更新日: 2023年10月25日
映画「ハリー・ポッター」の世界に没入!「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」を120%楽しむ最新レポ!
2023年6月にとしまえん跡地にオープンした大人気のスポット「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの舞台裏の秘密を探索できる、国内外のファン必見のスポットです。
この記事では、原作&映画シリーズのファンでもある筆者が、スタジオツアー東京を120%楽しむためにおさえておきたいポイントをお伝えします!
目次
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」ってこんなところ
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下「スタジオツアー東京」)は、映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作の裏側を実際に体験できる、ウォークスルー型のエンターテイメント施設です!
2012年にオープンした「スタジオツアーロンドン」に続いて、アジアでは初のオープンとなる「スタジオツアー東京」。「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては、世界最大規模の大きさを誇ります。平均滞在時間は4時間程度と案内があり、そんなに広いの!?と驚きましたが、実際に筆者もきっかり4時間楽しんでしまいました!(取材で急ぎ足だったため、実際はもっと長く滞在してしまいそうです)
そんなスタジオツアー東京があるのは、東京都練馬区のとしまえん跡地。新宿や池袋からも20分ほどと近く、最寄りの「豊島園駅」からは徒歩2分とアクセス抜群!事前予約制の駐車場も完備していますので、車の方も安心です。
エントランスや一部の展示は屋外ですが、ほとんどが屋内のため、暑さや雨などの天候にも左右されずにハリー・ポッターの世界を楽しめるのも嬉しいポイントです。
チケットは事前予約制なので、公式HPからのご予約を忘れずに!
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」概要
<営業時間>
公式HPにてご確認ください(季節により変動)
<チケット料金>
大人6300円 中人(中・高生)5200円 小人(4歳~小学生)3800円
※チケットは公式HPでの事前予約制
<アクセス>
西武豊島線「豊島園駅」(西部池袋駅から直通で17分)から徒歩2分
または都営地下鉄大江戸線「豊島園駅」から徒歩2分
実際に「スタジオツアー東京」で映画の裏側を体験してみた!
スタジオツアー東京には、ホグワーツの大広間やダイアゴン横丁、9と¾線のホグワーツ特急など、映画「ハリー・ポッター」シリーズを見たことのある人であれば、誰もがよく知っている場所のセットが大集合!
実際に映画に携わった世界最高峰のクリエイターたちが制作した、数々の素晴らしいセットをじっくりと楽しむことができます。また、東京でしか見られない独自のセットがあるのも大きな魅力のひとつ!
ついつい探索したくなる魅力的な場所がたくさんあるので、時間には余裕を持って、ゆっくり楽しむのがおすすめです!
書ききれないほど見どころがたくさんでしたが、中でも特に必見のおすすめポイントをご紹介します!
「スタジオツアー東京」おすすめポイント①細部まで見逃せない!「ホグワーツ魔法魔術学校」
スタジオツアー東京でまずおすすめなのが「ホグワーツ魔法魔術学校」の美しいセットの数々です!
映画「ハリー・ポッター」シリーズに欠かすことのできない場所、ホグワーツ。ハリーやロン、ハーマイオニーたちが学生生活を過ごした大広間やグリフィンドールの談話室、魔法薬学や闇の魔術に対する防衛術の授業が行われていた教室、透明マントをかぶってどきどきした図書室に、あの剣が置かれたダンブルドアの校長室…
精巧で美しいセットの数々に、まるで自分もホグワーツの生徒になったかのような感覚を楽しむことができます!
まずツアー参加者たちを迎えてくれるのは、広大なホグワーツ城の中でも特に印象的な場所「大広間」です。
祝宴やダンスパーティ、魔法対決など、映画「ハリー・ポッター」の数々のシーンの舞台となった場所です。スタジオツアー東京では、扉を開けると広がるこの壮大な大広間に実際に足を踏み入れて見学することができます!
床に敷き詰められているのはヨークストーンという敷石で、映画でも使用された本物の床。ヨーロッパのお城にもよく使われている素材で、その丈夫さから、シリーズの最後まで交換することはなかったというので驚き!
