更新日: 2024年9月30日
東京・アンテナショップ併設レストランでご当地グルメ~鮮度よし!価格よし!アンテナショップはいいこと尽くめ
地域の魅力がギュッと詰まったアンテナショップ。ご当地に行かずとも、その地域だけのグルメを味わえたり、お土産が買えたり、ちょっとした旅気分に浸れるのが魅力。
この記事では東京都内のアンテナショップのなかから、ご当地グルメが味わえるレストランやバーが併設されたおすすめの地域のショップをピックアップしてご紹介します。
目次
- 【東京都内・レストラン併設アンテナショップ】豊かな自然・歴史・文化・食の魅力を発信!~三重テラス~
- 【東京都内・レストラン併設アンテナショップ】生まれ変わったばかりの最新アンテナショップ~銀座・新潟情報館 THE NIIGATA(ザ・ニイガタ)~
- 【東京アンテナショップでご当地グルメ:香川県・愛媛県】瀬戸内が育む食材たちが勢ぞろい!~香川・愛媛せとうち旬彩館~
- 【東京アンテナショップでご当地グルメ:兵庫県淡路島】淡路島の中心にある洲本市の魅力を届ける~日本橋室町すもと館~
- 【東京アンテナショップでご当地グルメ:宮城県】宮城の魅力を発信し続ける情報基地~宮城ふるさとプラザ~
- 【東京アンテナショップでご当地グルメ:高知県】高知のおいしいグルメとうまい酒が大集合~まるごと高知~
- 【東京アンテナショップでご当地グルメ:石川県】石川と首都圏を繋ぐ新たな情報発信基地~八重洲いしかわテラス~
【東京都内・レストラン併設アンテナショップ】豊かな自然・歴史・文化・食の魅力を発信!~三重テラス~
日本のほぼ真ん中に位置する三重県は神社本庁の本宗であり、日本国民の総氏神とされる「伊勢神宮」や世界遺産「熊野古道」、海と複雑な地形が織りなす大パノラマで知られる伊勢志摩など歴史文化と豊かな自然が魅力のエリア。伊勢神宮へ献上してきた海の幸が集まる伊勢志摩地域で水揚げされる伊勢海老や鮑、県のほぼ中央に位置する松阪市を中心に飼育されているブランド牛「松阪牛」など日本を代表する高級食材が集まる場所でもあります。今回は美味しい山の幸と海の幸が集まる「三重テラス」をご紹介します。
旬の県産食材で季節を感じる三重テラスのレストラン
豊かな自然が多彩な恵みをもたらす三重県。作り手のもとから日本橋へ届いた、四季折々の海・山・里の幸を、郷土料理や土鍋料理などで味わえます。ランチ、ディナーと幅広い食シーンに利用でき、夜は県内酒蔵の日本酒と三重の食材を使った逸品で軽く一杯という楽しみ方もおすすめ。
その歴史は400年以上!?~伊勢うどん~
太く柔らかい麺にカツオやサバ節、昆布、たまり醤油などでつくる真っ黒いタレを絡めて食べる三重県伊勢市を中心に食べられるご当地うどん。伊勢参りが盛んになる江戸時代になると、押し寄せるたくさんの参宮客にいつでも提供できるように、ゆで続けた太い麺にたまりを掛けて提供する店が増えていきました。現在では伊勢を代表するソウルフードのひとつとして全国的にも知られ、麺やタレが地元のスーパーなどでも販売されるようになったことで家庭でも食べられるものになりました。
「三重テラスのレストラン」で味わえる地元が育む名物たち
ランチ:伊勢うどん膳 1300円
ランチタイム(11:00~14:30※LO14:00)に提供されている名物の伊勢うどんが味わえるセット。三重県産のたまりをブレンドした特製ダレをしっかり絡めたうどんと、同じくご当地グルメの「てこね寿司」を海苔巻きのスタイルにしたお寿司、内容が変わる旬の小鉢三種が付いています。
ランチ:てこね寿し膳 1600円
伊勢志摩の郷土料理として親しまれている「てこね寿し」。漁の合間に獲れたてのカツオを薄く切って醤油をかけ、酢飯と合わせて手で混ぜて食べたのが始まりと言う説や、大漁の祝いとして船主が船員にふるまったハレの食事だったという説もあります。ここでは三重県産コシヒカリ「ぎんひめ」を使った酢飯の上に、醤油ベースのタレに漬け込んだカツオを豪快に盛り付けて提供しています。
ディナー:松阪牛グリル 2800円
日本三大和牛に数えられる松阪牛。松阪牛生産区域に定められた区域で個体管理された黒毛和種、未経産の雌牛であり、生産区域での肥育期間が最長・最終であるなど厳しい条件をクリアしなければ認められない最高級ブランド。ここでは肉本来の味わいを楽しめる厳選した赤身肉をじっくりと焼き上げて提供しています。
まだまだ知られていない三重の魅力を発見!
県産材のスギやヒノキの温もりを感じる1階のショップでは、真珠、伊賀焼、綿織物をはじめとする伝統工芸品や、「お伊勢参り」が一大ブームとなった江戸時代から旅人をもてなしてきた名物餅など、地元で知らない人は居ない世代を超えて愛される銘菓も充実しています。三重の豊かな風土が育んだ個性あふれる食品たちの中には、誰かに教えたくなるような逸品が隠れているかも!
三重テラスで要チェック!イチ押しのアイテム5選
①伊勢うどん「みなみ製麺 横綱&伊勢うどんのたれ(マルキ商会)」
ショップでも伊勢うどんは定番商品、数多くの種類を扱っています。その中でも都内で扱っているお店がない生麺タイプのチルド麺は週末限定で入荷される人気商品。地元スーパー御用達のカラフルなパッケージに入った麺をたっぷりのお湯で茹で、麺と一緒に販売されているタレを薄めずに掛ければお店さながらの味に!
