更新日: 2024年9月8日
コールマンに聞く!【マット・コット編 vol.02 インフレーターマットの選び方】
泊まりがけキャンプの必需品は「寝袋」ですが、その下に置くレイヤードアイテムとして「マット」や「コット」があります。
今回はニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部の広報担当者に、インフレーターマットの選び方についてお聞きしました。
目次
寝心地抜群で手間いらずのインフレーターマット
マットは寝袋と並んで、泊まりがけのキャンプに欠かせないアイテムです。その主な役割は、寝袋の下に敷くことで、外気や地面の凸凹の影響をできるだけ受けさせないようにすることです。
前回説明した通り、マットには大きく分けて、ウレタンフォーム内蔵の「インフレーターマット」、使用時は厚みがあってコンパクトに収納できる「エアーマット」、薄くて大きく広げられる「フォールディングマット」の3種類があります。
「マットを選ぶ際の主なチェックポイントは、①寝心地、②収納性、③価格帯の3点です。寝心地のよさという点では、インフレーターマットが優れていて、自宅のベッドのような感覚で使用できるため、現在主流となっています。
厚さは5~10cm程度で、収納ケースをポンプ代わりに使用できるので、別途ポンプを用意する必要がなく、手軽に設営できます。ただ、エアーマットに比べると収納時のコンパクト性がやや劣り、価格帯も高めです」
インフレーターマットのおすすめアイテム① キャンパーインフレーターマットハイピーク
数あるインフレーターマットのなかでも、厚さが10㎝あり、まるで自宅のベッドのように快適な寝心地を得られるのが、「キャンパーインフレーターマットハイピーク」です。
「厚みがあるため、底冷えも軽減されて、快適に眠れます。また、逆止弁を採用しているため、設営時には空気が外に漏れにくいうえ、撤収時には途中で作業を止めても空気が逆戻りすることがないので、スムーズに抜くことができます。さらに空気を足したいときは、収納ケースがポンプになるので便利です」
■キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル
参考価格:1万7490円(税込)
サイズ:使用時/約198× 68×10cm、収納時/φ約21×72cm
重量:約2.7kg
材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
仕様:収納ケース式ポンプ
付属品:収納ケース
>>公式HPはこちら
インフレーターマットのおすすめアイテム② コンパクトインフレーターマット
インフレーターマットの寝心地と収納性の両立を図ったのが「コンパクトインフレーターマット」です。
「厚さが6cm、幅が74cmあって寝心地がよいうえ、たたむと幅26cm程度に収納できて、重さも725gと非常にコンパクトです。できるだけ荷物を軽量化したいソロキャンプにおすすめです」
ほかにも、さまざまなインフレーターマットが用意されているので、比較検討するといいでしょう。
■コンパクトインフレーターマット/S
参考価格:9900円(税込)
サイズ:使用時/約186×74×6cm、収納時/φ約11×26cm
重量:約725g
材質:75Dポリエステル(TPUコーティング)
仕様:収納ケース式ポンプ
付属品:収納ケース
>>公式HPはこちら
【取材協力】コールマン
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】塩田真美
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出版社で女性誌、マネー雑誌の編集に携わり、現在はフリーの編集者、ライターとして活動。求人誌の著名人インタビューを長年担当し、作家やアーティスト、俳優、芸人、スポーツ選手など、200人以上に取材。得意分野はマネー、観光関連。趣味は磨崖仏+花巡り。