更新日: 2023年6月29日
【縁結びスポット×大阪】恋愛成就の聖地、大阪最強7選!幸せ運ぶ良縁パワースポットでその恋かなえましょ♪
好きな人がいるけど打ち明けられない、パートナーの浮気癖を直したい、何年も付き合ってるのに結婚に結びつかない、そもそも恋愛がご無沙汰!など恋愛の悩みはつきませんよね。そんな恋する人の心強い味方、恋愛成就の良縁パワースポットをご紹介します。
縁結びで有名なお初天神(露天神社)をはじめ、隠れた人気を誇るおすすめの縁結びスポットまで、大阪でも指折りの恋愛成就の7つのパワースポットをめぐって恋愛運アップを狙っちゃいましょう。
相性が分かる相合坂、魅力アップの霊水、珍しい恋みくじや、ハート型の絵馬、など良縁獲得のアイテムもご紹介します。
恋に悩んだとき、いい出会いがないとき、恋愛の神様のパワーをもらいに、大阪最強の縁結びスポットにでかけてみませんか?
目次
【縁結び×大阪】「露天神社(お初天神)」のハート型の絵馬がご利益あり♡
「お初天神」の愛称で有名なこちらの神社の正式名称は露天神社(つゆのてんじんしゃ)といい、1100年以上の歴史がある神社です。
江戸時代中期、元禄16(1703年)に執筆された、近松門左衛門の人形浄瑠璃「曽根崎心中」はここお初天神の境内で実際にあった心中事件がもとになっています。
2人の純愛は評判を呼び、女性の名前「お初」にちなんで「お初天神」という愛称で呼ばれるようになったのです。
縁結びの由来:露天神社(お初天神)
大店の手代「徳兵衛」と堂島新地の遊女「お初」は、恋仲になり将来を誓い合うのですが、徳兵衛の真面目な働きぶりを見た叔父が勝手に自分の姪との縁談をすすめてしまいます。
継母は徳兵衛の意見も聞かず、叔父から結納金を受け取ります。お初との恋を成就させたい徳兵衛は、継母を説得し、結納金を叔父に返そうとしますが、その途中親友に頼み込まれて結納金を貸してしまいます。
親友の九平次に催促すると、「貸してもいない金を返せとは詐欺師め!」と公衆の面前で罵倒され袋叩きにされます。その汚名をはらすため、徳兵衛は自害しようとします。
それを聞いたお初は、それなら一緒に、と2人一緒に、露天神社の「天神の森」で情死してしまいます。
身分や親族など社会の不条理に恋を邪魔され、死をもってあの世での幸せを願い心中してしまうという、日本版ロミオとジュリエットのようなこの事件は、当時純愛ともてはやされ、近松門左衛門が劇化し、大阪の人々の間でさらに大評判となりました。
露天神社 お初天神
- 住所
- 大阪府大阪市北区曽根崎2丁目5-4
- 交通
- 地下鉄東梅田駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~24:00(閉門)、お守り・お札授与所は9:00~18:00(閉館)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=無料/開運招福お守入おみくじ=300円/えんむすび御守(ペア)=1200円/
【縁結び×大阪】「大阪天満宮」の星合橋(ほしあいばし)で出会った2人は・・・♡
大阪天満宮は、奈良時代の天暦3(949)年に、村上天皇の勅願により創建された、菅原道真公を祀る神社です。学業の神様として、受験シーズンには賑わい広く信仰を集めていますが、実は縁結びのパワースポットでもあります。
大阪天満宮の本殿に参拝したことがある方でも、知らない人が多い隠れたスポットです。入り口には鳥居、すぐ右側に池があります。
橋を渡ると正面には「すべらんうどん」が名物の星合茶寮という茶屋があり、受験生に人気です。左には祖霊社があります。
縁結びの由来:大阪天満宮
古来、良縁祈願の霊験あらたかと伝わる星合池。昔はこの橋の上でのお見合いがあり、星合橋の上で出会った男女は星の神秘的な力によって結ばれるという言い伝えがあるそう。
合格祈願のついでに、「すべらんうどん」食べよう!と、気になる人をさりげなく星合橋に誘ってみるのもいいかもしれませんね。
大阪天満宮
- 住所
- 大阪府大阪市北区天神橋2丁目1-8
- 交通
- JR東西線大阪天満宮駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=無料/おみくじ=200円/合格守=3000円/
【縁結び×大阪】「玉造稲荷神社」のキュートな恋キツネの絵馬で恋愛成就!