②伊勢茶「伊勢街道&かりがねほうじ茶」
三重は静岡、鹿児島に次ぐ全国第3位のシェアを持つお茶の一大産地。その歴史は古く、10世紀の初めごろには既に栽培されていた記録もあり、江戸時代には上方や江戸で販売されていたほか江戸時代末期からは海外へ輸出もされていました。現在も恵まれた立地で育てられた茶葉は発育も良く、また2番茶までしか採取しないことで葉肉が厚いコクのある高品質なお茶を守っています。
③懐かしき地元米菓「ピケ8」
西日本では定番の菓子である「おにぎりせんべい」を製造していることで知られる伊勢市に本社を置くマスヤのロングセラー商品。半世紀以上の歴史があるこのお菓子、地元の人であれば誰もが知っているほど根強い人気があります。バタートーストをイメージした、北海道産発酵バターのコクと香りが後を引く、ついついやめられない美味しさの欧風せんべいです。
④伊勢湾から揚がる海の幸「山藤 焼き串ひもの」
伊勢湾に面している三重は国内でも有数の海の幸が集まる場所。自慢の伊勢志摩の魚を中心に天然の塩「海の精」でシンプルに味付け、食べやすいように竹串を刺して焼いたものをパッケージにしているのでそのまま食べることもできます。「サバ、カマス、アジ、カツオ、ブリ、ウルメイワシ、サゴシ、シイラ」の8種類もあり、それぞれを食べ比べるのも楽しみのひとつ。
⑤お土産にもぴったり「伊勢志摩かりんとー」
お茶請けや駄菓子としても馴染みのあるかりんとうで三重ならではの美味を楽しめる一品。主原料となる小麦粉はもちろん、おからや米油に至るまで三重の食材にこだわっている。それぞれの味は、伊勢志摩の伊勢海老やあおさ塩、伊勢志摩サミットでの乾杯酒に選ばれた「作」など見るだけでもワクワクするようなラインナップ。
三重県をもっと身近に感じることができるワークスペース
三重テラスの2階には、コワーキングスペースとして利用もできる「コミュニティスペース」になっています。三重にゆかり、関心のある人であればスマートフォンなどでコワーキング会員登録をすることで無料で使うことが出来ます。また、コミュニティマネージャーが常駐し、「三重とつながり何かがしたい」という三重ファン交流の促進をサポートする活動も行っています。
また、このコミュニティスペースはセミナーや展示会、交流会、特産品の試食・試飲など、豊かな自然、歴史、文化、食をはじめ、三重の魅力あふれるイベントが開かれるスペースにもなっています。イベントの詳細はHPやSNSなどでも確認できるので興味のある人はチェックしてみてください。
都内でディープな三重を体験できる「三重テラス」
オープンから10周年となる令和5年9月にリニューアルを果たし、三重の豊かな自然・歴史・文化・食など、さまざまな魅力発信の場として期待される「三重テラス」。その昔、江戸から多くの人がこの日本橋から始まる東海道の出発し、お伊勢参りへ向かった当時と変わらず三重と東京を結ぶ大切な役割を担っています。地元グルメやグッズ、観光情報まで三重の魅力がギュッと詰まったスポット「三重テラス」に足を運んでみては?
電話番号:ショップ03-5542-1033、レストラン03-5542-1030、コミュニティスペース・観光案内03-5542-1035
住所:東京都中央区日本橋室町2-4-1 YUITO ANNEX 1F・2F
営業時間:ショップ・コミュニティスペース・観光案内10:00~20:00、レストランランチ11:00~14:30(LOは14:00)/カフェ14:30~17:00(LOは16:30)/ティナー17:00~22:00(LOは21:00)
アクセス:東京メトロ銀座線ほか三越前駅、JR総武線快速新日本橋駅から徒歩4分
【東京都内・レストラン併設アンテナショップ】生まれ変わったばかりの最新アンテナショップ~銀座・新潟情報館 THE NIIGATA(ザ・ニイガタ)~
日本海側に面し、日本有数の豪雪地帯として知られる新潟県。冬の寒さが厳しいこの場所は、豊かな水源と肥沃な土地に恵まれておりコシヒカリを代表とする米の作付面積や収穫量、農業産出額は全国1位を誇ります。また、豪雪地帯の気候を生かした低温による長期発酵の技術などが受け継がれてきたこともあり、米を原料とする日本酒を作る酒蔵の数も多く、軽快で淡麗と表現される新潟県の日本酒は海外でも評価されています。今回は雪国で育まれてきた新潟の美味しいものが集まる「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」をご紹介します。
新潟情報館 THE NIIGATAのレストラン:「THE NIIGATA Bit GINZA」
THE NIIGATAの8階では、「新潟と共に生きる」というコンセプトのもと料理やドリンクだけでなくカトラリー・器まで新潟のものにこだわったレストラン THE NIIGATA Bit GINZAが入居しています。新潟県燕三条を本拠地とするイタリア料理店が新潟から直送される新鮮な厳選食材を用いて、一流の店が集まる銀座で「新潟の一流」を表現してくれます。
新潟厳選米
日本有数の米どころとして知られる新潟。魚沼地域の一部で栽培される「魚沼産コシヒカリ」をはじめ、ブランド米の産地として高い知名度を誇ります。これらの米は、信濃川や阿賀野川などの大河川が上流から運んだ肥沃な粘土質の土壌、穂が出た後に穀物の種子が肥大する登熟期に重なる最適な気温、そして養分をたくさん含んで川へ流れ出す豊富な雪解け水が揃うことで美味しい新潟米が作られます。
「THE NIIGATA Bit GINZA」自慢のコース
NIIGATAフルコースでは、新潟の郷土料理・肉料理・新潟厳選米などが楽しめる全10品のディナーコースを提供。シェフが厳選した新潟の食材、お皿やカトラリーまで新潟にこだわった新潟の美食を余すことなく堪能できる内容になっています。
コース料理ではまず目にすることが無い土鍋で提供される白米がコースの一品として並ぶのも新潟らしさを感じさせる。こだわりのお米は京都八代目儀兵衛が選び抜いた高品質な厳選米。窯や火加減にもこだわり抜いた炊き立てのご飯は、普段なかなか食べられない特別感のある味わい。
このコースのほかにも、お店一番人気のTKGであるフランス産フォアグラとイタリア産トリュフを合わせた「トリュフとフォアグラの卵かけご飯」がメインになったランチプランなどもおすすめです!
まだまだ知られていない新潟の魅力が勢ぞろい!
