更新日: 2024年12月26日
車を買うなら憧れだったジムニー一択!【vol.01 購入理由編】2児のパパがジムニーに10年乗ってわかったこと
都内に住む会社員の井上さんは、2015年からスズキ ジムニーに乗り続けています。
この車で野外フェスやスキーに出かけるなどアウトドアにもフル活用しているそうですが、2人の男の子を育てるパパでもある彼は「ジムニーはファミリーカーである」と断言します。
この連載ではアウトドアファンからも高い人気を誇るジムニーの魅力を、ファミリーカーという目線で紹介していきます。
目次
ライフステージの変化で生まれた車への意識
はじめまして、ジムニーを愛車として乗っている井上といいます。この連載では、ジムニーへの想いや長年乗ってわかったことを伝えていければと思います。
第1回はジムニー購入に至った理由。そこから話していきましょう。正直、欲しい車というものがなかったんです。そもそも車に興味がなかった。音楽活動を長くやっていて、そっちのほうはコツコツ機材を集めたりしていますが、車を買おうと思ったことはなかったんですね。
一人暮らしのままだったらたぶん買ってなかったと思います。車を買ったのは30代半ばでしたが、僕らの世代は車を持たない人も多い。やはりお金もかかるし、休みの日にしか乗らないとなるともったいない……だから、自分にとっても高嶺の花だったんです。でも、結婚して子供ができるとなって車を買いたいという気持ちが生まれました。なので、車を買うきっかけとしては、ライフステージの変化というのが一番大きかったですね。
ジムニー愛は幼少期から? 特撮ヒーローから受けたインパクト
いざ車を購入することになり、唯一欲しいと感じた車がスズキ ジムニーでした。もう最初から、迷いはなく一択! 今考えると昔から強い憧れがあったように思います。
ジムニーとの出会いは実は幼少期なんです。1982年に放送されていた特撮ヒーローもの『宇宙刑事ギャバン』という番組で主人公が乗っていたのがジムニーでした。幼いながらにかっこいいなという印象を受けたんですね。その影響でジムニーが強く心に残っていたわけです。
その後、ミニ四駆ブームなどもあり子供カルチャーとして楽しみました。当時はラジコンも流行っていたから大きなオフロードの四駆も人気でしたが、僕の中では、車といえばやっぱりジムニーだった。もちろん、『ギャバン』の時代にあの車はジムニーだという認識はなかったわけですが、のちにその車の名前を知り、憧れの存在となりました。
なので、迷わずスズキのディーラーに行ったんです。当時ペーパードライバーだったのでなんだか恥ずかしくて試乗はしませんでした(笑)。でもファミリーカーとして成り立つかはチェックしましたね。
よくジムニーは3ドア、それが不便だと思われがちですが、前席を後部座席からバタンと倒すのも意外と簡単。足で前の席の後ろ下部に付いているレバーを踏むだけでした。ディーラーにシートの倒し方を説明してもらい、「ああ、こんな感じか」と納得したうえで購入を決めました。
「軽」自動車なので経済的にも大きいメリット
また、ジムニーは軽自動車というのも特徴ですよね。今のシニア世代は「軽」自動車に対してまだネガティブな印象を持っていました。普通車がメインで、軽自動車がサブというイメージの人って今もけっこう多いと思います。軽自動車ということでジムニーに対しても訝しがられていました。
でも、軽自動車ゆえの魅力があるんじゃないかとも思うんです。軽自動車は維持費が安い! 税金や車検代、保険料、高速料金などがすべて安くなるわけです。感覚として普通車の半額くらいですね。これは経済的にも大きなメリットです。これもジムニーを選んだ理由のひとつと言えます。
僕が乗っているのは「新型ジムニー」ではなく以前のモデルなのですが、次回は「旧型」の魅力、そして「新車」で購入した理由を語りたいと思います。
ジムニーは幼い頃から憧れの車であり、ファミリーカー・軽自動車としての利点も感じると井上さん。ファミリーカーのイメージはそれほど浸透していないジムニーですが、10年近くジムニーに乗る彼はさまざまな魅力を知っているはず。これからどんな話が聞けるか楽しみです!
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【筆者】半澤則吉
1983年生まれ、福島県出身。編集・ライター。印刷会社勤務を経て2013年に独立。雑誌、書籍、ウェブ媒体で執筆。ウェブサイト「さんたつ」に「ライブハウスは家である」を連載する音楽好きとして、各地の野外音楽フェスをわたり歩く。2023年、四半世紀ぶりに雪山復帰、冬はスキーを楽しむ。著書に『東京ビートルズ地図』(交通新聞社、共著)、『町中華名店列伝』(自由国民社、共著)などがある。