【横浜・神社】霊験あらたか「源氏」「北条氏」ゆかりの歴史ある古社、横浜の神社へ

横浜の港を見晴らす関東のお伊勢さん

天照皇大神を御祭神とする横浜の総鎮守。明治3(1870)年に時の県知事・井関盛良の建白により、公費をもって建立されています。例祭の斎行される5月15日は、かつて横浜市の祝日とされていました。

横浜・川崎間の最古の神社

推古天皇の時代に創建したとされています。当時は杉山大明神と呼ばれていました。大正9(1920)年に現在の名に改称。横浜最古の神輿とされる鶴見神社大神輿が渡御する天王祭が行われることで有名です。横浜最古の民俗芸能「鶴見の田祭り」は、鎌倉時代から伝わる伝統行事です。

富属彦命を奉る社。境内の富塚古墳が戸塚名の由来と伝えられる

誉田別命(八幡神)とともに戸塚鎮護の神様・富属彦命を奉っています。境内にある古墳「富塚」が、戸塚区名の由来と伝えられています。拝殿横に鎮座する狛犬は、名石工・吉六の手による傑作です。

鎌倉時代の文化財を数多く収蔵する神社

治承4(1180)年に、源頼朝が伊豆の三島神社を勧請。頼朝以降も、執権北条氏、足利氏、小田原北条氏らの崇敬を受けてきました。鎌倉時代の貴重な文化財が多数保存されています。

北条政子が琵琶湖の竹生島を勧請して築いた

金沢八景駅の脇、平潟湾に突き出した小さな神社。瀬戸神社の境内で、北条政子が近江国、琵琶湖の竹生島を勧請して海上に築きました。立ち姿の珍しい弁財天が祀られています。

関東における熊野信仰の根拠地

創建は神亀元(724)年、世界遺産の熊野三山と同じ御祭神を祀り、関東における熊野信仰の根拠地。緑が茂る境内や一度も沽れたことのない池など、パワースポットとしても注目を浴びています。

横浜でもっとも古い神社のひとつ

平安時代中頃の創建と伝えられ、横浜市内で最も古い神社のひとつ。平成10年に「平成の大造営」を行い、380年ぶりのに境内の建物12棟を一新しました。本社とは別に15の境内社があります。