更新日: 2024年8月22日
バイクのキルスイッチって何?【初心者必見】役割や基本的な使い方、注意点まで解説
今回は「キルスイッチ」について解説します。
バイクに乗り始めると、操作方法や交通ルールなど、覚えることが山積みですよね。
そんな中「キルスイッチって何?」 「どんな時に使うの?」そう思っている方もいるのではないでしょうか。
そんな疑問や不安も、この記事を読めばスッキリ解決しますよ!キルスイッチの基本的な役割から使い方、注意点まで分かりやすく解説していきます。
それでは、キルスイッチの基本的な役割から見ていきましょう!」
目次
バイクのキルスイッチとは?
バイクのキルスイッチは、その名の通りエンジンを切るためのスイッチ。走行中に何らかのトラブルが発生した場合や、緊急時にエンジンを瞬時に停止させるための緊急停止装置として使用します。
走行中に転倒しバイクから手が離れてしまった場合、転倒の仕方によってはエンジンが止まらなかったり、アクセルが戻らず開いたままの状態になってしまった時、キルスイッチがあればエンジンが暴走するのを防ぎ、二次的な事故を防ぐことができます。
キルスイッチは予期せぬ事態が発生した際に、ライダーを守るための重要な役割を担っているんです。
キルスイッチとメインキーとの違いは?
キルスイッチは、エンジンを停止させるためのスイッチですが、メインキーとは役割が異なります。
メインキーは、バイクのエンジンのオン、オフやハンドルロックをするために使用しますが、キルスイッチは、走行中の急なトラブルや事故発生時に、瞬時にエンジンを停止させるための緊急停止装置としての役割を担っています。
キルスイッチの場所や種類
キルスイッチは、ライダーがすぐに使用できるようにハンドル周りに設置されています。
右ハンドルスイッチボックス周辺が多いですが、車種によっては左側に設置されているケースもあります。
形状もいくつかの種類があり、主なものは以下の通りです。
- プッシュ式:ボタンを押すことで回路のオンオフを切り替える、最も一般的なタイプです
- 回転式:スイッチを回転させることで回路のオンオフを切り替えるタイプです
- セルボタン一体型:セルボタンとキルスイッチが一体になっていて、セルボタンを押しながら特定の操作をすることでキルスイッチのオンオフを切り替えるタイプです
自分のバイクにどのタイプのキルスイッチが搭載されているか、事前に確認しておきましょう。
キルスイッチを使うシチュエーションと注意点
キルスイッチをオフにした状態ではエンジンが停止しますが、オルタネーター(発電機)も停止するため、バッテリーが充電されなくなります。そのため、キルスイッチをオフにしたまま走行すると、バッテリーが上がり、再始動できなくなる可能性があります。
キルスイッチは、あくまで緊急時や一時的なエンジン停止に使用するもので、メインキーのように常用するものではないことを覚えておきましょう。
キルスイッチをしっかり理解して、安全なバイクライフを送ろう!
ここまで、バイクのキルスイッチについて、その役割や使い方、注意点などを解説してきました。
今回の記事の内容を参考に、キルスイッチへの理解を深め、より安全で快適なバイクライフを送りましょう!
ツーリングマップルが運営するWebサイト「Route!」
「Route!(ルート)」は旅人の地図ツーリングマップルが運営するバイク旅や自転車旅、ドライブに役立つアプリ&メディア。絶景ロードやおすすめルート、名所やグルメ、便利アイテムなど旅のプランに役立つ記事や動画を紹介します。
バイク好きならぜひチェックしてみて!
僕らを走らせる地図アプリ「Route!」
アプリ版の「Route!」には、旅のノウハウやエッセイ、新しい道路・施設・製品のニュースなどの記事と、編集部セレクトの動画などが閲覧できる<メディアパート>と、ツーリングマップルの地図を活用してさまざまな旅が出来る<地図パート>からなります。※地図パートは「プレミアム機能」のご登録により使えるようになります。
【機能のご案内】
①ツーリングマップルの地図をシームレスに閲覧!
書籍に収録されている地図を、スマホで自位置を表示しながら見ることができます。
※書籍の地図とは一部仕様が異なる部分があります。
※書籍に収録されていてもアプリでは表示できない地図があります(拡大図や広域図、各種テーマ地図など一部)
②「旅の履歴」が残せる!
自分の走行ログが簡単に記録できます。記録されたログは写真や文章を添えて、「旅の履歴」として残していくことができます
③オフラインでも地図が閲覧できる!
エリアを指定して地図データをダウンロードすると、電波の届かない場所でもツーリングマップルの地図を自位置表示付きで見ることができます。
【Route!アプリ】
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
ライトな情報だけでなく、「山・バイク・キャンプ・スキー」など昭文社ならではの独自コンテンツを掛け合わせた、少しディープなオリジナリティのある情報も提供します!