大広間の前方には、ダンブルドア校長とマクゴナガル先生の姿も。ダンブルドア校長のフクロウの演台は、本物の金でコーティングされており、リアルな質感に惹きこまれます。
マクゴナガル先生のお隣には、新入生たちをハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリン、グリフィンドールの4つの寮へと組み分ける儀式で登場する「組み分け帽子」が!
こちらはハグリッドとフリットウィック先生。あらためてハグリッドの大きさにびっくりです!
後ろにある「寮別ポイント計」の美しさも必見です(グリフィンドールが優勢ですね!)。作中ではめったに登場しないアイテムですが、小道具チームの自信作のひとつ。あまりにも多くのガラスビーズが使用されたため、世界的にガラスビーズが不足する事態になったのだとか!
さて、大広間を出て先へと進んでゆくと、ホグワーツ城の中の様々なセットが現れます!校内さながらの作りで、まさにホグワーツ城を探検しているような気分が味わえますよ。
ダンブルドア先生の校長室では、ダンブルドアが愛した不死鳥・フォークスにも出会えます!どきどきしながら訪れるハリーの気持ちをリアルに体験することができ、感動してしまいました…!
ほかにも、映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」で、ハリーたちがポリジュース薬を飲んで変身し忍び込むシーンが印象的なスリザリン寮の談話室など、見どころは盛りだくさん。
ちなみに、スタジオツアー東京では多くの場所で自由に撮影を楽しむことができます。杖やローブを身に着けて、本物のホグワーツ生徒のように写真撮影を楽しむのもおすすめですよ!
「スタジオツアー東京」おすすめポイント②魔法の世界への出発地!「9と¾線のホグワーツ特急」
続いて、スタジオツアー東京でおすすめしたいのが「9と¾線のホグワーツ特急」です!
映画「ハリー・ポッター」シリーズで、ホグワーツ魔法魔術学校へと何百人もの生徒を運んできたホグワーツ特急。シリーズの各作品で、記憶に残っているシーンがある人も多いはず。
ホグワーツ特急といえば、キングズ・クロス駅で壁に突っ込んでいくホグワーツの生徒たちも思い出深いですよね。映画をみて、本当に通り抜けられたら…と筆者も想像していました。
スタジオツアー東京では、なんと手押しカートを壁に押し込んで通り抜けるポーズでの記念撮影ができます!夢溢れる一枚を撮影したら、いよいよホグワーツ特急へと乗り込みます。
ホグワーツ特急の客室には、ハリーたちの成長に沿って、思い出深い映画のワンシーンが再現されています。車窓に施されたCGも迫力満点で、蛙チョコレートが窓から逃げ出したり、ディメンターがやってきたり…と、じっくりと細部まで見たくなる仕掛けがたくさん!
車窓の動きや車体の揺れで、まるで本当にホグワーツへと向かっているかのような気分が味わえます!
「スタジオツアー東京」おすすめポイント③世界で初めて東京に誕生!「魔法省」
続いて紹介する「魔法省」のセットは、スタジオツアー東京で世界初公開となる注目の場所です。実物大規模の巨大なセットは、映画「ハリー・ポッター」シリーズの制作に参加したイギリスのクリエイターたちによってロンドンで手作業で作られたものを慎重に運び、東京で復元されました。
魔法省といえば、映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」でハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法省の職員に扮して潜入する場面が印象的ですが、スタジオツアー東京では、実際に魔法省の巨大なセットへと足を踏み入れることができます!
魔法省の暖炉を見れば、映画ファンの方なら中に入ってみたくなるはず。スタジオツアー東京では、暖炉の中に入るだけでなく、フルーパウダー(煙突飛行粉)を体に振りかけて移動する魔法のような体験を写真や動画に収めることもできます!
筆者も挑戦してみましたが、本当に魔法で現れたかのような素敵な動画を撮ることができました!ただ、もっと魔法省職員っぽさを演じてやってみればよかった…と若干心残りが。体験される方は、ぜひ魔法省に出勤する職員になりきってみましょう!