1階と2階の物販フロアでは、 2023年12月に閉館したアンテナショップ表参道・新潟館ネスパスの人気を支えた、クオリティの高い食・工芸品により磨きをかけ、「一流の街」銀座にふさわしい逸品を取り揃えています。新潟が誇る米はもちろん、米と相性抜群のご飯のお供や「燕三条」ブランドの金属加工品も扱っています。新潟情報館THE NIIGATAで押さえておきたいアイテムをご紹介します!
新潟情報館THE NIIGATAで要チェック!イチ押しのグルメ
新潟から届く季節の野菜&果実
路面に面した明るく爽やかな1階フロアのショップには、新潟で収穫された野菜や果物が並ぶコーナーがあります。8月からお盆にかけての時期に登場する新潟市黒埼地区で作られる最高峰の枝豆「くろさき茶豆」は濃厚なコクと香りが特徴。袋詰めされた新鮮な枝豆からは調理前にも関わらず濃く甘い豆の香りが漂っています。
米を使った米菓&米にあう逸品たち
米どころとして知られる新潟には自慢の米を使った米菓や、美味しい米の味を更に引き立てる相性抜群のご飯のお供がいっぱいあります。新潟発の柿の種やガーリック・オニオンをラー油ベースのオリジナル調味液の中に漬け込んだ「柿の種のオイル漬け にんにくラー油」など話題の商品も取り揃えています。
手軽に味わえる新潟のブランド米
1階フロアには、お米農家がつくったおにぎり屋さんをイメージした「THE ONIGIRI・Ya」が併設。「魚沼産コシヒカリ」を使ったおにぎりは噛めば噛むほど優しい甘さが口の中に広がります。生姜や茗荷を神楽南蛮と呼ばれる魚沼の野菜と味噌で漬け込んだ「ががなんばん」を使ったおにぎりなど地元で親しまれてきた懐かしい味に出会えます。
新潟が誇る日本酒が勢ぞろい!「新潟清酒・THE SAKE Stand」
施設2階には、都内で最大規模の日本酒の試飲スペース「新潟清酒・THE SAKE Stand」が設置されています。新潟が誇る日本酒40種類の銘柄を常設し、来館客は1500円で5杯まで飲み比べすることが可能です。館内で日本酒を体験できる場を提供し、多様な方が新潟の日本酒に触れるきっかけにも。
ズラリと並ぶ日本酒の中からその日の気分や自分の好みにあったお酒を提案してくれる「AIソムリエ」を使って新潟の清酒との新しい出会いを楽しめるほか、ワインや話題のクラフトビール、お酒との相性抜群の肴も取り揃えているので贈り物としてお酒を選びたい時にもぴったりです。
他にも2階フロアには日本酒を中心としたお酒以外に、新潟のお酒に合わせたい伝統的でありながら洗練された酒器、モノ造りの街「燕三条」の職人が造り上げた包丁やカトラリー、生活道具なども扱っています。
新たに生まれ変わった情報発信拠点「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」
昨年閉館したアンテナショップ表参道・新潟館ネスパスに代わる新たな情報発信拠点として、2024年8月8日に銀座すずらん通りにグランドオープンを果たした「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」。都内有数の一等地でありいくつものアンテナショップが集まる激戦区に「攻め」の戦略的移転を果たしたことでも注目されています。移転を経てより洗練された「新潟の一流」の食・モノを体験できる場としても期待が高まるスポットです!
電話番号:03-6280-6635、ショップ03-6280-6551、レストラン03-6228-5636
住所:東京都中央区銀座5-6-7
営業時間:10:00~18:30、ショップ10:30~19:30、レストラン11:30~14:00(LOは終了時間の30分前、土日祝は~15:00)/18:00~22:00(LOは21:00)
アクセス:JR東京メトロ銀座線ほか銀座駅A2・B5出口より徒歩2分
【東京アンテナショップでご当地グルメ:香川県・愛媛県】瀬戸内が育む食材たちが勢ぞろい!~香川・愛媛せとうち旬彩館~
大小含めて700もの島々が点在する瀬戸内海は、1年を通じて晴れの日が多く夏も雨の日が少ない乾燥した気候から、イタリアのシチリア地方などが代表的な地中海性気候に似ていると言われます。瀬戸内海に面する四国の2県、香川県と愛媛県では、まさにヨーロッパの地中海のようにオリーブや柑橘類の栽培が盛んにおこなわれていることでも有名です。今回は、温暖な気候と瀬戸内海の豊かな海に恵まれた香川県と愛媛県の魅力を発信する「香川・愛媛せとうち旬彩館」をご紹介します!
まだまだ知られていない愛媛県と香川県の魅力が勢ぞろい!
香川・愛媛せとうち旬彩館では、香川と愛媛、両県の食品を中心に特産品を販売しています。定番であるオリーブや柑橘類を使った加工食品や調味料、いりこやちりめんなどの海の幸、豊かな土地が育む自慢の地酒など幅広く揃っています。地元の魅力ある商品を発掘して月替わりで紹介している「かくれた逸品コーナー」も要チェックです!
お土産にも人気の愛媛の名物~じゃこ天~
愛媛県の西側に広がる宇和海から獲れる地魚を使った加工品の中でも代表的な「じゃこ天」。小魚の身だけでなく皮や骨もすり潰して油で揚げて作られるため、「ジャリジャリ」とした特徴的な口当たりに。揚げたてをそのまま食べたり、少しあぶって酒のつまみにしたり、おでんの具材としても人気の一品。「香川・愛媛せとうち旬彩館」では、地元の水産業者から仕入れる多彩な商品が並んでいます。
香川・愛媛せとうち旬彩館イチ押しの商品
①田中蒲鉾本店 手押しじゃこ天5枚入り
1888年創業の老舗であり宇和島のじゃこ天・蒲鉾のトップブランドとしても知られる田中蒲鉾本店の看板商品。宇和海近海の海で育った新鮮なハランボ(ホタルジャコ)を皮と骨ごとすり潰し、木枠で型押し油で揚げて作られる。ぷりっとした食感と魚本来の旨みが感じられる。
②一六タルト
初代松山藩主・松平定行公が長崎から持ち帰った南蛮渡来のお菓子から生まれたとされる松山銘菓。1本売りだけでなく、食べやすい個包装のばら売りも扱っています。香り高い愛媛県産の柚子の上品な風味としっとり柔らかなスポンジが人気の秘密。
③小豆島産エキストラバージンオリーブオイル[早摘み]
日本のオリーブ栽培発祥の地である小豆島で苗木栽培から採油、商品の販売まで一貫して行っている東洋オリーブの人気商品。一粒一粒丁寧に手摘みして搾った希少なオイルは、若草のような爽やかな香りと程よい辛みが特徴です。他にもオリーブの収穫時期10月から11月の短い期間しか出回らない「新漬けオリーブ」も知る人ぞ知るレア商品です。
夏にピッタリな愛媛県と香川県の地酒もチェック!
