更新日: 2021年11月11日
東京の美味しいベーグルのお店5選 テイクアウトして楽しみたい!
ニューヨークの朝食の定番として知られるベーグル。
ベーグルは卵やバター、牛乳を使わないパンで、東欧系ユダヤ人によってニューヨークに伝えられたといわれています。焼く前に生地を茹でることで、ベーグル特有のもちもちとしたあの食感が生まれるのです。
パン屋さんでも見かけるベーグルですが、東京都内にはこだわりのベーグルを提供するベーグル専門店もあって人気です。
ボリューム満点の具材や個性的なフィリングなどをはさんだベーグルサンドは、SNSでもたびたび話題に。テイクアウトして楽しみたい、都内の美味しいベーグルのお店をご紹介します。
※新型コロナウイルス感染症対策のため、営業時間や休業日等が変更になる場合があります。ご利用の際は最新の情報をご確認ください。
目次
ザ・ニューヨークスタイルのベーグル「NEW NEW YORK CLUB BAGEL & SANDWICH SHOP」(東京・麻布十番)
まずご紹介するベーグルのお店は、麻布十番にある「NEW NEW YORK CLUB BAGEL & SANDWICH SHOP(ニューニューヨーククラブベーグル&サンドイッチショップ)」。
まるでニューヨークのストリートにあるような店構えで、こぢんまりとした店内には、焼き上がったばかりのベーグルと、種類豊富なフィリングがズラリと並んでいます。
ベーグルの種類は、プレーン、セサミ、オニオン、エブリシング、ホールウィートなどの定番から、ブルーベリー、クランベリー、シナモンレーズンといったほんのり甘い系、派手派手なレインボーなんて変わり種も!
ベーグルサンドは、好きなベーグルと具材を組み合わせてつくることができますが、おすすめの組み合わせのオリジナルメニューも豊富です。
人気のヴィーガンベーグルバーガーを注文してみました。ベーグルはホールウィートを選択。中にはアボカド、トマト、レタス、大豆ミートのパティがサンドされています。このパティがまるでお肉そのものといったジュージーさで、食べごたえ満点!ヴィーガンのイメージが変わってしまいました。
他にも、スモークサーモンとクリームチーズをはさんだロックスと呼ばれるベーグルサンドや、ベーコンエッグチーズ、ターキークラブなどのボリューミーなベーグルサンド、歌手のエルビス・プレスリーが好んだピーナッツバター&バナナの組み合わせに、ベーコンをプラスしたエルビスというベーグルサンドなど、ザ・ニューヨークなメニューが揃います。
オリジナルメニューに追加で具材を足すこともできますよ。
アメリカンなベーグルサンドを食べたい人におすすめのベーグルサンド店。
カスタムするのも良し、オリジナルメニューを味わうのも良し。ニューヨーカー気分も味わえます。
(ニューニューヨーククラブベーグル&サンドイッチショップ)
住所:港区麻布十番3-8-5
交通:地下鉄南北線、大江戸線麻布十番駅1番出口から徒歩4分
電話: 03-6873-1537
営業時間:9:00~18:00(日曜~17:00)
休業日:不定休
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ニューヨークの有名店の手法でつくるベーグル「MARUICHI BAGEL」(東京・白金)
次にご紹介するベーグルのお店は、ベーグル好きなら知らない人はいない人気店「MARUICHI BAGEL(マルイチベーグル)」。
オーナーがニューヨークの老舗ベーグル店「Ess-a-Bagel(エッサベーグル)」で修業していたことから、エッサベーグルと同じ手法でつくるベーグルが食べられるんです。
国産小麦、天然酵母、イタリア・シチリア産の岩塩など、素材にこだわり丁寧につくられたベーグルは、ずっしり重くて食べごたえ満点!店内はちょっと工場のようで、ベーグル工房といった雰囲気。お店の奥でどんどんベーグルがつくられています。
プレーン、セサミ、オニオン、エブリシング、ホールウィート、シナモンレーズンなどの定番のほか、宮城産ひとめぼれの米粉を使ったベーグルや、いちじくを練り込んだベーグルなど、店頭には10数種類が並びます。
ベーグルサンドは好きなベーグルと具材を選んでつくってもらう仕組み。
今回はホールウィートのベーグルに、スモークサーモンとクリームチーズ、オニオンとレタスという王道の組み合わせをオーダーしました。
クリームチーズは5種類、野菜やフムス、たまごサラダなど、具材の種類もとっても豊富。店員さんにおすすめを聞きながら、自分好みのベーグルサンドをつくることができますよ。
レジ横にはお店オリジナルのベーグルサンドも並んでいます。あずきバターサンドや、野菜をこれでもかとはさんだ野菜サンド、フルーツサンドなどが人気なのだとか。
オリジナルのベーグルサンドは開店後1時間ほどたってから並び始めるので、時間を見計らって行くのがおすすめです。
(マルイチベーグル)
住所:港区白金 1-15-22
交通:地下鉄南北線、三田線白金高輪駅4番出口から徒歩2分
電話:非公開
営業時間:7:00~17:00(ベーグルサンドは8:00~)
休業日:月・火曜
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インパクト大なベーグルサンドがSNSで話題!「あおの森べーぐる」(東京・東十条)
「あおの森べーぐる」は2021年1月にオープンしたベーグル専門店。オープン直後からSNSで話題になり、毎日開店前から行列ができる人気店です。
厳選した国産の小麦や全粒粉、米粉、天然酵母、フランス・ゲランドの塩など、こだわりの素材を使用してつくられるベーグルは、とっても美味。そして、なんといっても注目なのは、インパクト大のベーグルサンドです!
