更新日: 2021年8月31日
【千葉】“泊まれる小学校”『ちょうなん西小』は遊びかた無限大!夢の教室泊体験!
皆さんが小学校に通っていた頃、できたらいいな~と一度は抱いていた夢はありませんでしたか?
『グラウンド・体育館をひとりじめしたい!』
『教室に泊まってみたい!』
『職員室でお茶してみたい!』などなど…
実はなんと、それらを全て実現できてしまう場所があるんです!
目次
それは、都心から車で90分、千葉県長生郡 長南町にある『ちょうなん西小』。
2017年3月末に、惜しまれつつもその学校としての役目を終えたかと思いきや…なんと!
今年7月に“泊まれる学校”に姿を変え、再び『開校』したのです。
『仲間と泊まる学校』というフレーズにわくわく!さっそく現地に行ってみました。
千葉ちょうなん西小に登校!
千葉県のほぼ中央に位置する長南町は、都心からのアクセスがスムーズ!
東京から車で向かうなら約90分。
公共交通機関を利用の場合、東京駅発の高速バスで1時間ほどで最寄りの市原鶴舞バスターミナルに着きます。
バスターミナルから車で約20分。『仲間と泊まる学校 ちょうなん西小』に到着!
外観は学校の姿をそのまま残し、初めて訪れるとは思えない懐かしさを感じます。
早速ちょうなん西小を探索していきましょう!
みんなで体育!ボールもラケットも使い放題『プレイエリア』
◇学校ならでは!広々『グラウンド』
目の前に広がるグラウンドは、思わず駆け出してしまう広々スペース!
周辺を緑に囲まれ、サッカーや野球も難なくのびのびと楽しめます。
◇明るい開放感!雨の日も安心の『体育館』
ちょうなん西小の体育館は、天井が高く、壁は大きい格子窓。光がたくさん入る明るい空間です。
格子窓を全て開けば、心地よい風が入る最高のプレイエリアに早変わり!
体育館ならではの匂いと、キュッキュッと鳴る靴の音に懐かしい気持ちになりますね。
【プレイエリア】グラウンド/体育館
1日1団体利用/宿泊者専用
みんなが使えるカフェや図書室!『地域交流棟』
校舎2棟の内の片方は宿泊スペースとは別に、一般にも開放している『地域交流棟』。泊まらずにふらりと立ち寄って使用できるスペースです。
◇『CHONAN Nishisho CAFE』
職員室をリノベーションした、おしゃれな雰囲気のこちらのカフェでは、3種類のそば粉をブレンドしたこだわりのガレットや、季節の野菜や果物を使ったちょうなん西小特製ジェラートを頂くことができます。詳しいメニューはこちら。
【営業時間:11:00〜16:00】
◇本の匂いが懐かしい『図書室』
小学校ならではの児童図書から、大人が読みたい実用雑誌まで幅広い蔵書ラインナップ。
◇お母さんに嬉しい『キッズルーム』
こどもに優しいふかふかのフロアシート。遊具や絵本も充実しています。
そのほか廊下など、随所に学校らしさが残ります。
【地域交流棟】
カフェ/図書室/ベビールーム/キッズルーム
一般利用時間:11:00~16:00
まるで修学旅行!?夢の教室泊がかなう『宿泊棟』
地域交流棟を一周した後は、いよいよ宿泊者のみの『宿泊棟』へ。
◇教室が1部屋まるごと宿泊室!
元教室が改装された宿泊室は畳の部屋とベッドタイプの部屋の二種類あります。
ベッドメイキングはリネン室からシーツを運ぶセルフサービス。
みんなで布団を並べれば気分は修学旅行!合宿や研修、団体旅行などに最適です。
広~い教室内に並ぶ布団。
団体向けの宿泊施設なのでは…と思いきや、家族や友達2~3人で泊まれる個人プランでの宿泊も歓迎とのこと。
学校宿の雰囲気を味わってみたい方はぜひ気兼ねなく予約してみてくださいね。
◇お風呂は長南町に湧く名水を使用!
そして、学校の教室を丸ごと改装したお風呂場も気になる所。お風呂場のドアを開けると、なんとそこにはヒノキが香る浴槽が!
お風呂のお湯は、なんと日本の名水百選に選出された、長南町『熊野(ゆや)の清水』を使用しているとのこと!
お湯は使う人ごとに張り替えすることも可能です。
◇食事は食堂で給食スタイル!みんな揃って「いただきます!」
ちょうなん西小の食事は朝・昼・夜と、セルフサービスの給食スタイル。
食堂に集まって、皆で楽しく配膳しましょう。給食をBBQに変更することもできます。
宿泊者のみ使用できる特別教室も!
◇みんなでセッション♪『音楽室』
大型の打楽器やピアノなど、持ち込みの難しい楽器が利用できるのが嬉しいポイント。
(宿泊者専用教室 利用は21:00まで)
◇芸術合宿にも!『図工室』
机の天板を引き上げればデッサン机に早変わり!
(宿泊者専用教室 利用は21:00まで)
宿泊前に、仲間を集めて使い方会議♪
ちょうなん西小の施設担当の方にお話を伺うと、
・校舎全てを使った肝試しレクリエーション
・美術部の制作合宿
・企業懇親会・研修・セミナー
などなど、予想しなかった楽しい・賢い使用方法が宿泊者から飛び出すことも。
皆さん思い思いのアイデアでこのちょうなん西小を利用しているそう。
まさに、アイデア次第で楽しみ方無限大!
10月は体育館でハロウィン仮装パーティーをしたり、
12月はロードバイクに乗る宿泊者がサンタの恰好をして長南町を走り、町内の子どもたちにプレゼントを配布したり。
ちょうなん西小オリジナルイベントも季節ごとに随時開催されるもよう。
ぜひ公式FB/インスタグラムでその楽しいようすを覗いてみてくださいね。
仲間と泊まる学校 ちょうなん西小
住所:千葉県長生郡長南町佐坪1348-1
宿泊料金:団体利用50,000~円、個人利用5,000~円
※料金・ご予約の詳細については公式サイトをご確認ください。
千葉の新着記事
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!