更新日: 2024年11月26日
ばってん少女隊『九伝』ゆかりの伝承&スポットガイド!楽曲を聴きながら九州を旅しよう
九州を中心に、全国・海外へと活動を広げているアイドルグループ「ばってん少女隊」。
「ばっしょー」の愛称でファンに親しまれ、今後さらなる飛躍が期待されているグループです!
そんな注目株の彼女たちですが、2024年11月13日に5枚目となるフルアルバム『九伝』をリリース!
今回のアルバムでは、九州に伝わる神話や伝承がテーマとなっているようです。
そこで今回は、ばってん少女隊『九伝』の各楽曲と、それぞれのゆかりの地や伝承をご紹介します。
ぜひ、九州・聖地巡礼旅にお役立てください♪
※各スポットへ訪れる際には、マナー・ルールを守って楽しみましょう。
目次
- ばってん少女隊『九伝』ってどんなアルバム?
- 1曲目:九州北部地域の渡来人をモチーフにした「トライじん」
- 2曲目:神楽×コールの融合で文化を継承した「My神楽」
- 3曲目:ばってんそん降臨 !瓊瓊杵尊が舞い降りる「it’s 舞 calling」
- 4曲目:心優しい豊玉姫となまずの伝承がモチーフの「ureshiino」
- 5曲目:「でんでらりゅーば!」長崎のわらべ歌をみんなで歌おう
- 6曲目:天照を誘い出す?令和の儀式は「サニー・サイド・スリープオーバー」
- 7曲目:九州で一番有名な歌?令和版「あんたがたどこさ〜甘口しょうゆ仕立て〜」
- 8曲目:キラキラの日差しを浴びて♡キュートで爽やかなクリスマスソング「ヒナタベル」
- 9曲目:令和の時代とともに未来へ!「BAIKA」
- 『九伝』ゆかりの地へ!ばってん少女隊の楽曲を聴いて九州旅行をもっと楽しもう
ばってん少女隊『九伝』ってどんなアルバム?
前アルバム『九祭』から2年の時を経てリリースされる5枚目のアルバム、『九伝』(きゅうでん)。
九州各地の伝承にまつわる古(いにしえ)の世界観をテーマとして取り入れながら、アイドルらしいキュートな魅力と、エレクトロニックなダンスミュージックが楽しく調和した9曲が収録されています。
まさに過去と未来をつなぐ楽曲が揃っていて、隊員(ファン)は感動すること間違いなし!2025年の結成10周年を目前とし、グループのさらなる進化を遂げる予兆を感じさせる作品ばかりです。
1曲目:九州北部地域の渡来人をモチーフにした「トライじん」
1曲目を飾る「トライじん」は、軽やかなパンチの効いたアッパーチューン!「九州から全国まで、元気にしたい」という想いも伝わってくるような明るい楽曲です。
九州はアジア大陸から程近く、その昔多くの渡来人の来訪の地でした。このとき持ち込まれた大陸の文化と日本の文化が融合し、独自の文化が形成され日本は発展していきます。
そんな歴史をモチーフとした「トライじん」は、美しい短調の音楽とユーロビートが織りなす、異国情緒たっぷりの前奏が特徴的。一度聴くとリズムが頭から離れないかもしれません。キャッチーなサビのフレーズはノリがよく、今後のライブやフェスで定番曲となること間違いないでしょう♪
「トライじん」を聴いて訪れたい場所:福岡港中央ふ頭
そんな「トライじん」のミュージックビデオは「唐人町プラザ甘棠館」「筑紫野市総合公園」「奈多漁港」など福岡県内の複数のスポットで撮影されていますが、特におすすめしたい場所が「福岡港中央ふ頭」です。
ミュージックビデオではメンバーの背景に港やフェリーが映し出されていますよね。ここは九州の海の玄関口で、多くの人と物が行き交う博多港。楽曲と同じく、エネルギッシュな場所です!
「トライじん」を聴きながら、海と彼方に広がる大陸の風を感じてみてはいかがでしょうか。
アクセス:地下鉄空港線天神駅からバスで約15分
2曲目:神楽×コールの融合で文化を継承した「My神楽」
2曲目は「九伝」のリード曲となる「My神楽」。大分県日田(ひた)市に伝わる「神楽」をモチーフとし、ばってん少女隊と隊員との掛け合いが楽しめるノリの良い一曲が誕生しました!
「神楽」とは、神様を楽しませるために、人々が華やかな衣装を身にまとって、太鼓や笛の音に合わせて舞うもので、それが発展してお祭りなどでも人々が歌い踊り継がれています。まさに「My神楽」そのもの♩
ミュージックビデオでは、メンバーたちがひしゃくと桶を手に踊っていますが、これは竹田(たけた)市の萩神社に伝わる「湯立て神楽」をイメージしています。
歌詞に出てくる「テフリササ 」とは笹の束のことで、神様に供えたお湯を笹で振り散らしかけてもらうと、魔除けや長寿になるそう。ライブでばってん少女隊のメンバーたちにかけてもらうイメージを持って聴いたら、願いが叶うかもしれません…!
「My神楽」を聴いて訪れたい場所:日田祇園祭
「My神楽」を聴いてぜひ訪れてほしいのが、夏の風物詩である「日田祇園祭」です。
約300年の歴史をほこり、8基の絢爛な山鉾が地域を巡行しますが、神楽の圧倒的なエネルギーとパフォーマンスにびっくり!夜は数多の提灯が美しく輝いて、ばってん少女隊のライブを彷彿とさせるかもしれません。
また日田は、江戸時代には幕府直轄の領地(天領)で、なかでも豆田地区は城下町であり、白い壁の旧家が立ち並ぶ風情のある場所。現在はカフェやおみやげ屋も多く、観光にもおすすめですよ♩
日田祇園祭
- 住所
- 大分県日田市豆田地区・隈地区・竹田地区
- 交通
- JR久大本線日田駅から徒歩15分(豆田八坂神社)
- 営業期間
- 7月20日過ぎの土~日曜
- 営業時間
- イベントにより異なる、詳細は要問合せ
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 要問合せ
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