この夏におすすめの地酒を紹介
愛媛―石鎚酒造―
石鎚 吟醸酒 夏吟
デリシャスリンゴの華やかな香りと酸味のバランスが調和したキレの良い吟醸酒。大正9年(1920年)創業の蔵元が毎年夏の定番品として造る、夏にぴったりのさわやかな飲み口が特徴の一品です。
香川―清酒金陵―
さぬきのももも
香川県産の桃をまるごとすりつぶしたピューレを使った、ジューシーで濃厚な味わい。果肉が底に沈むほど桃をふんだんに使っているので、果実をそのままかじったようなフレッシュ感もあります。冷やしてそのままでも、氷を入れてもおいしく飲めます。
香川・愛媛せとうち旬彩館のレストラン:郷土色豊かな料理の数々「郷土・せとうち料理 かおりひめ」
香川・愛媛せとうち旬彩館のレストラン「郷土・せとうち料理 かおりひめ」では香川と愛媛の郷土料理を提供。ランチには香川を代表する讃岐うどんやバラエティー豊かな定食メニュー。夜には地酒&地ワインとともに、新鮮な魚介をはじめ瀬戸内の豊かな恵みが活きる一品料理やコース料理が味わえます。
「郷土・せとうち料理 かおりひめ」自慢の逸品たち
香川:オリーブ牛の赤身ステーキ
日本のオリーブ栽培発祥の地、小豆島がある香川で誕生したブランド「オリーブ牛」を使った一品。瀬戸内の気候風土の中で育て上げられる「讃岐牛」に、搾油した際に残る絞り果実を与え育てことで誕生しました。旨みと柔らかさが特徴の赤身は、ヘルシーでありながらコクがある上質な味わい。付け合わせのオリーブペーストとも相性抜群!
愛媛:愛媛甘とろ豚ロースステーキ
中四国地域で最も養豚が盛んな愛媛県で生まれた、良質な脂身とジューシーな肉質が自慢の「愛媛甘とろ豚」のステーキ。上品な口どけの秘密は、体温とほぼ同じ36℃ほどの脂肪融点にあり、口にした時に脂のくどさを感じさせません。希少な品種の豚に飼料に内県産裸麦を加えた専用の餌を与えることで、柔らかくジューシーで脂身が旨い理想的な肉質を実現しています。
香川:讃岐うどん(冷ぶっかけうどん)
香川のソウルフードと言えば誰もが思い浮かべる「讃岐うどん」。もちろんこのお店でも味わうことができます。注文が入ってから茹で上げる、太くコシのある麺を冷水でしっかりしめた冷ぶっかけは暑い日にピッタリ!濃い目のつゆと大根おろし、レモンでさっぱり食べられます。
愛媛・香川:お刺身盛り合わせ(三点盛2人前)
地元の漁港より直送で届く、瀬戸内海の旬の鮮魚を味わえる定番メニュー。生産日本一を誇る愛媛の鯛をはじめ、時折入荷される珍しい魚が並ぶことも。色が濃くとろみがあるのが特徴のたまり醤油と、日本有数の醤油産地で知られる香川醤油で味わえます。
日常づかいしたくなるご当地のアイテムを出会えるかも!
2階フロアにはレストラン「郷土・せとうち料理かおりひめ」のほかに、日常づかいのアイテムを中心にバイヤーがセレクトした伝統工芸品や地場産品を販売する工芸品・雑貨ショップがあります。両県の匠の技から生み出されるこだわりのアイテムはもちろん、愛媛が誇るゆるキャラ「みきゃん」や「バリィさん」のカワイイグッズも人気です。
二つの県の魅力がギュッと詰まった「香川・愛媛せとうち旬彩館」
魅力あふれる香川県と愛媛県のご当地グルメや観光情報を紹介している「香川・愛媛せとうち旬彩館」はいかがだったでしょうか。都内にあるアンテナショップの中でもめずらしい、2県共同アンテナショップであるこの施設。それぞれの地域ならではの特産品や歴史の中で生まれた郷土料理を比べる面白さも魅力のひとつです。これまでに出会ったことが無い瀬戸内海の恵みが感じられる香川・愛媛の自慢の逸品を見つけに行ってみては?
電話番号:03-3574-7792(特産品ショップ)、03-5537-2684(レストラン)、03-5537-2684(工芸品・雑貨ショップ)
住所:東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル1・2F
営業時間:10:00~20:00、レストランは11:00~23:00(LO22:00)
アクセス:JR山手線ほか新橋駅銀座口から徒歩1分、東京メトロ銀座線新橋駅2番出口から徒歩すぐ
【東京アンテナショップでご当地グルメ:兵庫県淡路島】淡路島の中心にある洲本市の魅力を届ける~日本橋室町すもと館~
瀬戸内海で最も大きな島である淡路島の中央部に位置する洲本市。温暖な瀬戸内海式気候に属し、農業や畜産業、漁業が盛んな、豊かな自然に恵まれた地域です。その歴史は古く、万葉集では皇室や朝廷に食材を献上する「御食国(みけつくに)」として詠われました。現在も全国的に有名なタマネギ栽培のほか、ブランド牛として知られる淡路ビーフなど美味しく魅力的な食材の宝庫でもあります。今回はそんな淡路島・洲本市の魅力を発信している「日本橋室町すもと館」をグルメとともにご紹介します!
