京都在住の人に「京都で紅葉のおすすめはどこ？」と聞くと、多くの方が「永観堂」と言われる位、かつては穴場の紅葉スポットでした。近年はメディアで多く取り上げられていることもあり、京都を代表する人気の紅葉スポットです。山に映える真っ赤なもみじの美しさに息を呑むでしょう…！

弁天社から眺める紅葉はもちろんのこと、ぜひ写真に収めてほしいのが、放生池に映る「赤」です。水面に映える紅葉までうまく撮れたら、鏡の世界の美しさに！ライトアップされた紅葉も見事ですよ。

アクセスは、JR京都駅から「市バス５系統 」に乗り「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩3分です。平安神宮より東に位置し、山沿いになるので、街中からは少し離れたところにあります。秋の京都はどこも混雑していますが、赤推しさんは一度は行っておきたいですね♩

＞＞京都　南禅寺周辺の紅葉おすすめスポット！

おんせん県大分の人気観光ルート「地獄めぐり」。その中でも強烈なインパクトなのが「血の池地獄」…赤推しさん、いかがでしょうか？！血の池の名の通り、ぐらぐらと煮立ち湯気が立ちのぼる赤い池に驚愕してしまいます…！赤の推し活にさらなるエネルギーがチャージされること間違いありません！こんなに赤い理由は、酸化鉄の成分によるもので、日によって赤色の濃さが多少変化しているようです。

写真を撮ったら、名物の「血の池プリン」（！）を食べて、お土産には名品「血の池軟膏」も買いましょう…♩

別府は大分でも湯布院と並ぶ温泉街なので、100円で入れる公衆浴場から、日帰り温泉までどこに行っても温泉だらけ。近年は地獄蒸しプリンがとても人気なので、こちらもぜひ味わって。

大分空港から別府方面はおおよそ飛行機の到着に合わせて、空港バスが運行しています。降車場所によりますが、約35〜50分の所要時間です。血の池地獄へは、空港バスに乗ったら「JR亀川駅前」で下車し、亀の井バス26番「鉄輪（かんなわ）」行きに乗り換えて「血の池地獄前」で下車しましょう。

青推しさんと行く場合は「海地獄」も！海地獄から回る場合は、まずは空港バスで終点の「JR別府駅前」まで。西口の亀の井バス2、5、24、41番の「鉄輪行き」に乗り、「海地獄前」 or「鉄輪」下車。鉄輪からは同じく26番のバスで「血の池地獄前」へと行けますよ。宿泊する宿のそばから回ると便利ですね。

なお地獄めぐりを制覇したい人は、こちらの記事を参考にしてください。
＞＞大分【別府】地獄めぐり　７つの地獄をチェック！

赤推しに関係なく、一度は訪れたい世界遺産※「首里城」。2019年10月に正殿をはじめ9もの施設が火災により消失してしまいました。しかしながら、2026年の正殿復興に向けて着実に歩を進めています。現在は一部の規制エリアを除いて入場可能なので、大龍柱や奉神門など、火災に耐え抜いた「赤 」の姿を見学してみてはいかがでしょうか。

首里城公園周辺は、琉球王国の名残もたくさん！首里金城町石畳道などはぜひ歩いておきたいところ。そしておすすめしたいのが、首里城から徒歩10分にある工房「首里琉染（りゅうせん）」での染物体験です。日本で唯一のサンゴ染め体験ができますよ。Tシャツやバッグなどを推し色に染めましょう！感性の赴くまま単色で赤く染めるか、メンバー全員のカラー全てを取り入れるか…ぜひ悩んでくださいね。

首里城へのアクセスは那覇空港から約40分。空港からゆいレールに乗り、首里駅より徒歩15分。首里駅からは路線バスも複数出ていて、アクセスしやすいので、思い切って沖縄旅行で推し活もしてみましょう。

※正式な登録名「琉球王国のグスク及び関連遺産群」

＞＞首里琉染の詳細はこちらから
＞＞那覇【首里城周辺】城下町さんぽ♪歴史・文化に触れる

今回は旅行初心者や車を運転できない赤推しさんのために、比較的行きやすい全国の「赤」スポットを編集部で厳選して紹介しました。短期間でたくさん行くのは難しいので、ゆっくりと行きましょう。スマホのカメラロールが、美しい赤の絶景スポットで徐々に染まっていくのもきっと楽しいですよ。ツアーの前後や旅行で「赤」スポットを訪れる際はぜひファッションも赤にしたいですね♩皆さんの推し活が充実したものになるよう、心から願っています！

文・やくしじ 紫