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サンライズ出雲の終着駅、出雲に到着!観光はどこに行けばいい?

サンライズ出雲の終着駅、出雲に到着!観光はどこに行けばいい?
出雲市駅に到着

9:58に出雲市駅に到着。東京駅を21:50に出発したので、所要12時間。乗車するまでは、(電車に12時間も乗るのか・・)と心配でしたが、車内は快適、窓は大きくて圧迫感なし、美しい車窓は楽しめる、とその長さをまったく感じさせない楽しい旅でした。

サンライズ出雲の終着駅、出雲に到着!観光はどこに行けばいい?

9:58に出雲市駅に到着

まずは出雲大社へ!

まずは出雲大社へ!
古事記にも登場する由緒ある神社です

出雲市駅で降りた後は、まず大きな荷物を駅のコインロッカーに預けるのがおすすめ。身軽に出雲観光が楽しめますよ。

出雲大社へはバスで。一畑電車という私鉄でも行けますが、バスのほうが少しだけ出雲大社に近いところで降ろしてもらえるのと、乗り換えがないのでバスを選択しました。

ちなみに一畑電車大社線出雲大社前駅からは徒歩5分です。

出雲大社へお参りしたあとは、島根県立古代出雲歴史博物館へ。ここでは、出雲大社にまつわる神々や歴史について学べます。壁一面に展示された青銅器と太刀は迫力満点。ドラマ仕立てで出雲の成り立ちを紹介するミニ映画は、子どもにも分かりやすくておすすめです。

出雲大社

住所
島根県出雲市大社町杵築東195
交通
一畑電車大社線出雲大社前駅から徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
境内自由(参拝の目安は6:00~20:00、宝物殿は8:30~16:00、時期により異なる)
休業日
無休
料金
情報なし

ランチには出雲そばがおすすめです

ランチには出雲そばがおすすめです

出雲大社の近くには、名物のそば店やみやげ店が軒をつらねています。
出雲そばをいただいたあとは、一畑電気鉄道の出雲大社前駅へ。みやげ店めぐりを楽しみながらゆるやかな坂をくだります。
出雲市駅の近くに日帰り温泉があるので、時間があればぜひ。疲れがとれます。

帰りは、「特急やくも」に乗り、岡山経由で新幹線に接続できます。
また、「特急おき」に乗り、鳥取を経由して、「特急はくと」で大阪駅というルートも、電車好きにはおすすめです。いずれも本数が少ないので、帰りの電車の時間は事前に要チェックです。

出雲空港からは、大阪伊丹空港へ一便、羽田空港へ一日5便出ていますので、時間のない方には飛行機がおすすめです。

>>出雲観光の紹介はこちらの記事へ

サンライズ出雲は快適な電車旅が楽しめて大人も子どもも大満足!

サンライズ出雲は快適な電車旅が楽しめて大人も子どもも大満足!
サンライズ出雲で見た日の出

サンライズ出雲の旅は、電車好きの息子にせがまれたのがきっかけでしたが、特に電車好きというわけでもない私でも楽しく快適に過ごすことができました。豪華列車のようなきらびやかさはありませんが、モダンな室内は快適なホテルのようですし、そんなに揺れることもなく、シャワーを使用してさっぱりして、気持ちの良い寝具で眠ることができました。また車窓の変化も楽しく汽車旅のよさも味わえます。

子どもは終始ご機嫌で、電車について詳しく語ってくれました。
電車でシャワーを浴びる、切り離しを見るといった体験が特に楽しかったようです。

乗り物酔いしないかなど、子ども連れで不安な気持ちもありましたが、個室なので周りに気を遣うこともなく、車掌さんも子供に話しかけてくれたりと、安心して利用することができました。そんなに揺れは気になりませんでしたが、お守り代わりに酔い止め薬を飲んでおくといいと思います。キャンディタイプのものがおすすめです。

サンライズ出雲での旅は贅沢なようでいて、実はお得!?

親子2人で約4万円と高額なようですが、飛行機に子供の料金はないので、2人で約7万円ほどになります。東京から出雲まで、新幹線と&特急やくもなら2人で約3万3000円ですが、始発に乗ったとしても出雲到着は13:08で、観光する時間が少なくなってしまいます。

例えば、土曜日の朝10時に出雲市駅にいるには、飛行機なら7:10羽田発に乗らなければいけません。そもそも羽田に6時台に行くのは、よほど都心にお住まいでない限り現実的になかなか難しいですし、かといって金曜の飛行機の最終便は18:25なので、会社おわりで飛び乗るというのは難しいですよね。

サンライズなら、金曜日、会社が終わったあとにゆっくり東京駅に向かい、21:50に出発して、翌朝の新幹線や飛行機の初便到着の前に出雲に到着することができます。
時間がかかるようでいて、実は、時間を有効に使えるとても便利な交通手段といえます。

なにより、電車旅の魅力が味わえて、子供のキラキラした表情が見られたのがいい思い出になりました。
春休みということもあり、車内では、小学2年生くらいから小学6年生くらいまで3人ほど子どもを見かけましたが、みなさん楽しそうでした。

日本唯一の寝台列車サンライズエクスプレスで、親子で素敵な思い出作りをしてみてはいかがでしょうか。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】千原 礼子

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関西在住のフリーのエディター、ライターです。まっぷる、ことりっぷ、カラープラスなどの編集、執筆をさせていただいています。旅行、グルメ、おとりよせ、本、スイーツ、パン、カフェ、飛行機、手作りの雑貨が好き。今ハマっているのは餃子です。