更新日: 2024年6月18日
沖縄の大宜味村を観光!シークヮーサー&ランチ&道の駅を徹底紹介♪
2021年に世界自然遺産に登録された、沖縄本島北部・やんばる地域にある大宜味村。
「日本一長寿宣言の村」であり、シークヮーサーの産地としても知られています。
シークヮーサーはみかんのように食べたり、料理に使ったり、酒に入れて飲んだりと、村民の健康長寿にひと役買っています。
紺碧の海と深緑の山に囲まれた村までは、那覇空港から車で約1時間30分。
ゆったりとした島時間が流れる、やんばるにある大宜味村で、健康グルメを楽しむ旅はいかがですか?
目次
大宜味村ってこんなところ
総面積の約76%を森林に囲まれた大宜味村は約3200人が暮らしています。長寿の里として有名で、元気なお年寄りが生涯現役で活躍しています。また喜如嘉の女性が守り続ける芭蕉布、エコツーリズムの拠点にもなっているぶながやの里、大自然を体感できるター滝のリバートレッキングツアーに人気が集まっています。
大宜味村への行き方
那覇空港から大宜味村の観光拠点、道の駅おおぎみ・やんばるの森ビジターセンターまで、車で約1時間30分。バス停があるのは国道58号沿いのみで、バスの本数も少ないので、レンタカーがおすすめです。道の駅おおぎみ・やんばるの森ビジターセンターにはレンタサイクルもあります。
大宜味シークヮーサーパークでシークヮーサーの魅力に触れる
大宜味シークヮーサーパークはシークヮーサーの里、大宜味村にある沖縄初のシークヮーサーのテーマパークです。農家が丹精込めて育てたシークヮーサー果実を収穫後、鮮度を保つため24時間以内に搾汁する工程をガラス越しに見ることができます。
大宜味シークヮーサーパークでこれしたい!「蛇口からシークヮーサージュース」
入口から入ってすぐ、シークヮーサーの木のオブジェがお出迎え。
木の中の蛇口をひねるとシークヮーサージュースが出てきて飲み放題♪独自製法で搾汁した味を楽しむことができます。
大宜味シークヮーサーパークでこれしたい!「工場見学&飲み比べ」
ガイドの案内で、シークヮーサー果実を搾汁する様子を見学できるほか、シークヮーサーの栄養や健康効果について知ることができます。
一般的にシークヮーサーの収獲は9月から12月頃。ここでは収穫月ごとの味の違いを飲み比べて体感できます。
大宜味シークヮーサーパークでこれしたい!「オリジナルのピザを食べる」
レストランでは大人気のピザや、島豚丼などが味わえます。専属パティシエによる本格的なオリジナルスイーツも楽しむことができます。
オリジナルピザはシークヮーサーパウダーや果汁を使い、本格的な石窯で焼き上げます。濃厚なチーズに爽やかなシークヮーサーの香りがマッチした人気メニューです。
このほかにもパティシエが作るシークヮーサーが香るオリジナル焼菓子は、1つ160円~とお手軽。おやつやおみやげに最適ですよ。
大宜味シークヮーサーパークでこれしたい!「ステキなおみやげ探し」
住所/大宜味村津波1424-1
電話/0980-50-5850
営業時間/10:00~17:30(土・日曜、祝日は~18:00)
休業日/無休
大宜味村観光の人気観光スポット「道の駅おおぎみ・やんばるの森ビジターセンター」
特産品販売所、レストラン、パーラーのほか、ドームシアターや観光案内所、アクティビティの受け付け窓口を備える観光拠点施設です。
大宜味村特産品のシークヮーサーを収穫してみましょう。
本土では栽培が難しい果実なので、おみやげにしても喜ばれること間違いなし!ジュースにしたり、肉や魚料理にかけたり用途はいろいろです。シークヮーサーといえば緑の果実をイメージしますが、12月以降の寒い時期になると黄色く色づいた「クガニ(黄金)」と呼ばれる状態になります。「クガニ」は酸味だけではなく甘みも加わって絶品です。
がじゅまる館には地元の農家から朝採れの新鮮野菜をはじめ、肉や卵、魚介が運ばれてきます。旬の野菜を使った漬け物や惣菜、お弁当など手作りの加工品やスイーツも充実しています。
シークヮーサーバター(右)カラキ ソイミルクキャラメル(左)各1180円
