トップ >  関東・甲信越 > 信州・清里 > 

2つの断層が交差するパワースポット「諏訪湖」(長野県諏訪市・岡谷市・下諏訪町)

2つの断層が交差するパワースポット「諏訪湖」(長野県諏訪市・岡谷市・下諏訪町)
高台にある立石公園は諏訪湖を望む絶景スポット

諏訪湖は諏訪市・岡谷市・下諏訪町にまたがる長野県で一番大きな湖です。糸魚川静岡構造線と中央構造線という、日本列島を走る二つの巨大断層が交差する場所に位置していて、大地のエネルギーが感じられるパワースポットでもあります。

冬には湖が全面凍結し、冷え込みが続くなどの気象条件が重なった年には「御神渡り」という自然現象がみられることがあります。湖面の氷が膨張と収縮を繰り返すことで亀裂ができ、道筋になったもので、古くは神様が湖を渡った道筋と言い伝えられてきました。

周辺には上諏訪温泉、下諏訪温泉などの温泉地があり、諏訪市湖畔公園には足湯が設置されているので、湖畔を散歩し、足湯でゆっくりリフレッシュすることができます。また、小高い丘の上にある立石公園は諏訪湖を見下ろすことのできる絶景スポットととして人気です。湖の周辺には全国の諏訪神社の総本社である諏訪大社が四社あるので、そちらもぜひあわせて参拝したいですね。

立石公園

住所
長野県諏訪市上諏訪10399
交通
JR中央本線上諏訪駅からタクシーで15分
営業期間
通年
営業時間
入園自由
休業日
無休
料金
情報なし

諏訪市湖畔公園

住所
長野県諏訪市湖岸通り2~5丁目
交通
JR中央本線上諏訪駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
入園自由
休業日
無休
料金
情報なし

ミステリアスな石仏に魅了されるパワースポット「万治の石仏」(長野県下諏訪町)

ミステリアスな石仏に魅了されるパワースポット「万治の石仏」(長野県下諏訪町)
素朴でユーモラスな表情が魅力の石仏

長野県下諏訪町の諏訪大社下社春宮の近くを流れる砥川沿いに鎮座する石仏です。川沿いの小道を歩いて行くと、周囲には畑があり、そのなかに不思議な存在感を放つ石仏が佇んでいます。江戸時代の万治3(1660)年頃に作られたと推定されることから万治の石仏と呼ばれています。

石仏は高さ約2.6m、幅約3.8m、奥行き3.7m。自然石の胴体部分はどっしりとしており、顔の表情はどこかユーモラス。不思議な存在感とともに、「万」は「よろず」、「治」は「おさめる」の意味に通じることから、人々の信仰を集めてきたパワースポットです。石仏の前で手を合わせて「よろずおさまりますように」と心のなかで念じ、願い事を心で唱えながら石仏のまわりを時計回りに3周すると願いが叶うといわれています。

独特の存在感が見る人を惹きつけ、芸術家の岡本太郎氏が訪れた際に、この石仏を絶賛したことでも知られています。

万治の石仏

住所
長野県諏訪郡下諏訪町東山田諏訪大社春宮付近
交通
JR中央本線下諏訪駅からタクシーで10分
営業期間
通年
営業時間
見学自由
休業日
無休
料金
情報なし

北アルプスの湧水に癒されるパワースポット「大王わさび農場」(長野県安曇野市)

北アルプスの湧水に癒されるパワースポット「大王わさび農場」(長野県安曇野市)
水車小屋は映画のロケ地としても知られる

大王わさび農場は北アルプスの麓、安曇野市にある、国内最大のわさび農園です。北アルプスの雪解け水が伏流水となって毎日12万トンも湧出しています。農場の敷地内を流れる蓼川は梅花藻が繁る清流で、川沿いにある3連の水車は黒沢明監督の映画『夢』のロケ地としても有名です。清らかな水の恵みをたっぷり感じられるパワースポットです。

施設名の「大王」は、かつてこの地を治めていた豪族の「魏石鬼八面大王」に由来しています。農場の敷地内には八面大王を祀った神社や、八面大王が籠もったとされる岩屋を再現した大王窟などがあり、歴史のロマンを感じることができます。

また、わさび田にかかる「幸いのかけ橋」はカップルで渡ると幸せになれるといわれています。わさびグルメを味わえるレストランもあるので、農場を散策したあとは名物の本わさびソフトクリームをぜひ味わってみてください。

八面大王の岩屋を再現した大王窟(左)と開運洞(右)

大王わさび農場

住所
長野県安曇野市穂高3640
交通
JR大糸線穂高駅からタクシーで10分
営業期間
通年
営業時間
8:00~17:00、12~翌2月は9:00~16:00
休業日
無休
料金
入場料=無料/生わさび=500円~(1本)/わさびソフト=390円/わさびコロッケ=220円/おろし生わさび=1000円/

夏も涼しいマイナスイオンたっぷりのパワースポット「白糸の滝」(長野県軽井沢町)