日本橋室町すもと館のイートインコーナー:本場の味を東京でも「島のキッチン」
日本橋室町すもと館のイートインコーナー「島のキッチン」では、淡路産ブランド食材を使ったフードメニューや地酒、地ビールまで楽しめます。テイクアウトメニューも充実しているので、食事だけでなくお土産として家に買って帰るのもおすすめです。
関西の夏に欠かせない高級魚~鱧(ハモ)~
旬:7~10月
関西の夏を代表する魚であり、初夏の頃から秋の産卵に向けてエサをしっかり食べて脂ののる鱧(ハモ)。淡路島のハモは、1匹1匹を丁寧に釣り上げる「はも延縄」と呼ばれる漁法で、傷が少なく金色の魚体をしていることから「べっぴん鱧」や「黄金鱧」とも呼ばれています。「日本橋室町すもと館」では、旬の時期あわせて店頭でも通販の受付を実施していることもあります。
「島のキッチン」のおすすめメニュー
玉から(藻塩あじ・レモン味)
このお店のオリジナルメニューである玉からは、スタンダードな藻塩あじや期間限定のレモン味から選べます。スタッフが店内で仕込む玉ねぎを衣のようにまとったブランド鶏のから揚げは大人か子どもまで大人気。現品限りの販売なのでランチタイム明けの15時頃がねらい目。出会えた時はぜひとも味わってほしい一品です。
はもフライ
関東ではなかなか出会う機会の少ない淡白な白身のフワフワ感が味わえる「はもフライ」は、海藻と海水で作る古典的な製法で作られる藻塩をちょっと付けて味わうのがおすすめ。他にも、弾力ある歯ごたえとうまみが特長の「たこの唐あげ」も人気。食事として食べるだけでなく地酒と一緒に楽しめるのも魅力です!
淡路牛のローストビーフボウル
淡路島のブランド牛である淡路牛を使ったローストビーフがのった丼。肉の旨みが感じられる赤身部分を使っています。トッピングの玉ネギがシャキシャキとした食感でアクセントに!
まだまだ知られていない洲本市の魅力が勢ぞろい!
日本橋室町すもと館では、地元バイヤーがセレクトしたこだわりの商品を500点以上扱っています。定番のアイテムから、季節限定商品、洲本市に足を運ばなければ食べられなかった地元限定スイーツなど新商品も入荷されるので要チェックです!
「日本橋室町すもと館」イチ押し!洲本市の商品
成井さんちの完熟たまねぎスープ
淡路島土産の定番になっている玉ねぎスープは日本橋室町すもと館でも人気の商品。特産品である玉ねぎの豊かな風味と甘みを存分に活かしているので、スープとしてだけでなく料理の下味に使ったり、コクと旨みを与える隠し味にしたりできる人気商品です。使いやすいスティックタイプなのも魅力のひとつ。
長手長栄堂 あわじオレンジスティック
淡路島・洲本の特産品である鳴門オレンジの皮を砂糖漬けにした後、手作業でスティック状にカット。その上からベルギー産のチョコレートで一本ずつ丁寧にくるんでいく見た目もかわいい一品。爽やかなオレンジの香りとほのかに苦みを感じさせるチョコレートの相性が抜群。
いかなごのくぎ煮(中原水産)
瀬戸内海沿岸地域で古くから作られている郷土料理のひとつ。春の訪れを感じさせる旬の味覚として知られていますが、「日本橋室町すもと館」では通年で販売。醤油、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮た佃煮はご飯のお供にぴったりです!
淡路島・洲本市の気になる観光情報はココでチェック!
「日本橋室町すもと館」では移住相談や観光案内を受け付けています。淡路島にある洲本市は、島ならではの豊かな自然環境だけでなく、神戸へ約30分、大阪へは1時間ほどで行くことができるアクセスの良さも魅力です。そんな便利な生活環境と豊かな自然の両方が揃う魅力的な町での暮らしや特色を気軽に聞くことができます。
淡路島の魅力を発信し続ける「日本橋室町すもと館」
魅力あふれる淡路島の名産品やグルメ、観光情報を発信し続けている「日本橋室町すもと館」はいかがだったでしょうか。淡路島は温暖な気候と、島ならではの豊かな自然環境が育む島のめぐみに溢れており、食料自給率は100%を超えているほど。そんな魅力的な淡路島・洲本市の良さを体験できるのもこのスポットの魅力です。週末のちょっとした時間に淡路島の雰囲気を感じてみたいという人はぜひともチェックしてみてください!
電話番号:03-6811-2272
住所:東京都中央区日本橋室町4丁目4-3
営業時間:10:30~19:30、土日祝は~18:30 ※イートインコーナーは閉店の1時間前LO
アクセス:JR総武線新日本橋駅2番出口から徒歩1分、東京メトロ銀座線ほか三越前駅A8出口から徒歩3分
【東京アンテナショップでご当地グルメ:宮城県】宮城の魅力を発信し続ける情報基地~宮城ふるさとプラザ~
豊かな緑から「杜の都」とも呼ばれる仙台市を中心に、歴史ある景勝地や伊達政宗公ゆかりの地が点在する観光地としても魅力的な宮城県。多くの人が行き来する土地には、その地域ならではのおいしいものも数多く揃っています!お酒の肴やお土産に喜ばれる笹かまぼこや、枝豆やそら豆で作るずんだを使った甘味は、全国的にも知られた宮城を代表する逸品です。今回は「宮城ふるさとプラザ」で味わえる美味しいものの宝庫である宮城県でも人気のグルメを中心にご紹介します!
