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随心院(京都府)のかわいいお守り
続いては、平安の女流歌人、小野小町ゆかりの随心院(ずいしんいん)。多くの重要文化財や荘厳な書院(昔の僧侶の私室)、美しい庭園が見どころで、梅の名所としても名高い門跡寺院です。
近年は京都のグラフィックデザイナーが手がけた襖絵の「極彩色梅匂小町絵図(ごくさいしきうめいろこまちえず)」が特に人気があり、若い人を中心にインスタ映えする美しい観光スポットとして一躍有名になりました。襖絵は小町の一生がイメージされているそう。
そんな随心院でおすすめしたいかわいいお守りは、御守「にほひ袋」です。
かわいいお守り13.御守「にほひ袋」
ほのかにお香の匂いが薫るさくらんぼの形をした「御守 にほひ袋(おまもりにおいぶくろ)」は、対(つい)となって結ばれているのでペアを想起させてくれます。
世界三美人としても有名な小町に、恋のお願いをしてみてはいかがでしょうか。珍しいさくらんぼのかわいいお守りなので、恋人や友人へのお土産にも喜ばれることでしょう。
色や柄がたくさんあるので、じっくり選んでぜひお気に入りのさくらんぼを見つけてくださいね。
随心院
- 住所
- 京都府京都市山科区京都府京都市山科区小野御霊町35
- 交通
- 地下鉄小野駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00〜17:00(16:30受付終了) 、写経・写仏は9:00〜14:00
- 休業日
- 不定休(寺内行事時は臨時休あり)
- 料金
- 拝観料=一般500円/梅園=500円/美心守=500円/写経=2000円/(20名以上の団体は拝観および梅園入園料大人450円、中学生350円、障がい者手帳持参で本人と介護者1名は50円引)
恋木神社(福岡県)のかわいいお守り
水田天満宮の末社として鎌倉時代より鎮座する恋木(こいのき)神社。全国に一社のみ恋命(こいのみこと)が祀られています。境内では至るところに御神紋であるハートが施されているため、女性に大人気の恋愛成就スポットです。
神社までの参道は「恋参道」と呼ばれ、ハート型の水田焼の陶板が敷かれており、多くの参拝者が恋の成就を願ったり、恋が叶った後は二人だけの結婚式として歩いたりされているそうですよ。
そんな恋木神社には、ハートをモチーフにしたかわいいお守りがたくさんあります!
かわいいお守り14.ハート守(陶器)
特に人気があるのは、水田焼の陶器で作られたハートの形をしたかわいいお守り「ハート守り(はーとまもり)です。カラフルなお守りなので1つだけ選ぶのは難しいですね。焼き物で繊細に扱わないといけないため、恋のお守りとしてもぴったり。大切にした上でハートが割れると恋が叶うとも言われているそう。
かわいいお守り15.恋木守
美しい柄のちりめんが使われた「恋木守(こいのきまもり)」は、恋木神社を代表するお守りと言っても過言ではありません。華やかなその姿は、恋の成就後の女性を思わせてくれますね。
恋愛成就の暁には、神社へ多くのお礼のお手紙が届くそうですが、全て大切に奉納されているとのこと。全国で唯一の恋の神様の力を借りてみてはいかがでしょうか。
宝満宮竈門神社(福岡県)のかわいいお守り
最後に紹介する竈門(かまど)神社は、宝満山のふもとにあり、近年「鬼滅の刃」の聖地として一躍有名となりました。その歴史は古く、創建1350年を超えて今なお、縁結びや方位除け、厄除けの神様として多くの人の信仰を集めています。
「100年後のスタンダード」をコンセプトに2012年に竣工されたお守りの授与所は、伝統的な建築と現代的なデザインが融合。その目新しい空間に、参拝者の心はグッと掴まれてしまいます。もちろんこちらにはかわいいお守りがたくさん!
かわいいお守り16.仕事結び守り
古来より「結び」は「産霊(むすび)」と表現されており、天地万物の生成の意味があるとのこと。「仕事結び守り(しごとむすびまもり)」はよく見るとお守りによって紐の色と結び目の形が異なっており、それぞれ由来も異なるそう。
仕事や生業の成就が祈願されたお守り。紐に日本の伝統色が使われていることも美しいですね。
かわいいお守り17.いちご守り
人の一生のうちに一度だけを意味する「一期」、貴重な出逢いを意味する「一会」が実るよう願いが込められたのが、こちらの「いちご守り(いちごまもり)」。評判になっているのも納得のかわいいお守りです。鞄やお財布につけて、ぜひ持ち歩いてくださいね。
竈門神社
- 住所
- 福岡県太宰府市内山883
- 交通
- 西鉄太宰府線太宰府駅から太宰府市コミュニティバスまほろば号内山行きで12分、終点下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由、授与所は8:30~18:00(閉館)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 願掛けだるま初穂料=500円/恋守りむすびの糸初穂料=1500円/
かわいいお守りで願いが叶ったら、お礼参りを忘れずに
かわいいお守りを授与していただく前に、寺社ごとのマナーを守りまずは心を込めて参拝しましょう。お守りは「毎年新しいものを授かるのがしきたり」というところもあれば、「願いが叶うまで身につけて大丈夫」との見解の寺社もありますので、気になる方は授与していただく際にお伺いすることをおすすめします。
願いが叶った後はお礼参りもお忘れなく。かわいいお守りでハッピーな毎日を過ごせますように…!
文・やくしじ 紫
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