更新日: 2024年6月18日
【兵庫・加古川かつめし】「かつ」「ソース」「ごはん」の黄金3拍子でご当地・B級グルメ界に輝く!おすすめ「かつめし」厳選11選!
どこかに出かけたい欲が高まっている昨今。ちょっと足をのばして旅気分になれる『ご当地グルメ』に注目が集まっています。そんな『ご当地グルメ』の中からピックアップするのは、加古川の“かつめし”。加古川市内の学校給食や高校の学食などにも登場する、いわゆる“ソウルフード”です。地元や近隣の方から愛され、「加古川に行くなら・加古川を通るなら、“かつめし”を食べよう」とお店に足を運ぶ方も多いとか。今回、そんな地元でこよなく愛されている『ご当地グルメ』“かつめし”の王道系から進化系まで、バリエーション豊富にご紹介します。
目次
- 加古川の「かつめし」ってどんな食べ物?
- 【加古川かつめし・おすすめ①】遠方のファンも多い老舗「Coffee House Rocky」
- 【加古川かつめし・おすすめ②】こだわりの3色タレが人気の専門店「かつめし いろはーず」
- 【加古川かつめし・おすすめ③】さすが加古川!ケーキ屋さんのかつめし「ハナフサ洋菓子店」
- 【加古川かつめし・おすすめ④】ホテルのレストランの洗練されたビーフかつめし「リヴィエール」
- 【加古川かつめし・おすすめ⑤】リーズナブルにいただける超王道かつめし「加古川総合庁舎 9階食堂」
- 【加古川かつめし・おすすめ⑥】元祖かつめしの人気の秘訣は特性デミグラソース「いろは食堂」
- 【加古川かつめし・おすすめ⑦】老舗日本料理店でいただくご褒美かつめし「味季(しゅん)料理」りんどう
- 【加古川かつめし・おすすめ⑧】濃厚デミグラソースのかつめしはおだしといっしょに「讃岐めん うどんや」
- 【加古川かつめし・おすすめ⑨】プリっとした食感がたまらない“エビかつめし”が人気「COFFEE HOUSE りんご亭」
- 【加古川かつめし・おすすめ⑩】とんかつ専門店のかつめし「とん吉」
- 【加古川かつめし・おすすめ⑪】牛・豚・エビとさまざまなかつめしが選べる「ラッキー食堂」
- 加古川のかつめしを存分に味わおう!
加古川の「かつめし」ってどんな食べ物?
まだ洋食が珍しかった昭和20年代後半に「お箸で食べられる気軽な洋食」として考案された“かつめし”。平たいお皿の上にご飯を盛って、その上に一口大に切った牛肉のカツをのせ、そのカツの上から“タレ”と言われるデミグラスソースをかけ、付け合わせはゆでキャベツ…それが加古川の“かつめし”です。加古川観光協会が作成した『かつめしまっぷ』には、なんと約100店舗のお店が掲載されています。市内のあちこちで“かつめし”のぼりを見かけるほど、長年、地元で愛されているメニューなのです。
【加古川かつめし・おすすめ①】遠方のファンも多い老舗「Coffee House Rocky」
遠方からも多くのお客さんが訪れる老舗の喫茶店「Coffee House Rocky (コーヒーハウス ロッキー)」。昭和47年から提供されている“かつめし”は、ビーフカツ・ポークカツの二種類。独自に開発した甘味、酸味、コクのあるソースをたっぷりかけた自慢の一品です。付け合わせのゆでキャベツは、ほんのりカレー風味。こちらも人気の一端を担っています。ちょっと贅沢な『牛ヘレ カツメシ』は数量限定メニュー。エビフライ・ビーフカツ・コロッケの『ロッキー定食』もオススメですよ。
【加古川かつめし・おすすめ②】こだわりの3色タレが人気の専門店「かつめし いろはーず」
JR加古川駅から歩いてすぐの「かつめし いろはーず」でいただけるのは、見た目も味も驚きの“進化系かつめし”。ポイントは“三色”のタレ。牛スジ、香味野菜、赤ワインを3日間煮込み、バターと小麦粉のブラウンルーを加えた“赤”のタレ。香味野菜、白ワイン、ベシャメルソースで仕上げた“白”のタレ。ほうれん草、バジル、16種類のスパイスに豆乳を加えた、辛さが三段階から選べる“緑”のタレ。“かつめし”をひとつのタレを堪能するもよし!ハーフやトリプルにして、存分に味わうもよし!
【加古川かつめし・おすすめ③】さすが加古川!ケーキ屋さんのかつめし「ハナフサ洋菓子店」
1936年創業の「ハナフサ洋菓子店」は、素材にこだわった洋菓子が人気のお店。JR加古川駅前のデパート・ヤマトヤシキ1階にある“まちのケーキ屋さん”でも、加古川名物“かつめし”はいただけちゃうのです!牛・豚、二種の“かつめし”があり、どちらも味噌汁が付く定食スタイル。ショーケースに並ぶケーキなどの洋菓子と一緒にいかが?洋菓子の加古川名物として名高い“日岡山チーズケーキ”も、こちらのお店で誕生した逸品です。ひとつのお店で、加古川名物をしっかり楽しめますよ。
【加古川かつめし・おすすめ④】ホテルのレストランの洗練されたビーフかつめし「リヴィエール」
ホテルのレストランでも“かつめし”!加古川プラザホテル1階の「リヴィエール」では、自家製オリジナルソースの“かつめし”を提供。ビーフカツが2枚のったレギュラーサイズだけでなく、ビーフカツ1枚のハーフサイズもあるので、ホテルの“かつめし”を気軽に楽しめます。また、“かつめし”の上にふわとろオムレツがのった『オムライス かつめし』といった気になるメニューも。加古川で栽培された小麦を使ったご当地メニュー仲間(!?)“加古川生パスタ”も要チェックです!
【加古川かつめし・おすすめ⑤】リーズナブルにいただける超王道かつめし「加古川総合庁舎 9階食堂」
加古川市、明石市など東播磨地域を所管する加古川総合庁舎内にある「加古川総合庁舎 9階食堂」。一般の方も利用可能で、豊富なメニューとコスパの良さが大人気の食堂です。中でも人気メニューの“かつめし”は、リーズナブルなだけでなく、味も◎!サックサクに揚がったビーフカツにデミグラスソース、付け合わせのゆでキャベツと、まさに王道の“かつめし”。天気のいい日は、瀬戸内海や淡路島を見ながら“かつめし”をいただく…。素敵なランチタイムを♪
【加古川かつめし・おすすめ⑥】元祖かつめしの人気の秘訣は特性デミグラソース「いろは食堂」
“かつめし”の元祖とも言われるお店「いろは食堂」は、ひときわ目を引くレンガ造りで、店内もヨーロッパの洋館のような落ち着いた雰囲気です。特製デミグラスソースが味の決め手の “かつめし”を求めて、いつも多くの人が訪れています。ランチの人気No.1メニュー『レディースランチ』は、前菜3種にサラダ、スープ、ミニかつめしにデザートと、コース仕立てで“かつめし”がいただけます。お店と“かつめし”の歴史を紹介したコーナー“かつめし博物館”も必見ですよ。
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【筆者】山下麻里
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大阪在住のライター。趣味は、食べ歩き・野球観戦(スワローズ&ライオンズファン)・観劇(宝塚歌劇など)。グルメ、スポーツ、アート&カルチャーをはじめ“森羅万象”気になる性質と持ち前の機動力で、街の“旬ネタ”をキャッチ!して、皆さんにご紹介します。