魔法省のセットの一角には、映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」でハリーが身を潜めていた売店があります。
緊迫感のある壮絶な戦いのシーンで登場していますが、撮影時、このキオスクには本物の軽食やスイーツが並んでいました。ハリー役のダニエル・ラドクリフがついつい手を伸ばしてしまうため、「スタッフがこまめに補充していた」というちょっと微笑ましいエピソードも。
「スタジオツアー東京」にはまだまだ見どころがたくさん!
スタジオツアー東京の主なおすすめポイントをご紹介してきましたが、実はこれはほんの一部。他にも、ダイアゴン横丁や禁じられた森、ハグリッドの小屋に、ハリーが過ごしたダーズリー家など、紹介しきれない見どころがたくさん!
映画「ハリー・ポッター」の世界に登場するさまざまな場所や小道具、衣装がいたるところに展示されているだけでなく、映画製作の裏側である音響や美術デザインなど、職人たちの技術についても詳しく学ぶことができます。
ぜひ、現地でお気に入りの場所を探してみてくださいね!
(おまけ)筆者が個人的にときめいたスポットを一部ご紹介します!
「スタジオツアー東京」で楽しみたい!特別なアクティビティ
スタジオツアー東京では、魅力的な映画セットを眺めるだけではなく、実際に映画の世界に入り込むような、特別な体験ができるアクティビティが複数用意されています!
ハリーたちのように箒に乗って空を飛びまわったり、クィディッチの応援をしてみたり、ホグワーツの動く階段エリアでは実際に動く肖像画になってみたり、日刊預言者新聞に指名手配犯として載ってみたり…撮影した写真や動画は、おみやげとして持ち帰ることもできますよ。
体験するまでは、ちょっと気恥ずかしいかな…?と思っていましたが大丈夫。インタラクター(スタッフ)さんが、撮影の際にたくさん盛り上げてくれるので安心です。本格的な仕上がりを目指すなら、杖やローブなどを身に着けて、魔法使いになりきってみるのもよさそうです!
詳しい体験の内容は実際に行ってみてのお楽しみ。ぜひ参加してみてくださいね!
「スタジオツアー東京」のレストラン&カフェをご紹介!
スタジオツアー東京には、全部で4つのレストラン&カフェが併設されています!それぞれの場所や、注目のメニューをご紹介します。
レストラン「フードホール」
スタジオツアー東京に入場してすぐ、右手に広がるのがこちらの「フードホール」。フィッシュ&チップスやローストビーフ、イングリッシュブレックファーストなど、作品の舞台でもある英国の伝統的な料理を含む朝食やランチを楽しむことができます!
天井からはホグワーツの4つの寮の旗が下がっており、テーブルにも各寮のデザインが施されています。どのテーブルに座るかも悩みますね!
この「フードホール」へは、スタジオツアーの見学を始める前か、見学の最後に立ち寄ることができます。ツアーの最中には来ることができないので要注意です!
チョコレートフロッグカフェ
ハリポタファンにはお馴染みの「蛙チョコレート」をモチーフにしたカフェです。魔法ワールドをイメージしたバラエティ豊かなスイーツを楽しむことができます!
可愛い見た目のドリンクや、ホグワーツの4つの寮をモチーフにしたドーナツなど、食べてしまうのがもったいないスイーツが目白押しです!
こちらの「チョコレートフロッグカフェ」は、上記「フードホール」のお隣にあります。こちらもスタジオツアー中には訪れることができないので、スタジオツアーの見学前・見学後のどちらかに訪れてみましょう。
バタービール
映画の中でハリーたちも飲んでいる、魔法界で人気の飲み物・バタービール。スタジオツアー東京では、開放的なテラスで飲むことができます!さらに、ジョッキ風のコップはおみやげとして持ち帰ることができるので、専用の洗い場ですすいで持ち帰りましょう。
お店がある場所は、スタジオツアーのちょうど真ん中あたり。ツアーの合間にひとやすみするのにぴったりです!スタジオツアー後に行くことはできないので、ツアー中に立ち寄ってみてくださいね。
バックロットカフェ
「バックロットカフェ」は、上記バタービールのバーのお隣にある可愛らしいカフェ。魔法ワールドをテーマにした料理やデザートが楽しめます!
