更新日: 2024年5月14日
函館から亀田半島をぐるり旅 温泉&縄文遺跡&いかめし発祥の地・森町をめぐるドライブルートはこちら!
北海道でも有数の観光都市・函館がある渡島(おしま)半島は、南部でさらにふたつの半島に分かれます。
南西部が松前半島、南東部が亀田半島です。
亀田半島は恵山岬を頂点に突出した部分にあたり、南は津軽海峡、北は内浦湾、東は太平洋と異なる特色の海に面しています。
漁業はもちろんさかんで、恵山や駒ヶ岳といった活火山を擁し温泉資源も豊富、さらには2021年に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡郡」まであります。
道南の魅力がてんこ盛りの亀田半島をドライブでめぐってみましょう。
目次
- 北海道の亀田半島にある函館市・鹿部町・森町ってこんなところ
- 函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブモデルコースはこちら
- 函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット① 道の駅 なとわ・えさん
- 函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット② 水無海浜温泉
- 函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット③ 恵山岬
- 函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット④ 垣ノ島遺跡
- 函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット⑤ 道の駅 縄文ロマン 南かやべ
- 函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット⑥ 大船遺跡
- 函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット⑦ 道の駅 しかべ間歇泉公園
- 函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット⑧ 森町遺跡発掘調査事務所
- 縄文遺跡あり、温泉あり、海鮮グルメありの亀田半島ドライブへ!
北海道の亀田半島にある函館市・鹿部町・森町ってこんなところ
ドライブの出発地点となる「函館」の名はご存知の方も多いでしょう。地域ブランド調査「日本で最も魅力的な都市」に何度も選ばれ、異国情緒漂う街並みや美しい夜景、海鮮、塩ラーメンなどのグルメで人気の街です。
函館市から亀田半島の海岸線沿いに車を走らせると駒ケ岳山麓の一角に広がる鹿部町に入ります。町内に30ケ所以上の泉源があり、全国的に珍しい間歇泉が噴出する温泉の町であると同時に道南屈指の漁業の町です。上質な「鹿部産タラコ」は町が誇る特産品のひとつです。
鹿部町からさらに進んだ先にある森町は、イカの旨味がぎゅっと詰まったこの土地の郷土料理「いかめし」発祥の地。“元祖”いかめしは必食です。
亀田半島への行き方
函館タウンからまずは恵山を目指します。恵山への道の途中には、戦時中に建設が中断された未完成の鉄道路線「戸井線」に遺るコンクリートアーチ橋があります。そこからさらに20分ほど車を走らせると道の駅 なとわ・えさんです。
函館で見られる!北海道の縄文遺跡とは
函館を含む北海道・北東北エリアは、豊かな自然の恵みを受けながら縄文人が1万年以上にわたって定住生活を送った場所です。
函館には、世界文化遺産の構成資産で盛り土遺構が特徴の垣ノ島遺跡、同じく世界文化遺産の構成資産で大型竪穴建物跡のある大船遺跡が近い距離にあり、世界が注目する縄文文化に触れられる貴重な場所となっています。
函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブモデルコースはこちら
8:30 【START】函館タウン (函館駅)
↓ 約39.8km
9:30 ①道の駅 なとわ・えさん
↓ 約12.9km
10:00 ②水無海浜温泉
↓ 約350m
10:30 ③恵山岬
↓ 約27.5km
11:15 ④垣ノ島遺跡
↓ 約1.1km
11:45 ⑤道の駅 縄文ロマン 南かやべ
↓ 約5.0km
12:45 ⑥大船遺跡
↓ 約12.2km
13:30 ⑦道の駅 しかべ間歇泉公園
↓ 約28.6km
15:00 ⑧森町遺跡発掘調査事務所
↓ 約2.6km
16:00 【GOAL】森駅
走行時間/約2時間30分
走行距離/約130km
函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブのポイント!
