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越前和紙の里で紙漉き体験にチャレンジ!「紙の神様」にもお詣りしましょう

ウララコミュニケーションズ

更新日: 2024年7月26日

越前和紙の里で紙漉き体験にチャレンジ!「紙の神様」にもお詣りしましょう

「日本三大和紙」に数えられる和紙の里、福井県越前市「五箇(ごか)地区」。
越前和紙1500年の伝統を守る町として、手漉き和紙の出荷額において全国トップクラスのシェアを誇っています。

この古くから上質な越前和紙の里として知られる地区を、まっぷる編集部は地域応援プロジェクトの一環として訪れることになりました。

そこにはゆったりと時間が流れるのどかな町並みが広がり、今も伝統を受け継ぎ、守り続けている製紙会社が軒を連ねていました。
和紙抄造(しょうぞう)の技術を活かし、アクセサリーや服飾といった新たなアイテムを制作しているほか、最近では宇宙服などにも採用されるほどに。
和紙の可能性をどこまでも体感できる町、それが越前市五箇地区なのです。

こちらの記事では、伝統的な紙漉き体験をご紹介します。
和紙のアイテムを手に取り、ここに住む人達の優しさや強さを象徴するような越前和紙の魅力を体感しましょう。

越前市「五箇地区」ってこんなところ

越前市「五箇地区」ってこんなところ

福井県の北部「嶺北(れいほく)地方」と呼ばれる地域にある越前市越前和紙の生産地、五箇(ごか)という大規模な生産地域があり、手漉き和紙出荷額は全国トップクラスを誇ります。自然豊かな山間の古き良きのどかな景観と、深い歴史がある伝統工芸、越前和紙を体感するため、多くの観光客が訪れます。

越前市五箇地区の行き方

【鉄道】※2023年8月現在
JR金沢駅

↓ 特急しらさぎ、サンダーバード/1時間5分/3450円
JR武生駅
↓ 福鉄バス南越線/約30分/510円
和紙の里バス停(越前市五箇地区)

【車】
金沢西IC
↓ 北陸自動車道 約92km
武生IC
↓ 約6㎞
越前市五箇地区

越前市五箇地区のおすすめ観光モデルコース

伝統工芸・越前和紙の里の見どころをぐるりとめぐると約3時間はかかります。定番スポットの和紙の里を楽しんだ後は、紙の神様「川上御前」を祀る岡太神社・大瀧神社へ行ってみよう。お腹が空いたら、地元でも愛される手打ちそばの店でランチタイム。

【観光モデルコース】
JR武生駅
↓ 福鉄バス南越線/約30分/510円
和紙の里バス停
↓ 下車すぐ
パピルス館
↓ 徒歩2分
うだつの工芸館
↓ 徒歩3分
越前和紙の里 紙の文化博物館
↓ 徒歩15分
紙祖神岡太(おかもと)神社・大瀧神社
↓ 徒歩25分
手打ちそば 大福

越前和紙の魅力を知ろう

越前和紙の魅力を知ろう
越前和紙職人の仕事風景(長田製紙所)

越前和紙は、灼熱の夏も、厳寒の冬の日も、職人たちの手仕事によって極上の品質に仕上げられます。五箇地区にはあらゆる用途に向けた、専門性の高い和紙を制作する企業が何社もあります。

「この地域で揃わない和紙はない」と言われるほど多種多様で、最高の品質と高い技術が評価されています。

長田製紙所ではインテリア和紙も扱う

和紙や和紙小物などの販売スペースもある長田製紙所は、まっぷる北陸・金沢版にてご紹介しています。

和紙を学んで、知って、体験できる複合施設「越前和紙の里」をめぐる

和紙を学んで、知って、体験できる複合施設「越前和紙の里」をめぐる

越前和紙の紙漉き体験・伝統工芸士による紙漉き・越前和紙の資料展示など、こちらではさまざまな越前和紙の文化に触れることができます。

越前和紙の里「パピルス館」で和紙づくり体験!

越前和紙の里「パピルス館」で和紙づくり体験!

和紙の里の「パピルス館」ではオリジナルの和紙づくりが、子どもから大人まで楽しめます。スタッフがサポートしてくれるので安心。ハガキや名刺など、いろいろな和紙アイテムが20分~40分ほどで出来上がります。

体験メニュー
色紙判、はがき判(2枚どり・4枚どり)、名刺判(5.5×9.1cmの名刺・しおり10枚どり)、コースター判、中判、大判、うちわづくり、灯りづくりなど

越前和紙の里

住所
福井県越前市新在家町8-44
交通
JR北陸本線武生駅から福井鉄道和紙の里行きバスで27分、和紙の里下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
体験工房パピルス館は9:00~16:00(閉館)、紙の文化博物館・卯立の工芸館は9:30~16:30(閉館17:00)
休業日
体験施設は無休、見学施設2館は火曜、祝日の場合は開館(12月28日~翌1月4日休)

和紙作り体験にチャレンジ~その①~

まずは桁(けた)という道具で紙料をすくいます。均等に紙料が行き渡るように桁を揺らします。

和紙作り体験にチャレンジ~その②~

季節によって種類の違う押し花が用意されています。好みの押し花を選んで配置します。

和紙作り体験にチャレンジ~その③~

さらに好みの染料で色付けを行い、脱水します。

和紙作り体験にチャレンジ~その④~

約10分程乾かします。おみやげにも最適な世界でたった一枚のオリジナル和紙の完成です!

越前和紙の里「卯立の工芸館」で伝統工芸に触れる

越前和紙の里「卯立の工芸館」で伝統工芸に触れる

江戸時代中期の紙漉き家屋を移築復元。書家が良質な和紙を求め、直接訪れることもあるそうです。伝統工芸士による紙漉きを丁寧な解説付きで見学でき、さらに本格的な流し漉き体験も可能。その迫力あるライブ感を体感してみては。

伝統的な流し漉き体験は5,500円〜、予約がおすすめです。

越前和紙の里「紙の文化博物館」で1500年の歴史を学ぶ

越前和紙の里「紙の文化博物館」で1500年の歴史を学ぶ

1500年続く越前和紙の発祥や人々の営みを学ぶことができます。展示品の中には全国で最初の藩札といわれる「福井藩札(復刻)」もあります。

紙の神様を祀る神社「紙祖神 岡太神社・大瀧神社」にお詣りしましょう

紙の神様を祀る神社「紙祖神 岡太神社・大瀧神社」にお詣りしましょう

紙の神様「川上御前」が祀られた神社。国の重要文化財に指定され、幾重にも波が寄せあうような複雑な屋根やいたるところに施された彫刻の壮麗さは圧巻です。

華麗な彫刻が施された社殿は国の重要文化財に指定されている

紙祖神 岡太神社・大瀧神社

住所
福井県越前市大滝町23-10
交通
JR北陸本線武生駅から福井鉄道和紙の里行きバスで27分、和紙の里下車、徒歩20分
営業期間
通年
営業時間
境内自由
休業日
無休
料金
情報なし

「手打ちそば大福」で福井県民が愛するおろしそばをいただこう

「手打ちそば大福」で福井県民が愛するおろしそばをいただこう
おろしそば650円。太めのそばは食感も抜群

大根おろしが入ったダシをかけて食す「おろしそば」は、福井県産そば粉を使用。あっさりとした味わいで、ツルッといただけます。しっかりお腹を満たすなら大盛りを!

手打ちそば大福のデータ
住所 福井県越前市粟田部町15-22
電話 0778-42-0443
営業時間 11:00~14:45(閉店は15:00)、17:00~18:45(閉店は19:00)
定休日 毎月6、7、16、17、26日
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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