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初心者キャンパーによる初めての親子キャンプ vol.4【朝ごはんと片付け編】 不便を楽しむのもキャンプならでは!

やまだともこ

更新日: 2024年12月26日

初心者キャンパーによる初めての親子キャンプ vol.4【朝ごはんと片付け編】 不便を楽しむのもキャンプならでは!

先月、子どもとキャンプに行ってきました。自分があれこれ決めなければならないキャンプは今回が初。

初心者親子キャンパーによるレポート。朝ごはんと片付け編です。

キャンプ場の朝は5時頃から始まっていた

前の晩は特にやることもなく、22時半頃には就寝。

キャンプ場の朝は早く、私は寝慣れない場所ということもあって4時半頃に起床。5時半頃になると周りのテントの方々も起きてきて、少しずつ動き始めた音が聞こえていました。

6時頃になると、火を起こしたり、ご飯を作り始めるサイトもちらほら。

今回、我が家の朝ご飯は、事前にホットサンドかカップ麺の二択で考え、子どもが熱望したのでカップ麺となりました。普段朝からカップ麺を食べることはないので、子どもにとっては特別なメニュー。キャンプならではの朝ご飯です。

少し寒い朝にはカップ麺の温かさが体にしみる

せっかくキャンプに来たのだから不便を楽しむ

私たちも6時頃から火を起こし始めました。自宅なら5分もあればカップ麺とコーヒーに使う分ぐらいの湯は沸かせますが、ここでは火を起こすところから。

キャンプ経験者の友人からは、お湯を沸かすためだけに火を起こすのは大変だから、カセットコンロがあると便利だと事前に教えてもらっていたのですが、我が家にカセットコンロがないのと、特に急ぐこともないので火を起こすことにしました。

お湯を沸かしていると雨がポツポツと降り始めてきました。予報ではお昼すぎから雨でしたが、山なのでしかたがない。火が消えてしまわないか確認しながらお湯を沸かしますが、なんだかんだで時間がかかり、カップ麺を食べ始めたのは7時。準備を始めてから1時間もかかりました。

でも、普段の生活のように効率ばかりを考えるのではなく、不便を楽しむのもキャンプならでは。

火を起こしてからお湯が湧くまでに30分以上

念願のキャンプ場で淹れたコーヒー

私たちはのんびりとカップ麺を堪能していましたが、雨が降ったり止んだりしていたこともあり、気づけば周りのみなさんは早くも撤収作業。

キャンプ慣れしている人たちは、天気が悪くなることを見越して動くのか片付けを手早く済ませています。その反面、私はコーヒーを飲みながらゆっくりと過ごしてようやく片付け開始です。

キャンプ場で淹れて飲むコーヒーは格別

テントの片付けがない分、撤収作業がだいぶラクに

レンタルのテントは立てたまま帰ってOKだったので楽チンです。中に敷いたエアマットは空気を抜き、事前に練習したようにコンパクトに畳んで丸めて袋にしまい、毛布もベルトでまとめます。

テーブルやチェアは地面と接していた部分をウェットシートで拭いて畳み、持ち帰るゴミなど荷物をまとめます。BBQコンロは灰を灰捨て場に捨て、管理棟に運んで返却完了。

雨が弱くなったタイミングでクルマに荷物を運び、雨が強くなってきたらテントで休憩。休んだり荷物を運んだりを繰り返し、9時半頃にはすべて運び終えることができました。

チェックアウトは12時。すぐに帰るのもなんだか味気ないので、テントの中から景色を眺めたり、ゴロゴロしましたが、雨が強いと山道をクルマで走るのも大変になるので10時にキャンプ場をあとにしました。

ゴミの下にはシートや新聞などを敷くと安心

今回初めて親子でキャンプに行き、普段の生活とは違って不便なところもあるし、テレビもゲームもない中でしたが、子どもは嫌ではなかったようです。帰り道に、どんなところが楽しかったか聞いたところ、「テントが秘密基地みたいで楽しかった! また連れてって」と言っていたほどでした。

火を起こしたり、率先して洗いものを手伝ってくれたりと、子どものいつもとは少し違った面を見ることができ、私自身もまた子どもとキャンプに行きたいと思っています。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】やまだともこ

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14年間都内でフリーペーパーの制作に携わり、出産を機に地元静岡にUターン。フリーランスとしてライター業や編集業を行っています。虫嫌いのためアウトドア活動は避けてしましたが、子どもが小学校高学年になってキャンプに興味を持ち始めたことから、2024年ついに親子キャンプデビューしました。