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ここにも立ち寄ってみよう! 山田ひまわり園
秋空の下で咲くヒマワリ
綾部八幡神社から車で1.3kmほど。みやき町北部の山田地区では中山間地の棚田を生かして、遅咲きのヒマワリを植栽しています。10月下旬から11月中旬にかけて、山吹色のヒマワリが観賞でき、ピークは11月10~15日頃。インスタ映え間違いなし! の風景が広がります。
住所/みやき町簑原(山田水辺公園そば)
電話/0942-96-4208(みやき町観光協会)
営業時間/期間中9:00~16:00(開園期間以外は入園不可)
休業日/期間中無休
駐車場/無料
「みやき町」観光モデルコース⑤ 喜久屋
名物の「あやべさんぼたもち」はマストで買い!
綾部八幡神社参道の名物に「ぼたもち」があります。その歴史は鎌倉時代にさかのぼるとされ、100年ほど前に綾部八幡神社の旗上げ神事に合わせて販売されるようになったそうです。綾部八幡神社の鳥居のすぐ横に建つ喜久屋は、創業100年を超える老舗。独自の水加減でついた餅は注文ごとに小さく丸め、並んだ小餅を隠すように小豆餡がたっぷりのります。餅は箸でつまむと一気にのびるほどやわらか。参拝後のマストみやげの一つです。
住所/みやき町原古賀2340-1
電話/0942-94-3648
営業時間/8:30~18:00
休業日/火曜(7~9月は無休)
駐車場/無料
「みやき町」観光モデルコース⑥ ひろや製パン所
毎日70~80種の焼きたてパンが並ぶ
地元客はもちろん、評判を聞きつけた遠方からの客も多い大人気ベーカリー。毎日70~80種のパンが焼かれ、店頭に出そろうのは午前10時頃ですが、午前9時の開店とともに訪れるお客さんの姿が絶えません。ピークとなる昼どきは行列ができることもあるそうです。数ある商品の中でもひときわ売れ筋なのが、オーナーの日下和博さんがスタッフの意見を取り入れながら試行錯誤を重ねてつくったカヌレです。外側はパリッと中はもっちりと焼き上がり、一度食べるとまた食べたくなるような仕上がりです。地元の「蔵出しめんたい本舗」の明太子を使った「やみつきめんたい」、ハチミツとバターがたっぷり染み込んだ「ハニートースト」なども人気商品。自宅で温めてもおいしさが損なわれないパンづくりをめざしていると話す日下さん。とくに日もちのするハード系のパンは、おみやげにおすすめです。
住所/みやき町白壁4402-1
電話/0942-89-3625
営業時間/9:00~18:00(売り切れ次第閉店、土・日曜、祝日は17:00まで)
休業日/火・水曜
駐車場/無料
「みやき町」観光モデルコース⑦ 裕翠窯
日常使いできるカジュアルな器を作陶
みやき町の皿山地区にある窯元で、鮎川さん親子と、息子さんの奥さんが作陶しています。かつては「西目の有田、東目の白石」といわれ、一世を風靡した白石焼ですが、今は4軒の窯元を残すのみになりました。裕翠窯は、あたたかみのある「粉引」が特徴。現代的なデザインの器も多く、値段は手ごろです。陶芸体験もでき、詳しくはホームページ(https://r.goope.jp/yuusuigama)をチェック!
住所/みやき町白壁3814-25
電話/0942-89-2772
営業時間/9:30~17:00
休業日/不定休
駐車場/無料
自分のペースで町を知る、みやき町に行ってみよう
総面積約52k㎡、人口2万5000人ほどの佐賀県みやき町。有名な観光地のような華やかさこそありませんが、今に受け継がれる格式ある神事、伝統に甘んじることなく新しさを取り入れる酒造や窯元、おいしさを発信するベーカリーなど、探ってみると思いもかけない魅力があちらこちらにあふれています。綾部八幡神社の近くでは、寒水川から引いた水路のせせらぎがここちよく、多くの窯元があった皿山地区にはトンバイ塀が残る散策路があり、白石焼を多くの人に知ってほしいと定期的に窯元めぐりなども行われています。
今度の休日は、時間にとらわれずに町めぐりをしてみませんか?
YouTube Shortsでも「みやき町」を紹介!ぜひご覧ください
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【筆者】クロス編集事務所
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会社創立は平成元年。以来、『まっぷるマガジン』『ことりっぷ』などなど、福岡市の編集プロダクションとしての立地を生かし、見どころ、グルメ、温泉、宿など九州一円の観光情報誌の制作にかかわってきました。
これからも、これまで培ってきたノウハウを存分に発揮して、個性あふれる九州の魅力と元気のよさを多くの方々に伝えていきたいと思います!