更新日: 2024年12月25日
【福岡県・初詣2025】年初め行事やアクセス、例年の人出など情報満載!福岡の初詣スポットおすすめ7選
新年の恒例行事と言えば初詣。正月三が日に参拝したり、おみくじをひいたり、破魔矢や絵馬を買い求めたりする人も多いと思います。この記事では、福岡県のおすすめ初詣スポットをご紹介します。どこへ初詣に行くか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。事前に初詣スポットをチェックして2025年を良い年にしましょう!
目次
【福岡県のおすすめ初詣スポット】筥崎宮
平安時代の雅を今に伝える玄界灘に面した八幡宮
延長元(923)年、醍醐天皇が国家鎮護のために建立したといわれ、宇佐、石清水と並んで日本三大八幡宮のひとつに数えられます。御祭神は応神天皇(八幡大神)と、その母である神功皇后、海の神様である玉依姫命の三柱。参道沿いには花庭園があり、正月には冬ぼたんが公開されます。わらで作った雪囲いの中でひそやかに花開く冬ぼたんは、華やかな姿とはまた違った風情を楽しめます。俗に「玉せせり」とも呼ばれる「玉取祭」は、玉に触れると災難を逃れ幸運を授かるといわれる正月の名物行事です。
【福岡県のおすすめ初詣スポット】十日恵比須神社
「えびす様」と「だいこく様」に商売繁昌を祈願する
御祭神は事代主神(えびす様)と大国主神(だいこく様)。商売繁昌・家内安全・開運招福にご利益があることで知られています。毎年1月8日から11日までは「正月大祭」が行われ、期間中の参拝者は約100万人といわれています。なかでも、新春の華を飾るのが、9日の宵えびすの午後に行われる「徒歩(かち)詣り」。三味線、笛、太鼓で十日えびすの唄をはやしながら、博多芸姑の行列が神社に参拝し、一年の開運・商売繁昌の祈願をします。
人出/約1000人(「正月大祭」期間は約100万人)
行事/2025年1月8日~11日 正月大祭(福引き・開運御座ほか)、2025年1月9日 徒歩(かち)詣り(15:00到着予定)
>>十日恵比須神社の詳細を見る
【福岡県のおすすめ初詣スポット】鷲尾愛宕神社
日本三大愛宕の一つで、福岡の守護社
福岡市西区に位置する愛宕山頂に古来より鎮座する福岡最古の神社。縁結び・厄除開運・商売繁盛・家内安全・受験合格・学業成就・安産成就・交通安全・病気回復・無病息災・円満解決等すべての願い事を叶え、禁酒・禁煙などのあらゆる禁断の神として広く崇敬を集めてきました。「神社一の初日の出」として有名で、元日には「初詣縁起大行列」ができ、三が日は例年約50万人の人出でにぎわいます。また、玄界灘などが一望に見渡せる名勝地やパワースポットとしても知られ、福岡の観光名所として、多くの参拝者や観光客が訪れます。
人出/約50万人
行事/2024年12月31日 23:00 除夜祭、2025年1月1日 3:00 元旦祭、2025年1月24日 正月大祭
>>愛宕神社の詳細を見る
【福岡県のおすすめ初詣スポット】高良大社
家族の厄除開運と延命長寿を祈るなら、やっぱりここばい高良さん
高良玉垂命が主祭神で、厄ばらいと長寿のご利益で名高い。高良山信仰はこの地方独特で、地域に多い玉垂宮の本宮はこちら。まさにこの土地ならではの神様です。古くから延喜式内名社大社・筑後一ノ宮・正一位と常に地域筆頭の格式を誇り、現社殿は国の重文、神籠石は国の史跡に指定されます。高良山は仕事始めからの企業参拝も多く、一ノ宮の高良大社で筑後随一の景色をながめ、新年が先行き明るく見通せる良き一年となるよう祈りたいですね。
【福岡県のおすすめ初詣スポット】宗像大社
道の神様として古代より信仰されてきた日本最古の神社の一つ
宗像大社とは、玄海灘に浮かぶ孤島、沖ノ島にある沖津宮、大島にある中津宮、本土にある辺津宮の総称。天照大神の御子神である宗像三女神が降臨した海域は大和朝廷にとって朝鮮半島や中国大陸に近く、貿易や文化交流の玄関口として重要な場所でした。宗像三宮では、皇室安泰、国家繁栄を祈る国家祭祀が大和朝廷により行われました。沖ノ島からは約8万点におよぶ神宝が出土し、そのすべてが国宝。正月には多くの初詣客でにぎわいます。また、大漁旗をたなびかせた漁船120隻がパレードする秋の「みあれ祭」も有名です。
人出/約10万人
行事/2024年12月31日 15:00 大祓式・除夜祭、2025年1月1日 9:00 歳旦祭、2025年1月3日 9:00 元始祭
>>宗像大社の詳細を見る
【福岡県のおすすめ初詣スポット】太宰府天満宮
菅原道真公の御墓所であり、受験生の聖地
学問の神様として崇められている全国の天満宮の総本宮といわれます。天然記念物の樟の大樹に守られた御本殿は天正19(1591)年に造られたもので、華麗な桃山様式を伝えています。道真公を慕って京から一夜にして飛んできたと伝えられる飛梅は、境内に6000本ある梅に先がけて1月初旬ごろにつぼみがほころびはじめます。三が日の参拝者数は200万人以上にのぼり、正月4日には宮大工の仕事始めの儀式「斧始祭」、7日には木彫りのうそ鳥を交換し合う「鷽替え」、そして煙と炎に包まれる勇壮な「鬼すべ」の神事が行われます。
【福岡県のおすすめ初詣スポット】宮地嶽神社
西日本有数の参詣者数を誇る、金成・商売繁昌・開運の神
息長足比売命(神功皇后)が大陸に渡る前に、宮地岳の頂に祭壇を設け、祈願したのが起源。大注連縄のある拝殿、七福神社、稲荷神社と進んでいくと、全国でも最大級の横穴式石室古墳のある不動神社へ達します。この石室からは馬具、瑠璃玉などが発見され、20点が国宝に指定されています。また、境内では桜、藤、菖蒲など四季を通して花が楽しめます。平成22(2010)年に葺き替えられた黄金に輝く御本殿は圧巻です。
九州・沖縄の新着記事
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!