更新日: 2025年1月13日
5分で読める富山市観光の魅力!ニューヨーク・タイムズ「2025年に行くべき52カ所」でランクイン!【今週の注目記事】
ニューヨーク・タイムズ「2025年に行くべき52カ所」に富山市が30番目にランクインしました。
このニュースは地元市民も驚いたほどですが、昨年選出された山口市のことを考えると納得のいく選出だったと考えられます。
昨今深刻化するオーバーツーリズムに対して、「混雑を避けながら、文化的な感動とグルメを楽しめる」点が評価されたようです。
しかしながら、有名観光地…とは言えない富山市。
富山の観光といえば黒部峡谷や、世界遺産五箇山、氷見の寒ブリなどを思い浮かべる方が多いと思います。
富山市…はて、観光?
そんなあなたに富山市の観光の魅力を5分でサクっとご紹介します!
富山市は富山観光の玄関口!
富山湾を抱くように平野が広がり、三方を山々に囲まれた富山県。県庁所在地・富山市は城下町として発展し、路面電車の走る市街地には近代的な都市空間が広がっています。東京とは北陸新幹線でつながり、富山空港から富山市へは直行バスで25分程度、420円でアクセスできます。富山県内や岐阜・長野の人気観光地の玄関口で、富山市を起点に様々な場所へアクセスできます。下の図でチェックしてみましょう。
富山県の観光といえば?
立山黒部アルペンルート・黒部峡谷エリア
新潟・長野の県境あたりには立山黒部アルペンルートや黒部峡谷エリアがあり、険しくも美しい秘境の地として知られています。春には室堂の巨大な雪の壁「雪の大谷」を求めて多くの観光客が訪れ、大自然のパワーを力強く感じることができます。
寒ブリ・ベニズワイガニ・ホタルイカ
富山湾に面する各地の漁港は獲れる魚介も様々で、特に氷見漁港の寒ブリや新湊漁港のベニズワイガニが有名。県東部では春の風物詩であるホタルイカが名物です。
高岡・おわら風の盆
街歩きをするなら歴史的な景観が楽しめ、日本三大仏のひとつ、高岡大仏が鎮座する高岡に行ってみましょう。また「越中八尾 おわら風の盆」で知られる八尾もおすすめです。
五箇山の合掌造り集落
ノスタルジックな合掌造りの集落がある五箇山では、民謡や和紙づくりなど独自に発展した文化にも注目してみましょう。
富山市で観光するならこの3つはマスト!
①富山の伝統を楽しむ「ます寿し」と「富山の薬売り」体験!
ます寿しは富山の名産品の代表格。ほどよい酸味と口の中にじわりと広がる旨さがやみつきに。ます寿しは駅ナカで買えたり、手作り体験(所要45分)もできます!
富山の薬売りの始まりは江戸中期。先用後利(用いることを先にし、利益は後から)という理念に基づき、先に薬を預けて使った分だけ集金する配置販売で全国に広まりました。富山市では「座売り」の老舗で薬を対面販売で買えたり、レトロなパッケージの薬を買うことができます。
②アートな富山駅周辺をめぐる!
富山駅北口には富山県美術館をはじめ、美しい建物やアートスポットが充実。公園やカフェにも立ち寄って、のんびりとアートのまちを満喫しましょう。
③駅ビル直結の施設や周辺のお店で地元グルメを味わう!
JR富山駅ビルの商業施設「MAROOT」では、朝どれ魚介を買うことができます。またホタルイカや白エビを堪能できる店も。駅近くの人気店もチェックしてみましょう。
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