宮城ふるさとプラザのレストラン:本場の味を東京でも「伊達の牛たん本舗」
宮城ふるさとプラザの2階では、仙台名物「牛たん」を本場の味そのままに楽しめるレストランが併設されています。地元仙台と同じように塩味とみそ味で味付けした「牛たん」を定食スタイルで提供。牛たん焼きのほかにも牛たんを使ったメニューや宮城の地酒も充実しています。。
知名度は全国区!仙台グルメの代表格~牛たん焼き~
仙台発祥と言われる「牛たん焼き」は戦後、混乱の時代に誕生。当時、西洋料理の食材としてしか使われていなかった牛たんを、仙台牛タンの生みの親である「太助」の初代店主佐野啓四郎氏が現在のように焼きものとして考案したのが始まり。当時の時代背景もあり確立した、牛たん焼きと麦飯、テールスープ、浅漬け、味噌南蛮と一緒に提供する「牛たん定食」のスタイルが今も根付いています。
「伊達の牛たん本舗」のおすすめメニュー
牛たん定食
このお店の定番メニューである牛たん定食は、塩味、みそ味、塩・みそミックス、柚子胡椒味の4種類から選べます。オーダーが入ってから焼き上げる牛たんは、柔らかい食感で麦ご飯との相性も抜群!脇を固めるテールスープや南蛮みそ漬も宮城では定番です。
定義山三角揚げの炙り焼き
牛たんを使った料理のほかに宮城のご当地グルメが味わえるのもこの店の魅力。中でもこのメニューは1階のショップでも人気の商品「三角定義あぶらあげ」を使ったイチ押しです。香ばしく焼き上げた三角揚げはおかずとしてだけでなくお酒のつまみにもぴったり。
一ノ蔵・特別純米大和伝
ご当地グルメに合わせたい宮城の地酒も自慢のひとつ。宮城県内でのみ販売されている「一ノ蔵」という酒蔵のこのお酒は、酸味と旨味のバランスがほどよく調和した奥深い味わいが特徴。1階のショップでも購入することができるのでお土産にもおすすめです。
宮城ふるさとプラザ:まだまだ知られていない宮城の魅力が勢ぞろい!
宮城ふるさとプラザの1階は、菓子や加工食品、地酒、民芸品まで揃う宮城の魅力的なアイテムがいっぱいのショップになっています。生鮮食品を扱うイベント販売コーナーのほか、仙台銘菓として人気の「萩の月」の期間限定販売会などのイベントも見逃せません!
「宮城ふるさとプラザ」イチ押しの商品
三角定義あぶらあげ
仙台市のご当地グルメとしてたびたび取り上げられる定義豆腐店の人気商品。もとは宮城県の観光スポットでもある定義如来西方寺の精進料理用豆腐を製造するために創業したお店です。木綿豆腐、絹ごし豆腐、三角あぶらげなどをそれぞれの商品に合う製造工程を伝承し昔ながらの手作りで提供しています。
No.1 バター最中
フランスのゲランド塩を絶妙な配合で国産バターと合わせサンドした最中。絶妙な塩加減とバターのコク、あんこの甘さがクセになると評判です。あまりの人気に生産が間に合わず、購入制限がかかるほどの一品。
喜久福(ずんだ生クリーム大福)
宮城県産のもち米「みやこがね」を使った餅で、餡とクリームを包んだ仙台土産の定番。ずんだを小倉あんの代わりに使用した「ずんだ生クリーム大福」は人気漫画にも名前が登場したことでも有名に。1時間ほど自然解凍させて半解凍の状態で食べるのもおすすめ!
宮城ふるさとプラザ:気軽に味わえる仙台スイーツ!
「宮城ふるさとプラザ」の入り口には仙台で人気のスイーツである「ずんだソフト」や「ずんだシェイク」を販売しているテイクアウトコーナーがあります。都内でずんだスイーツを提供しているお店は珍しく、仙台まで行けなくても本場の人気スイーツが味わえると評判です!
ずんだソフト
暑い時期に欲しくなるスイーツの定番ソフトクリームとずんだを組み合わせたテイクアウトメニュー。ミルクの味わいとずんだのやさしい風味がマッチしています!注文時にコーンかカップから選べるので池袋散策の寄り道に買っていくのにもぴったり。
宮城ふるさとプラザ:宮城の最新お出かけ情報をチェック!
レストランがある2階へ階段を上がったすぐの場所には、宮城県の観光パンフレットや情報誌などが揃う「観光情報コーナー」があります。宮城旅行の定番である松島や蔵王など観光スポットの情報もここでゲットできちゃいます。これから宮城へ旅行に行く人も、旅行先などを決めかねている人はぜひ足を運んでほしいスポットです。
宮城の魅力を伝え続けてきた「宮城ふるさとプラザ」
2005年に開業してから現在まで、魅力あふれる宮城の名産品やグルメ、観光情報を発信し続けてきた「宮城ふるさとプラザ」はいかがだったでしょうか。11月頃を目途に東池ビルでの営業が終了となることが決まっているので今のうちに行っておきたい人気のスポットです。宮城の魅力が詰まったアイテムで池袋から地元を応援してきたこのお店は、場所も新たに生まれ変わる予定となっています。新しい情報はHPでも確認できるので興味のある人はチェックしてみてください!
電話番号:03-5956-3511
住所:東京都豊島区東池袋1-2-2 東池ビル
営業時間:11:00~20:00
アクセス:JR山手線ほか池袋駅35番出口から徒歩すぐ、東口から徒歩2分
【東京アンテナショップでご当地グルメ:高知県】高知のおいしいグルメとうまい酒が大集合~まるごと高知~
温暖で多雨多照の恵まれた気候を生かした農産物や、黒潮・清流が育む豊かな水産資源に恵まれ、豊かな食文化が脈々と守り継がれて場所である高知県。ユズが代表的な柑橘類や年に2度旬を迎えるカツオなどは全国的にも知られた高知県代表するグルメです。
ここではいわずと知れた高知の名産品であるカツオや、つまみと相性抜群の高知県の酒「土佐酒」を中心に紹介します。
まるごと高知のレストラン:高知グルメでおもてなし「TOSA DINING おきゃく」
まずはご当地グルメを食べるべく2階へ。
高知の方言で酒宴のことを指す「おきゃく」が店名になっている「TOSA DINING おきゃく」では、高知の地酒と料理が味わえるようになっています。40年以上にわたり高知の料理を極めた料理人が腕を振るう高知の旬の味覚を取り入れた料理は絶品です。
高知と言えばこの魚は外せない!~カツオ(鰹)~
旬:3~5月、9~11月
高知に訪れるカツオの旬は、3~5月の春と9~11月の秋の2回あります。春のカツオを「初鰹」もしくは太平洋を北上することから「上り鰹」、二度目の旬を迎える秋のカツオを「戻り鰹」や「下り鰹」と呼びます。江戸時代には縁起物として重宝された初カツオ、脂が少なくさっぱりしているのでたっぷりの薬味と味わうタタキにぴったりなのが特徴です。
「TOSA DINING おきゃく」のおすすめメニュー
藁焼きカツオのたたき御膳
高知の郷土料理と言えば外せないこの定番メニュー。旬のカツオを贅沢に使った藁焼きカツオのたたきはご飯との相性も抜群です。
四万十ポーク米豚の生姜焼き御膳
柔らかい肉質と脂の甘みの強さが特長の高知のお米で育てた四万十ポーク米豚の生姜焼き。生姜焼きにはまるごと高知の人気商品「おかずしょうが」を使っています。
須崎名物 鍋焼きらーめん
高知県・須崎市で長年愛されている名物料理。スープは親鳥の鶏がら醤油ベース。なによりも土鍋による保温効果でアツアツの状態を常に楽しめるのが魅力ですね。
まるごと高知:3フロアに分かれて紹介する高知の魅力
入口近くでは産地直送の野菜や果物をはじめとする生鮮食品がずらり。産量全国1位を誇る高知の生姜は加工品としてだけでなく、生の状態でも購入できます。ほかにも、高知土産の定番である芋けんぴやゆずを使った商品も充実しているので子どもからお年寄りまで気に入るものが見つかるはず!