「パーラーくがに」では、うちなー(沖縄)天ぷらやサーターアンダギーなど大宜味村の食材を使ったお手軽メニューがスタンバイ。黄金色のシークヮーサーを使った「シークヮーサーバーガー」は、シークヮーサー果汁を加えた自家製ソースと、食べ応えのある自家製パティがマッチした名物バーガーです。
住所/大宜味村津波95
電話/0980-44-2233
営業時間/9:30〜18:30(レストランは11:00〜14:30)土・日曜、祝日は〜15:30)
休業日/不定休
大宜味村観光×ランチ「天空のレストラン 大宜味スカイテラス」
豊年祈願祭が行われる風光明媚な塩屋湾を見下ろすレストラン。その日に届く地元産の野菜や魚、肉を使うメニューが評判です。パスタやカレーなどの軽食メニューと、ランチ、デジュネ(昼の特別献立)から選ぶことができ、ドリンクメニューも豊富にそろっています。天気の良い日はテラス席で、目の前に広がる絶景を楽しみながら、おいしい料理を堪能しましょう。
本日のパスタは島豚とドライトマトとチキナの煮込みパスタです。その日の食材によってメニューは変わります。
住所/大宜味村田港427-2
電話/0980-44-2255
営業時間/11:30~16:00(ランチは~14:00)、ディナーは予約制
休業日/火曜
大宜味村観光×カフェ「がじまんろー」
国道から山道で向かうのは山間に建つ、シークヮーサー農家が営むカフェ「がじまんろー」。ログハウス風の建物でテラス席からは大宜味村のシンボルであるボウジムイ(坊主森)を見晴らすことができます。
住所/大宜味村大宜味923-3
電話/090-3790-2893
営業時間/12:00~17:00
休業日/金~日曜
大宜味村の観光スポット ここにも行きたい!~酒造&食堂&伝統に触れる~
沖縄本島最北端の泡盛酒造所「やんばる酒造直売所」
沖縄本島最北端にある小さな泡盛蒸留所。大宜味村の湧水がもたらす豊かな風味とやわらかな甘みが自慢です。「まるた」「山原くいな」などの泡盛をはじめ、地元の若手農家らとコラボした「やんばる つながるリキュール」などの新商品を手掛けています。
予約制で酒造所の見学(ミニボトルおみやげ付きで1000円)ができ、見学終了後には泡盛の試飲も楽しめます。
住所/大宜味村田嘉里417
電話/0980-44-3297
営業時間/11:00~17:00
休業日/第2・4土・日曜
沖縄の定食&そばでランチ「ぶながや食堂」
裏手に親川滝が流れ、ドライブ休憩の立ち寄りにおすすめの食堂。薄い果皮と豊富な果汁を蓄えたシークヮーサーの果実パルプを使ったソフトクリームや、沖縄そばに豆苗をのせたぶながやそば(650円)を味わいましょう。
住所/大宜味村根路銘1373 大宜味村農村活性化センター1階
電話/0980-44-3765
営業時間/11:00~16:45
休業日/火曜
沖縄最古の織物を知る「大宜味村立芭蕉布会館」
沖縄でもっとも古い織物、芭蕉布の制作と展示販売を行う施設。芭蕉布は大宜味村喜如嘉の周辺のみで作られている貴重な織物です。ここでは琉球王国時代から受け継がれてきた、23工程にも及ぶていねいな手仕事が生み出す芭蕉布の織り作業を見学することができます。
住所/大宜味村喜如嘉454
電話/0980-44-3033
営業時間/10:00~17:00
休業日/日曜、旧盆
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【筆者】エディターズ
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岡山と沖縄にオフィスを構える、キャリア約30年の編集プロダクションです。旅行情報やタウン情報を中心に約1万件を超える取材や執筆の実績があります。旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」や「ことりっぷ」で岡山・四国・沖縄エリアの編集を担当しています。
旅好きな全スタッフがさまざまなアンテナを張りめぐらして情報を収集・編集し、「思わず旅に出たくなる」記事をお届けしていきます。