夏も涼しいマイナスイオンたっぷりのパワースポット「白糸の滝」(長野県軽井沢町)
清涼感たっぷりで、夏でも涼しさを感じることができます

白糸の滝は北軽井沢にあるアーチ状に広がった美しい滝で、ヒーリング効果満点のパワースポットとして人気です。高さ約3m、幅70mにわたって白い糸が連なるように流れて、滝の周囲はマイナスイオンをたっぷりと感じられます。緑豊かな浅間山東麓の国有林の中にあり、森林浴も楽しめるので、マイナスイオン浴と森林浴のダブルで癒し効果が期待できますね。標高1260mほどなので、夏でも涼しく、避暑スポットとしても人気です。

白糸の滝は有料道路の白糸ハイランドウェイにある白糸の滝駐車場から遊歩道を3分ほど歩いたところにあります。遊歩道沿いには白糸の滝から流れてきた湯川が流れ、せせらぎや野鳥の声を聞きながら気軽なハイキング気分を楽しめます。

 

滝へ向かう道沿いには小川が流れています

白糸の滝

住所
長野県北佐久郡軽井沢町長倉
交通
JR北陸新幹線軽井沢駅から草軽交通草津温泉方面行きバスで23分、白糸の滝下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

標高2115mに澄んだ水をたたえるパワースポット「白駒の池」(長野県佐久穂町・小海町)

標高2115mに澄んだ水をたたえるパワースポット「白駒の池」(長野県佐久穂町・小海町)
秋には色づいた木々が湖畔を彩ります

北八ヶ岳の標高2115mにある白駒の池は、標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖です。山の中にぽっかりと口をあけたように澄んだ水をたたえる神秘的なパワースポットで、周囲は原生林に囲まれ、幽玄な雰囲気が漂います。メルヘン街道の愛称を持つ国道299号沿いにある駐車場から森の中の遊歩道を15分ほど歩いたところにあるので、本格的な登山をしなくても湖を見学することができます。

周囲には500種を超える苔が生息しており、日本有数の「苔の森」としても知られています。一周約40分の遊歩道が整備されているので、湖や苔の観察を楽しみながらハイキングしてみてください。秋には湖を取り囲むように木々が色づき、青い湖面と赤く色づいた木々が美しいコントラストを生み出す、紅葉の名所でもあります。

青く澄んだ湖面を眺めたり、緑の絨毯のような苔の森を観察したりしながら湖畔の散策を楽しみましょう。池の周辺にはいくつか山小屋があるので、散策のあとは山小屋でカフェタイムを過ごすのもおすすめです。

神秘的な雰囲気が漂う苔の森

白駒の池

住所
長野県南佐久郡佐久穂町千代里
交通
JR小海線八千穂駅から千曲バス麦草峠行きで1時間7分、白駒池入口下車、徒歩15分(バスは冬期、平日運休のため要確認)
営業期間
5月上旬~11月中旬
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

滝を裏側から眺められるパワースポット「雷滝」(長野県高山村)

滝を裏側から眺められるパワースポット「雷滝」(長野県高山村)
滝を裏側から眺められる雷滝

雷滝は長野県高山村にある滝で、「裏見の滝」とも呼ばれ、滝を裏側から眺めることのできる珍しいパワースポットです。落差は約30mで水量が豊富なので、滝の周辺は豪快な水しぶきが上がり、マイナスイオンたっぷり。雷のような轟音をたてて流れ落ちることからその名前がついたといわれています。

駐車場から山道を5分ほど下っていくと、滝の裏側に到着します。滝に到着すると轟音に包まれて、その迫力に圧倒されます。周囲の人と会話もできないほどの轟音の中では不思議と心が鎮まり、滝と自分だけの世界に没頭できます。滝の裏側を通り抜けて階段を下っていくと、滝を正面から眺めることもできます。

滝の裏側は水しぶきがたくさん飛んでくるので、レインウェアやタオルを持っていくのがおすすめです。滝周辺の通路は濡れて滑りやすいので歩きやすい靴で訪れましょう。

滝の裏を通って階段を降りると滝を正面から眺められる

雷滝

住所
長野県上高井郡高山村奥山田
交通
長野電鉄長野線須坂駅からタクシーで40分、雷滝駐車場から徒歩3分
営業期間
5月上旬~11月上旬
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

長野のパワースポットで、元気をチャージ!

毎日の生活でちょっと疲れた時や、なんとなく元気がでない、そんな時は自然豊かな長野県のパーワースポットを訪れてみてください。美しい風景や新鮮な空気の中でリフレッシュしたり、お寺や神社をお参りして心静かに過ごしたり、自分に合ったパワースポットをぜひ見つけてみましょう。

※紹介している施設の営業日・営業時間・料金などの情報は、状況により変更になることがあります。おでかけする際は各施設や市区町村へ最新の情報を確認してからご利用ください。

1 2

信州・清里の新着記事

記事の一覧を見る

関連するタグ

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】グリズリー

SNS

    旅のガイドブックやアウトドアの本を得意とする、スタッフ4名の小さな編集プロダクションです。なぜか信州・山梨エリアの本に関わることが多く、取材だけでなくプライベートでもちょくちょく出没しています。
    長年の経験で培った情報の中から、体験のコスパが高いスポットをご紹介できればと思います。ちなみに写真はホッキョクグマです。