まるごと高知:市場さながらの活気を感じる豊富な品揃え!
1階フロア「とさ市」
まるごと高知の1階「とさ市」は、高知名物の日曜市の活気をそのまま銀座に持ってきたようなスポットです。産地直送の野菜をはじめとする生鮮食品や、魚・肉を使った加工品などを扱っています。ほかにもイートインコーナーでは高知名物アイスクリンやソフトクリーム、日曜市名物の芋天などが味わえ、プチ高知旅行気分が味わえます!
「まるごと高知」のイチ押し!
龍馬タタキ
一本釣りで水揚げされたカツオの鮮度を損なわぬように船内凍結で-40℃から-50℃の超低温で保管。その後、高知県四万十川流域の米ワラで職人が一節一節焼き上げ、再び急速冷凍・真空パックしています。藁焼きすることで一気に表面を焼いて旨みを閉じ込め、生臭さを抑えてくれる藁の香りがカツオに移ります。地元で食べられているようにスライスした生ニンニクなどのたっぷりの薬味と塩で食べる「塩たたき」で味わってほしい逸品です。
「とさ市」人気の商品BEST5
No.1 万能おかず生姜
月に4000個も売れることがある大ヒット商品。醤油と米黒酢に漬け込んだ刻みショウガは薬味やご飯のお供にも大活躍!熱々のご飯や豆腐、サラダ、卵焼きの具など様々な料理で使える万能調味料です。
No.2 塩けんぴ
芋けんぴに海洋深層水仕込みの塩をほんのりきかせた人気商品。国内シェア50%を占める高知の老舗芋けんぴメーカー澁谷食品が手がけている定番商品です。「まるごと高知」ではいくつかのメーカーの芋けんぴを扱っているので食べ比べもおすすめ!
No.3 ごっくん馬路村(アルミ缶)
ゆずの名産地として知られる馬路村で生まれたロングセラー商品。11月に収穫されたユズとハチミツだけで作られています。ゆずの優しい酸味とはちみつが引き立つゆずのドリンクです。
No.4 安部さんの囲生姜
ショウガの生産日本一を誇る高知県。「まるごと高知」でもたくさんの加工品がありますが、生ショウガも人気があります。繊維が少なく香り高い生姜は薬味に最適。
No.5 高知生まれのぼうしパン
昭和30年頃に高知のパン屋・永野旭堂本店でメロンパンを作ろうとしたときの失敗作から生まれたご当地パン。パンの上に甘いカステラ生地が乗って帽子のつばのように広がっている形がかわいい一品です。
まるごと高知:高知グルメに合わせたい土佐酒が揃う「とさ蔵」
地下1階「とさ蔵」
地下1階には県内の酒蔵が作る日本酒や焼酎といった地酒や、和紙や珊瑚などの工芸品民芸品を展示・販売している「とさ蔵」があります。日本最後の清流と称される四万十川をはじめ、仁淀川や安田川など四国山脈から注がれる川の恵みから生まれた地酒は格別です。また、高知県にある全18の酒蔵が作るお酒が一堂に揃っているだけでなく試し酒(有料試飲)ができるので、自分好みのお酒を見つけたいという人にもぴったりです!
おすすめする高知の日本酒3選
① 司牡丹 純米超辛口「船中八策」
高知でもっとも歴史のある蔵元であり、坂本龍馬をはじめとする維新の志士もここの酒を愛飲していた。香り高く口の中で膨らむ旨みと抜群のキレ味が特徴の超辛口純米酒。高知の郷土料理と合わせて楽しみたい。
② 亀泉 純米吟醸生原酒「CEL-24」
辛口の味が多い土佐酒では大変珍しい極々甘口の日本酒。名前の「CEL-24」は高知県で開発された酵母に由来している。一般的な日本酒で行う火入れと割水をせずに瓶に詰め、香り高くフルーティな味わいは日本酒のイメージを変えてしまうかも!
③ 酔鯨 特別純米酒
地元高知産の酒造好適米を55%まで磨き上げ、吟醸酒と同じように低温でじっくり醸されています。地元米の旨みを引き出し、酔鯨酒造の特徴でもあるしっかりとした酸味とキレを楽しめる辛口のお酒は食中酒にもぴったり。
番外編 無手無冠 栗焼酎「ダバダ火振」
日本酒ではないですがこちらもぜひとも知ってもらいたい高知のお酒。店頭でも本数制限がかかることもある四万十上流域の特産品である栗をたっぷりと使った本格栗焼酎。栗をたっぷりと50%も使用しており、口に含むとほのかな香りと甘みが広がります。
おいしいお酒とグルメが揃う高知の魅力が詰まった「まるごと高知」
全国でも有数の酒どころであり、豊富な農作物と産資源が揃うご当地グルメも魅力的な高知県の魅力が詰まったアンテナショップ「まるごと高知」はいかがだったでしょうか。ほかにも季節のイベントや高知の文化・観光情報の発信基地としての役目を果たす高知の魅力を“まるごと”紹介しています。一度足を運べばこれまで知らなかった高知の魅力に出会えるかもしれません!