ゴールの森駅前には元祖 森名物「いかめし」が購入できる柴田商店があります。最近ではさまざまなメーカーの真空パックのものが普及していますが、昔ながらの箱詰めスタイルで元祖いかめしが購入できるのは発祥の地・森町ならでは。
購入のために柴田商店の閉店時間までに余裕を持って森駅に到着できるようにしましょう。(柴田商店の営業時間は要問い合わせ)
函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット① 道の駅 なとわ・えさん
津軽海峡と恵山、どちらの眺望も抜群の道の駅
国道278号線沿い、恵山のふもとに建っています。海辺の景観に配慮した道の駅で、展望デッキや後方に続く砂浜の海岸からは恵山の絶景を望むことができます。
住所/函館市日ノ浜町31-2
電話/0138-85-4010
営業期間/通年 ※年末年始休あり
営業時間/9:00~18:00(10〜3月は9:00〜17:00 )、売店は9:30~17:00(冬季は~16:30、不定休)、カフェは11:00~16:00(冬季は不定休)、レストランは11:00~14:30(飲み物は~16:00、冬季は月・火曜休)
休業日/月曜(月祝の場合は翌日休)
駐車場/約100台
函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット② 水無海浜温泉
珍しい渚の天然露天風呂
恵山岬の入り江に湧く珍しい露天風呂。満潮時は海に水没するので幻の温泉とも呼ばれます。函館市のHPで入浴可能時間をチェックして訪れてみましょう。温泉は混浴ですが水着の着用がOK。サンダルの着用もおすすめされています。
住所/函館市恵山岬町
電話/0138-86-2111(函館市椴法華支所産業建設課)
入浴可能期間/通年 ※入浴可能時間は潮の干潮により変動(高波時入浴不可)
休業日/なし
料金/無料
駐車場/約20台
函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット③ 恵山岬
自然色のなかに白亜の灯台が際立つ岬
水無海浜温泉からすぐ、白亜の灯台が建つビュースポット。昔から荒れやすかった岬周辺での航海を見守る施設として作られた灯台が現在も船舶の安全航海を見守っています。灯台周辺の高台は恵山岬灯台公園として整備されています。
住所/函館市恵山岬町
電話/0138-86-2111(函館市椴法華支所産業建設課)
駐車場/30台
函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット④ 垣ノ島遺跡
太平洋を望む段丘上の集落跡
幼児の足形を押し付けた粘土版を副葬した例があるなど当時の葬制や精神性をうかがい知ることができる遺跡です。道の駅の機能を併せ持つ「函館市縄文文化交流センター」が隣接しているので遺跡とあわせてじっくりと縄文ワールドに浸ることができます。
住所/函館市臼尻町416番地4ほか(縄文文化交流センターに隣接)
電話/0138-25-2030(函館市縄文文化交流センター)
開園時間/9:00〜17:00(11〜3月は9:00〜16:00)
休園日/年末年始
料金/無料
駐車場/函館市縄文文化交流センターと共用の駐車場あり
函館から亀田半島をぐるり旅 ドライブ立ち寄りスポット⑤ 道の駅 縄文ロマン 南かやべ
国宝は必見!博物館と一体となった道の駅
国宝「中空土偶」を常設展示する函館市縄文文化交流センターと一体となっている“国宝のある道の駅”。(函館市縄文文化交流センターへは別途入館料が必要です)地域の特産品に加え縄文にちなんだグッズも販売しています。縄文人がよく食べていたクルミを使用したソフトクリームも人気です。
住所/函館市臼尻町551-1
電話/0138-25-2030(函館市縄文文化交流センター)
営業期間/通年 ※年末年始休あり
営業時間/9:00~17:00(11〜3月は9:00〜16:30)
休業日/月曜(月祝の場合はもっとも近い平日)
駐車場/33台(大型4台、身障者用2台、妊婦優先1台)
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【筆者】編集工房ビータス
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