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8.豊浜大橋

安芸灘とびしま海道を下蒲刈島から上蒲刈島・豊島へと進むと、その先に豊島と大崎下島を結ぶ三角形の構造が特徴的なトラス橋が見えてきます。これが1992年に開通した、全長は約540mの豊浜大橋です。こちらの橋は、道路の分類的には農道にあたるそうで、みかんを積んだ軽トラックなどともすれ違う穏やかな瀬戸内らしさを感じることができる橋です。こちらもドライブマイカーのロケ地となっています。

8.豊浜大橋

架橋記念公園から撮影した豊浜大橋。豊島と橋の下の海までを一望できます。

8.豊浜大橋

大崎下島側の道路からは、迫力ある見上げたアングルの豊浜大橋が撮影ができます。

8.豊浜大橋

豊浜大橋を実際に通ってみると、トラス構造がよく分かります。

9.閑月庵新豊

大崎下島をさらに進むと、風待ち港の美しい町並みが残る御手洗の集落に着きます。ここにお目当てのロケ地、閑月庵新豊があります。閑月庵新豊は、一日一組限定の貸切宿。こちらの宿に西島秀俊さん演じる家福が滞在しているシーンが、映画の中でもひときわ美しい佇まいで登場します。江戸時代末期建築で昭和初期まで続いた旅館「新豊(しんとよ)」を受け継ぐ歴史ある建物に、実際に泊まることができる宿なので、ぜひ訪れてほしいです。

9.閑月庵新豊

家福の滞在する宿として登場する部屋は映画の世界そのもの。

9.閑月庵新豊

宿としての入り口は路地に入ったところにある緑の暖簾が目印。

9.閑月庵新豊

2階に上ると正面に大きな格子戸と瀬戸内海と愛媛県の岡村島が見えます。映画のカットでも使われた美しい眺めは感動せずにいられません。

9.閑月庵新豊

寝室スペースも広々。大きな梁が見える天井まで美しい作りになっています。

9.閑月庵新豊

浴室は1階。デザイン性と機能性を兼ね備えた作りとなっています。

9.閑月庵新豊

表通り側にはレストランの入り口があります。真上の2階がロケに使われた部屋。

9.閑月庵新豊

レストランの内観。木の設えが美しく、アンティークな調度品も並んでいます。

9.閑月庵新豊

レストランでは安芸灘産の穴子重など、瀬戸内海の幸をメインにした和食が楽しめます。(営業は土日祝日のみ)

9.閑月庵新豊

閑月庵新豊の周辺には、日本遺産にもなった美しい町並みがあり散歩もおすすめです。高灯籠の形をした絵馬を住吉神社で見つけました。

9.閑月庵新豊

御手洗の町並みを一望するなら、歴史の見える丘公園へ。素晴らしい瀬戸内の景色を満喫できます。

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