電話番号:03-3538-4365、2階03-3538-4351
住所:東京都中央区銀座1-3-13 オーブ プレミア
営業時間:10:30~19:00、2階11:00~15:00(LO14:30)/17:00~21:00(LO20:00)
アクセス:東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅3番出口から徒歩すぐ
【東京アンテナショップでご当地グルメ:石川県】石川と首都圏を繋ぐ新たな情報発信基地~八重洲いしかわテラス~
2024年3月に銀座から八重洲へ移転オープンを果たし、さらに石川県の魅力を発信してくれる期待が高まるスポット「八重洲いしかわテラス」。
山と海と川に育まれた豊かな食材と食文化や、時代を超えて受け継がれてきた伝統文化が今に残る石川県。金沢・加賀・能登、それぞれの地域に根づく文化の違いが生み出す多様性も魅力のひとつ。特にこの地方では豊富な食材と伝統的な技法が揃い、その土地ならではの加工品や工芸品として姿を変え、古くから親しまれています。
ここではそんな石川県の魅力を全国に発信する情報基地「八重洲いしかわテラス」で出会える逸品たちを中心にご紹介します!
リニューアルオープンを果たした 八重洲いしかわテラス
日の光が差し込む明るい店内は、「来客者へのおもてなしの心」をコンセプトにデザインされています。和傘をモチーフにした天井にも石川県産のスギ材を使用。床にも金沢城の石垣でも使われた戸室石や石川県最大の河川である手取川の川砂が混ぜ込んでいるなど随所にこだわりが。
八重洲いしかわテラス:石川の味覚をその場で体験できるカウンター
茶バル
石川県のお茶と言えば全国的にもその名前が知られている加賀棒茶が有名です。フロア内にある「茶バル」でも、石川ならではの酒類・お茶などのおすすめの品を提供しています。ほかにも、自慢の品々が並ぶ売場と連動する形で石川の酒蔵を紹介するなど、実際に商品を手に取って石川の魅力を身近に感じることも出来るスペース。八重洲へ移転オープンを経て、新たに誕生した石川の魅力を身近に体験できる場として期待が高まります。
茶バルで注目のグルメをチェック!
じろあめ金箔ソフト
創業は天保元年(1830年)の金沢で一番古いと言われている飴屋「俵屋」のじろあめを使ったソフトクリームです。古くから赤ちゃんの哺育用や妊婦・病人の体力回復にも用いられた飴の優しい味わいを楽しめます。SNS映えが話題となった金箔を大胆に使用した華やかな金箔ソフトとしても提供しているのもポイント。
献上加賀棒茶
歳を召されてから特に煎じ茶を好まれた昭和天皇のため試行錯誤を重ねて作られた棒茶。一番摘みの上質な茎の浅く焙じることで旨みを引き出しています。茶葉の緑が残る浅い茶色の棒茶で入れたお茶は澄みきった琥珀色に。茶バルではホットとアイスどちらでも楽しめます。
日本酒セット
茶バルは、石川の地酒を愛そう抜群のつまみと共に楽しめる角打ちとしても楽しめる。日本酒セットでは日本酒3種と本日のおつまみの中から1種類選べます。もちろん、ここで提供している日本酒やおつまみは八重洲いしかわテラスの店内で販売もしているので、気に入ったものをお土産に出来るのも嬉しい!
八重洲いしかわテラス:東京に居ながら石川旅行気分が楽しめる豊富な品揃え!
物販エリア
八重洲いしかわテラスのフロアの中で最も大きいのが物販エリアです。ここでは石川県の食料品や地酒、伝統工芸品、雑貨など幅広いジャンルを扱っています。1000品を超える商品の中には全国的にも知られている定番の商品から、まだまだ知っている人が少ない石川県の銘品もたくさんあります。
バイヤーイチ押しグルメ!
加賀守岡屋 焼きいなり
驚くほど分厚くて大きい油揚げに国産素材を使った寿司飯を詰めた地元で愛されるメニュー。飛行機の機内に持ち込みができる空弁としても知られるこの商品、現在は「五穀米」「鶏ごぼう」「ちらし」「ホタテ」「金時いも赤飯」の5つの味をラインナップしています。
金澤文鳥
加賀紅茶や加賀棒茶がほのかに香る羊羹。その中には、お茶との相性を考えて選び抜かれた旬の素材がぎっしり詰まっています。味わい豊かなお茶の香りが特徴的なお茶請けにぴったりのスイーツ!
能登ミルク
能登半島の大自然でのびのび育った牛から搾った、新鮮な生乳のみを使用した牛乳「能登ミルク」。クラシカルな小瓶に入っている牛乳を手に取ると腰に手を当て、グイッと飲みほしたくなります。店舗では他にもこの牛乳を使った「能登ミルクジェラート」なども扱っています。
八重洲いしかわテラス:最新の石川県内の情報はココでチェック!
情報発信エリア
タッチパネルで操作できるサイネージでは石川県を三つのエリアに分けてその魅力を紹介。ほかにも県内の情報をまとめた観光案内誌やパンフレットも充実しているので、石川県へ旅行に行く前にここで情報収集したり観光プランを考えたりもできます。
石川の伝統工芸品
情報発信エリアになっている一角は、石川県の伝統工芸品を見学・購入できる機能も兼ねています。金箔生産の98%以上を占める石川の箔づくりの技を活かした金箔細工をはじめ、酒器や食器などに用いられる輪島塗の品々は必見です。
八重洲いしかわテラス:石川の魅力を伝える魅力的なイベントブース
特設エリア
特設エリアでは2024年1月に起こった能登半島地震の復興応援フェアや、北陸新幹線の県内全線開業などテーマに合わせた商品の販売や特設展示を実施。伝統工芸品をはじめ、生活雑貨やお酒、加工食品などを通して今の石川県の魅力や姿を発信しています。
イベントスペース・日本酒販売コーナー
試飲・試食会やワークスペースなどの多彩なイベント開催できるスペースです。イベントエリアの近くにある日本酒販売コーナーには石川県の日本酒やビール、ワインなどが並ぶ。今の気分や味わいの好みに合わせて石川の地酒を選んでくれる「日本酒ソムリエAI」が設置され、お酒選びをサポートしてくれます。
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