佐賀県小城市はローカルフーズ＆ドリンクにあふれた町 クラフトジンやカルチャー焼きを堪能しよう

佐賀県のほぼ中央に位置する小城市。佐賀市方面からの公共機関でのアプローチは、JR佐賀駅から唐津線を利用すれば15分ほどでJR小城駅に着きます。運行は1時間に1本程度なので、行き帰りともにスケジュールに合わせて事前に時刻表を確認しておきましょう。

車利用の場合の最寄りのI Cは、長崎自動車道小城スマートI C 。ETC専用なので、こちらも注意が必要です。

鉄道の場合
JR佐賀駅
↓　唐津線16分 280円
JR小城駅

車の場合
小城スマートIC
↓　県道44、48、42号線で約3.3km
JR小城駅

天山山系を源とする名水と、羊羹や海苔など地域の原材料を使ったクラフトジンを製造・販売している蒸溜所。日本酒の酒蔵をリノベーションした蒸溜所内は、ホタルをイメージした照明が目を引きます。ジンのボトルにもホタルが舞います。

クラフトジンの「OGIGIN想（そう）」シリーズは、東京ウイスキー＆スピリッツコンペティション2023のジン部門で佐賀県初の金賞を受賞した「OGIGIN想オリジナル」と「OGIGIN想プレミアムブレンド」、OGIGIN想オリジナルをオーク樽で熟成させた「OGIGIN SOW DARK」の3種類。オンラインショップでも手に入ります。

子供が大人気分を味わえると人気のある「こどもびいる」の製造で有名な友桝飲料。小城工場では、炭酸飲料や果汁飲料の生産工程を見学することができます。工場見学のあとには、特製シロップを好みでブレンドしてつくったオリジナルドリンクの試飲もOK 。

「カルチャー焼き」は、ピザ、玉子、ツナなどの惣菜が入った回転焼き。有浦米穀店に併設のテイクアウト店で、その種類はなんと18種！ 味付けにマヨネーズを使い、回転焼きの皮の甘さとマヨネーズの相性は抜群。1人で20 個以上買う人もいるほどの人気ぶり。

清水の滝近くの鯉料理店。創業50年の老舗で、三代目が板場に立ちます。看板メニューの鯉のあらいは鯉こく付きで1人前からオーダー可能。一番人気の「鯉の洗い定食」は、1日10食限定です。

養鶏所が手がけるショップ。コッペパンやソフトクリーム、ケーキなど鮮度の高い卵を使った商品は人気が高く、閉店前に売り切れることもしばしば。イートインコーナーがあり、アイスコーヒーなどのドリンク類はすべて共通価格です。

昭和ながらのレトロな雰囲気がここちよく、ついつい長居してしまいそうな喫茶店。洋食からうどんまでメニューの幅も数も多く、パフェだけで50種類。数あるパフェメニューのなかでも「小城羊羹と白玉の塩きなこパフェ」は、ひときわ小城らしさが光ります。

今川焼きの皮にカレーを入れたカレー焼きが看板商品。形がスティック状のため、カレーがはみ出しにくく、食べやすいのが特徴。林さん夫婦が切り盛りする店で、カレー焼きのできあがりを待つ時間にご主人の趣味である鉄道模型を見学することもできます。