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コールマンに聞く!【テントの基礎知識 vol.04 テント・タープ選びのポイント】ゼロからでもわかる! 画像:コールマン

塩田真美

更新日: 2024年12月26日

コールマンに聞く!【テントの基礎知識 vol.04 テント・タープ選びのポイント】ゼロからでもわかる!

キャンプに出かける際、最初に準備したいキャンプ用品「テント」。

今回はニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部の広報担当者に、テントとタープを選ぶ際のポイントについて、解説してもらいました。

定員のほか、広さ、設営方法などをチェック

テントを選ぶ際に最も重要なのは、使う人の数です。ここまで見てきたように、ソロなのか、デュオなのか、ファミリーなのか、参加人数によって適したテントのタイプは変わってきます。

「各商品のスペック情報には適合する使用人数(定員)が書かれているので、必ずチェックしましょう。その範囲内に収まるもの、さらに少し余裕をもたせた人数のものを選べば間違いがありません」

また、テントの形状やタイプによって、確保できるスペースの広さが変わり、居住性や快適性にも差が出ます。どういうものが自分に合っているのかを事前に確かめておきましょう。

さらに、設営の手間や作業量もテントのタイプや商品によって異なります。特にまだキャンプに慣れていない初心者や、周りの協力が見込めない場合は、自分が現在できることの範囲をよく見極めて、そのレベルに合ったものを選ぶようにしましょう。

暑さ対策を重視した遮光素材にも注目!

それ以外にも、テント選びで注目したいポイントがあります。近年、温暖化による気候変動の影響で、キャンプを行う際の暑さ対策が注目されています。

「コールマンでも暑い環境下で快適なキャンプライフを過ごしてもらえるよう、素材の研究や開発を進め、テントにも遮光性や遮熱性、通気性を向上させた素材を使った商品を順次投入しています。テクノロジーの進化は著しいので、そうした素材の面にも注目して選んでもらえるとうれしいですね」

画像:コールマン

タープはスクリーンとヘキサの2種類から選択

一方、キャンプサイトでくつろげるリビングスペースをつくるために、テントにつなげて使う重要なアイテムが「タープ」です。タープには大きく分けて、壁で囲まれた「スクリーンタープ」と囲まれていない「ヘキサタープ」があります。

「スクリーンタープは壁に囲まれているので、外から覗かれる心配がなく、保温性に優れているうえ、プライバシーを確保しやすいというメリットがあります。一方、壁に囲まれていないヘキサタープは開放感にあふれ、より周囲の自然や風を直に感じられるのが特徴です。どちらを重視したいかによって使い分けるといいでしょう」

また、テントとタープを組み合わせれば寝室とリビング空間が出来上がりますが、別売りのポールやインナーテントを加えることで、スペースを拡大したり、もう一つ部屋を増やしたり、スペースを拡張できるものもあります。

「キャンプ用品、特にテントは決して安くはない買い物なので、最初から完璧なものを求めるのは難しいかもしれません。その点、最初はレンタルでいろいろ試してみてから買うというのも、効果的な方法です。また、一度買ったら終わりではなく、少しずつアイテムを足し、使いやすいようにカスタマイズして、自分に合ったスタイルをつくり上げていくという楽しみ方もあります」

自分に合ったテントを見つけて、快適なキャンプライフを楽しみましょう。

画像:コールマン

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【取材協力】コールマン

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】塩田真美

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    出版社で女性誌、マネー雑誌の編集に携わり、現在はフリーの編集者、ライターとして活動。求人誌の著名人インタビューを長年担当し、作家やアーティスト、俳優、芸人、スポーツ選手など、200人以上に取材。得意分野はマネー、観光関連。趣味は磨崖仏+花巡り。