場に出られます。

タイミングによってはトイレが混み合うことも考えられます。高尾山口駅か、ケーブルカー・リフトのチケット売り場でトイレを済ませておくとよいですね。

高尾山を望む清滝駅前広場

高尾山を望む清滝駅前広場
紅葉で彩られる清滝駅前広場

清滝駅前広場から高尾山を望む風景は「八王子八十八景」にも選定されており、一年を通して数多くの人々で賑わいます。広場には数多くのベンチが設置されていて、春にはサクラ、秋にはモミジの紅葉と、広場を包む季節の彩りを鑑賞できますよ。

「高尾山もみじまつり」が開催されれば清滝駅前広場で行われるステージイベント

「高尾山もみじまつり」が実施されると、清滝駅前広場には特設ステージが設けられ、土日祝日を中心に獅子舞や和太鼓、大正琴演奏など多彩なイベントが行われます。

3つの方法から選べる高尾山の登山

3つの方法から選べる高尾山の登山
3つの方法から選べる高尾山の登山

高尾山登山の方法は以下の3つ。

① 登山道を自分の足で登る
② ケーブルカー
③ リフト

登りは足で、下りはケーブルカーで、と異なる方法で移動することも可能です。体力にあわせて気軽に登ることができるのがよいですね!登山道は所々に急な傾斜もあるので、服装や靴はそれなりの準備をしておきましょう。

高尾山には6つの登山コースが設けられていますが、最も歩きやすい1号路の表参道コースを登れば、山頂まで1時間半ほどです。

ケーブルカー乗場前で案内をする係員

いくら傾斜が緩くても、上り坂を歩くと疲れるもの。その場合はケーブルカーかリフトを利用すれば楽々なのですが、紅葉の見頃時期には待ち時間が出ることもあるため、 土日祝日の9:00~11:00は避けるのがオススメ

待ち時間が長くなるとトイレが不安になりますが、山の麓ではケーブルカーとリフトの共通チケット売場、山の中腹では、各々の乗場に設置されています。

登山道を自分の足で登る

登山道を自分の足で登る

高尾山には1号路から6号路、稲荷山コースなどいくつもの登山コースがあります。普段着でも登れるコースから、少しハードなコースまで様々です。

高尾山のコースについて知りたい場合は、こちらの記事をチェックしてください。

ケーブルカーで快適に登山!

ケーブルカーで快適に登山!
高尾山のケーブルカー

ケーブルカーの所要時間は約6分。清滝駅前広場から疲れることなく展望台が設置される高尾山の中腹まで登ることができます。

高尾山中腹のケーブルカーの高尾山駅

左右を紅葉が流れるリフトで登山

左右を紅葉が流れるリフトで登山
リフトの左右を彩る紅葉

ケーブルカーの所要時間は約12分と、ケーブルカーに比べると若干のんびりですが、ケーブルカーの高尾山駅のすぐ下まで登ることができます。乗り場の待ち時間が長い可能性はありますが、紅葉を見ながらゆっくり行くのもよいですね。

紅葉がきれいなリフト乗り場。

見頃は11月中旬~12月上旬!360度のパノラマで紅葉が広がる展望台

見頃は11月中旬~12月上旬!360度のパノラマで紅葉が広がる展望台
高尾山の中腹の展望台

高尾山の中腹には、360度のパノラマで紅葉を見渡すことができる円筒形の展望台が設置されています。紅葉のベストシーズンは例年11月中旬~12月上旬 頃。

展望台からは高尾山の景色が広がり、オオモミジやイロハモミジなどで秋の化粧をしています。山には約1,500種の植物が群生しており、常緑樹の緑と紅葉が独特のバランス感覚で、見事なグラデーションを創り上げます。澄んだ空気も心地よく、全身で秋を感じてみてください!

展望台から一望する関東平野

展望台から紅葉越しに遠方を眺めると、関東平野の眺望が開けています。天候が良ければ、新宿の高層ビルや東京スカイツリーまで見ることができますよ!

展望台にはカフェやBBQが楽しめるレストランが設けられており、絶景パノラマを眺めながら気分爽快なランチタイム。標高約500メートルからの絶景は、なによりのごちそうです。

1 2

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

『山と高原地図』シリーズは、1965年より毎年発行、登山を楽しむ方に長く親しまれ続けているロングセラー登山地図。深田久弥による「日本百名山」をすべて収録し、主要な山岳エリアを網羅しています。

まっぷるウェブでは、登山、トレッキング、ハイキングに関する情報や、おすすめの登山ギアについて紹介していきます!

>>ウィキペディア(Wikipedia)

エリア

トップ > アウトドア >  登山・ハイキング >

この記事に関連するタグ