京都府の桜の名所・お花見スポットおすすめ20選－2024年はどこの桜を見に行く？

随所でさまざまな名桜が楽しめる
嵐山とは一般に桂川にかかる渡月橋を中心にした地域をいい、四季を通じて花々が楽しめます。春には嵐山のいたるところがお花見スポットとなり、3月下旬から嵐山国有林や広沢池、大沢池堤のヤマザクラ、大本山天龍寺境内・庭園のベニシダレザクラやソメイヨシノ、ヤエザクラ、祇王寺のギオウジギジョザクラ、二尊院のフゲンゾウザクラなどが次々と見頃を迎えます。

歴史あるお寺の風情あるシダレザクラは必見
874（貞観16）年に、理源大師・聖宝が醍醐山上に草庵を結んだのが始まりで、醍醐山全体が寺域となっています。広大な境内には約700本もの桜が点在。見どころは、三宝院にある奥村土牛が作品『醍醐』に描いたシダレザクラ（通称「太閤しだれ桜」）とその遺伝子を継ぐクローン桜「太閤千代しだれ」、湯川記念館の「湯川桜」と兄弟のシダレザクラなど。

京都市内を一望できる桜の名所
青蓮院門跡の飛び地境内であり、大舞台からは京都市内を一望。展望台に続く庭園には、桜が約200本植えられ、桜の名所として知られています。開花にあわせてライトアップが催され、桜と京都市内の夜景が楽しめます。

多品種の桜が楽しめる
福知山市西部、夜久野高原に位置する京都府緑化センターの施設内にはヤエベニシダレをはじめ、73品種の桜があります。例年、夜間にライトアップが行われており、昼間とは違った趣をみせています。

宇治川を彩る桜の数々
宇治川に架かる宇治橋上流付近には多くの桜が咲き、人々の目をなごませています。また、中の島に咲く「宇治川しだれ」も見どころのひとつ。周辺には観光スポットも多く点在し、桜を愛でつつ観光も楽しめますよ。

桜に彩られた渓谷を保津川下りや嵯峨野トロッコ列車から眺めよう
亀岡保津橋から京都・嵐山まで、約16kmの急流が続く渓谷。春はヤマザクラが両岸の岩肌を美しく彩ります。スリル満点の保津川下りや、桜のトンネルをのんびりと走る嵯峨野トロッコ列車からお花見を楽しめます。

約1500本の桜が咲き乱れる、丹波地方随一の桜の名所
JR亀岡駅を北上すると、山間を七谷川が流れており、川沿い約1kmにわたり30品種、約1500本の桜が咲き乱れています。少し足をのばして出雲大神宮までのんびり歩いてみるのもいいですね。