玉造稲荷神社は垂仁18(紀元前12)年の秋に創祀されたと伝えられる歴史ある神社です。聖徳太子が仏教を受け入れるか否かで物部氏と争った際、今の神社があった場所(玉作岡)に陣を敷いたという逸話も伝わっています。
その後焼失と再建を繰り返しながらも「大坂城の鎮守神」として大事に守られてきました。
神社の名前にある「玉造」(たまつくり)の由来ですが、「勾玉」(まがたま)を作る職人の住居があったことから「玉作部」(たまつくりべ)が転じて、“玉造”になったとされています。
縁結びの由来:玉造稲荷神社
玉造稲荷神社の絵馬には良縁に恵まれるご利益があるそうです。
裏側に自分の名前と好きな人の名前を書いて奉納すれば、良縁成就がかなうと言われています。境内には願いの書かれたたくさんの絵馬が並んでいます。
【縁結び×大阪】「高津宮(こうずぐう)」の相合坂で相性占い&良縁祈願
平安時代初期の貞観八(866)年に、清和天皇の命令によって社殿を築いたのが始まりとされている高津宮。仁徳天皇ゆかりの難波高津宮があったとされる高台に建ち、仁徳天皇を主祭神としてお祀りしています。往時には浪速津の守護神とも仰がれた由緒ある神社です。
大きな木々に守られるように建つ社殿は神聖な雰囲気がただよい、大阪の真ん中とは思えない静かなたたずまいです。
縁結びの由来:高津宮
高津宮は周囲より一段高いところにあり、お参りするには、表参道、北坂、西坂、相合坂と四ケ所ある階段のどれかを登らなければならなのですが、そのうちの「相合坂」は別名「縁結びの坂」と呼ばれパワースポットになっています。
明治後期に、高津宮の西側に現在のように南北両方から登る石づくりの階段が作られ、相合坂と名づけられました。男女それぞれ南側と北側から登り、ちょうど頂点のところで出会うと相性がよいといわれているそうです。
【縁結びスポット×大阪】心に鍵⁈「生國魂神社(いくたまじんじゃ)」の良縁を運んでくれるインパクトある絵馬
「いくたまさん」の愛称で親しまれている大阪市天王寺区にある生國魂神社(いくたまじんじゃ)は、社伝によると紀元前663年に創建された大阪最古の神社です。日本列島そのものの神様の生島・足島大神をお祀りしている神社です。
疫病よけの神事「夏越(なごし)の大祓」がルーツとされる「生國魂(いくたま)祭」は、大阪の三大夏祭りの一つ。もともと生國魂神社があった現在の大阪城への「お渡り」は、枕太鼓を先頭に大勢の人馬の行列が大阪城内の元宮跡までに向かう華やかなお祭りで有名です。
縁結びの由来:生國魂神社
生國魂神社にはたくさんの社があり、多くの神様を祀っています。特に縁結び、良縁成就、女性守護に強いご利益があるといわれているのは、本殿の奥にある鴫野(しぎの)神社です。
天照大神の娘で絶世の美女と伝わる市寸島比賣神(いちきしまひめのみこと)などが御祭神。また、もともとの神社があった大阪城では、淀姫が足しげく通ったことから、のちに淀姫自身もこちらに御祭神として祀られました。
良縁を運ぶ女性の守護神として、良縁成就・縁結びにご利益があると伝わる生國魂神社の「鴫野神社(しぎのじんじゃ)」。恋愛成就のご利益があるといわれる絵馬を奉納して願いをかけてはいかがでしょうか。神社のすぐ横には四柱推命の占い所があり、悩み相談をする方も。(営業は土日のみ)
生國魂神社
- 住所
- 大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9
- 交通
- 地下鉄谷町九丁目駅から徒歩4分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(祈祷・お守り・おふだ受付は9:00~17:00<閉門>)
- 休業日
- 無休
- 料金
- おみくじ=200円/御守=1000円/厄除祈祷=5000円/お宮参り=10000円/特別祈祷(団体昇殿祈祷)=50000円/
【縁結び×大阪】「愛染堂勝鬘院」で魅力的になれる「愛染めの霊水」を飲んで良縁成就!
大阪三大夏祭りのひとつ「愛染まつり」で有名な愛染堂勝鬘院。推古元(593)年、聖徳太子によって四天王寺の施薬院として創建されたお寺です。
平安時代、弘法大師空海によって密教が日本に伝わると、金堂に愛染明王が本尊として安置され、勝鬘院全体が愛染堂と通称されるようになりました。
愛染明王は、主に縁結び・良縁成就・夫婦和合・愛嬌開運の功徳があると信じられていることから、良縁を求める参詣者が毎日たくさん訪れます。
縁結びの由来:愛染堂勝鬘院
境内にある「愛染めの霊水」は飲むと愛嬌開運のご利益があり、願いが叶うといわれています。
「愛嬌」は古語では「愛敬」とも書き「いつくしみ敬うこと。愛し好むこと。かわいらしさ。魅力。」という意味。
魅力的で愛し愛される女性になり、良縁が訪れると人気です。
【縁結び×大阪】「住吉大社」で「おもとみくじ」をひいて良縁祈願♡
住吉大社は、伊邪那岐神(イザナギノミコト)が海に入って禊祓いしたときに生まれた、3人の神様、底筒男命 (そこつつのおのみこと) 、中筒男命 (なかつつのおのみこと) 、表筒男命 (うわつつのおのみこと) を主祭神としてお祀りする大阪で最も有名な神社のひとつです。
初詣に訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。
3人の神様は、住吉大神とも言われ、海や航海の神様として信仰されています。また神功皇后も併せて祀られています。
縁結びの由来:住吉大社
初代神主とその妻神をお祀りするこの侍者社は、第二本宮南方にあります。主祭神は、初代神主の田裳見宿禰(たもみのすくね)とその妻市姫命 (いちひめのみこと)です。
住吉大神の最も近くにいたところから、侍者(おもと)と称したのではないかとされています。
近年では「神と人」を結ぶ、仲執り持ちの役目を担ったことから、縁結びの神として広く信仰されているそうです。
住吉大社
- 住所
- 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
- 交通
- 南海本線住吉大社駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~17:00(閉門)、10~翌3月は6:30~(毎月1日と初辰日は6:00開門)、御守授与所は9:00~
- 休業日
- 無休
- 料金
- 干支土人形=1000円/常勝守=1000円/
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【筆者】千原 礼子
関西在住のフリーのエディター、ライターです。まっぷる、ことりっぷ、カラープラスなどの編集、執筆をさせていただいています。旅行、グルメ、おとりよせ、本、スイーツ、パン、カフェ、飛行機、手作りの雑貨が好き。今ハマっているのは餃子です。