案内によると、「スペシャルな雰囲気でお楽しみいただけるアンブリッジ教授のアフターヌーンティー」があるとのこと…!これは必見ですね。一体何が出てくるのか…ちょっと怖いです。
こちらもツアー中のみ立ち寄れる場所なので、見逃さないようチェックです!
おみやげも忘れずに!「スタジオツアー東京」スタジオツアー・ショップ
スタジオツアー東京にある「スタジオツアー・ショップ」は、世界最大のハリー・ポッターショップ。7,000以上の特注品や、特別に調達した小道具で飾られており、思わず見渡してしまいます!
店内は14のテーマ別セクションに分かれており、ハニーデュークスやオリバンダーの店、フローリッシュ・アンド・ブロッツ書店など、ダイアゴン横丁のショップの要素を取り入れた美しいデザインのエリアです。おみやげ探しを楽しみながら、壁や天井などの装飾も眺めてみましょう!
映画「ハリー・ポッター」シリーズには欠かせないお菓子たちも。どのお菓子も、パッケージのデザインが細部まで美しく、おみやげにしたくなること間違いなし!食べた後も、箱をとっておきたくなりますね。
おみやげと一緒に購入できる紙袋やエコバッグのデザインも凝っていて素敵なので、ぜひチェックしてみてくださいね!
「スタジオツアー・ショップ」は、入場してすぐ、スタジオツアースタート前の左側にあります。スタジオツアー見学後にゆっくり回るもよし、初めに杖やローブ、カチューシャをゲットして魔法使いに変身するもよしです!
なお、おみやげを購入できる場所は、ツアー途中の「9と¾線のホグワーツ特急」のお隣にもあります。店舗限定品もありますので、どちらも覗いてみることをおすすめします!
「スタジオツアー東京」を120%楽しむ!入場前に知っておきたいポイント
ここからは、スタジオツアー東京を訪れてみた筆者が感じた、事前に知っておきたいポイントをご紹介します!
スタジオツアーは歩きやすい靴がおすすめ!
スタジオツアー東京は、広大な敷地をゆっくり歩いて見学するウォークスルー型のエンターテイメント施設。ところどころにベンチはありますが、かなりたくさんの距離を歩くことになります。スニーカーなど、歩きやすい靴がベスト!
緑色の服はなるべく避けよう
映画の撮影を体験できるアクティビティコーナーでは、グリーンバックで行う体験がたくさんあります。緑色の服を着ていると、どうしても透けてしまうことも…。筆者は偶然、緑色のボーダーの服を着ていましたが、やはり一部の体験では透けていました。それはそれで面白いのですが、しっかりと写真や動画を残したい方はご注意を!
暗闇が苦手な方はお気をつけて
スタジオツアー中は、比較的暗めに展示されているセットや、音響展示など音の鳴る場所があります。お子さんなど、暗いところが苦手な人はお気をつけて回ってくださいね。
ペース配分に気を付けて楽しもう
平均滞在時間は4時間、じっくり見学したいならもっとかかる可能性も高いです。ツアーの途中、バタービールのあるお店がおおよそ半分くらいなので、目安にして楽しんでみてくださいね。
重たい荷物は入り口のクロークへ預けて、なるべく身軽にしていくのがおすすめです!
「スタジオツアー東京」でハリー・ポッターの世界を楽しもう!
2023年6月16日にオープンするスタジオツアー東京は、映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティックビースト」シリーズのファンなら楽しめること間違いなしの本格的なスポット!まるで魔法使いになったかのような特別な体験を楽しむことができますよ。
さらに、映画が出来上がるまでの裏側もしっかりと展示されており、衣装や音響、美術、劇中に登場する小道具のデザインに至るまでじっくりと学ぶことができます。
スタジオツアー東京のチケットは、日時指定の予約制。混雑を避けながら、魔法にあふれた素敵な1日を過ごしてみてくださいね!
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」概要
<営業時間>
公式HPにてご確認ください(季節により変動)
<チケット料金>
大人6300円 中人(中・高生)5200円 小人(4歳~小学生)3800円
※チケットは公式HPでの事前予約制
<アクセス>
西武豊島線「豊島園駅」(西部池袋駅から直通で17分)から徒歩2分
または都営地下鉄大江戸線「豊島園駅」から徒歩2分
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