まずは、SNSでもたびたび話題になるベーグルサンド「ナッツバター」をいただきました。
全粒粉のベーグルに豪快にサンドされているのは、これでもかとナッツが入ったナッツバター。ピーナッツ、アーモンド、くるみ、かぼちゃの種など10種類ものナッツやシードをピーナッツバターでまとめているのだそう。
大きな口を開けてほお張ると、ナッツの香ばしい香りが広がり、ベーグルのもっちり感のあとに、ナッツのザクザク、ガリガリ感が続いて、これはやみつきになりますね。
正直ちょっと食べづらいですが、食べごたえ満点!他では味わえないおいしさに驚きです。
米粉のベーグルにりんごのコンポートとクリームチーズをはさんだ「紅茶りんごと紅茶クリームチーズ」も食べてみました。
米粉のベーグルはびっくりするくらいもっちもち!クリームチーズには紅茶の茶葉が練り込まれているので、アールグレイの香りがふわっと漂い、ちょっとリッチな気分になります。午後のおやつにはもちろん、朝ごはんにも夜食にもよさそうです。
「自家製あんことさつまいもあん」は、ふんわりよもぎが香るベーグルで、つぶあん、さつまいもあんをはさんだ、和菓子のようなベーグルサンド。
小豆と黒豆を合わせた自家製のつぶあんと、甘すぎないさつまいもあんが絶妙です。
11時の開店と同時にさまざまなベーグルサンドが店頭に並ぶあおの森べーぐる。今回はスイーツ系をご紹介しましたが、お惣菜系のベーグルサンドや旬のフルーツとクリームがたっぷりのフルーツサンドも人気だそう。
大人気店のため、売り切れ次第終了してしまうので、早めの時間におでかけくださいね。
住所:北区東十条4-13-12
交通:JR東十条駅北口(東側)から徒歩5分
電話:非公開
営業時間:月・水・金曜11:00~売切れまで
休業日:火・木・土・日曜(不定休、休業予定はインスタグラムで確認を)
>>インスタグラムはこちら
ランチにピッタリの惣菜系ベーグルサンドが充実!「123BAGEL」(東京・小伝馬町)
次にご紹介するベーグルのお店は、日本橋小伝馬町のオフィス街にあるベーグル専門店「123BAGEL(ひふみベーグル)」。開店と同時にランチを買い求める人が徐々に増え、お昼前には行列ができます。
レジの奥にキッチンがあるので、並んでいるとベーグルの良い香りが!
123ベーグルのベーグルは、材料に北海道産の小麦と、島根県奥出雲の契約農家から取り寄せる「仁多米」の米粉をブレンドして使用しているのが特徴。なので、外はパリッと、中はもっちりしているけれど通常のベーグルよりもかたくない、独特の食感に仕上がっているんです。天然酵母を100%使用し、全て手づくりで焼き上げています。
そんなこだわりのベーグルを使ったベーグルサンドは、惣菜系が特におすすめ。
今回は「テリヤキチキン&サラダ」を注文してみました。チキンの照り焼きはベーグルからはみ出るほどの大きさ!サラダは、ごぼうサラダ、たまごサラダ、パンプキンサラダ、ポテトサラダなどから好きなものを選べます。
惣菜系のベーグルサンドは、日替わりも含めて毎日8種類ほど。
レモンを絞って食べるサバサンドや、タンドリーチキンサンド、イベリコ豚の厚切りベーコンとマッシュルーム&チーズのベーグルサンドなど、ひとつ食べれば満腹になること間違いなしのベーグルサンドが味わえます。
スイーツ系のベーグルサンドもありますよ。一番人気の小倉あんバターのベーグルサンドをいただきました。
外はパリパリ、中はもっちりのベーグルに、バターの塩気と小倉あんの上品な甘さがとけあってテッパンの美味しさ!
サンドイッチは注文してからつくってくれるので、番号が書かれたレシートを持ってお店の前で待ちましょう。10分ほどでできあがりました。待ち時間はありますが、できたての温かいベーグルサンドを味わえるのはうれしいですね!
(ひふみベーグル)
住所:中央区日本橋小伝馬町10-6
交通:地下鉄日比谷線小伝馬町駅2番出口から徒歩2分
電話:非公開
営業時間:11:00~15:00(ベーグルサンドの販売は~14:00まで、売切れ次第閉店)
休業日:日・月曜、祝日
>>公式HPはこちら
日本ではめずらしい!モントリオール式のベーグル「Poko Bagel Café」(東京・汐留)
最後にご紹介するベーグルのお店は、汐留イタリア街の近く、オフィス街の大通りから路地を入った場所にあるベーグル専門店「Poko Bagel Café(ポコベーグルカフェ)」。
ビルの谷間でちょっと場所がわかりづらいのですが、路地に面した小さなドアを開け階段を上がると、ウッディーなカフェ空間が広がります。
ポコベーグルカフェのベーグルは、日本ではめずらしいカナダのモントリオール式。ニューヨークのベーグルとは異なり、塩を使わず、逆に卵とグラニュー糖を使用、茹でるお湯にはちみつが入っているので、ほんのりと甘いのが特徴です。
ポコベーグルカフェでは、100%カナダ産の小麦粉を使用、石窯で焼いているので、表面がサクッとしています。
ベーグルサンドは、定番のスモークサーモン&クリームチーズや、アボカド&シュリンプ、ごぼうチキン、パストラミビーフなど、ランチにピッタリのメニューが揃います。
また季節の旬の素材を使った期間限定のベーグルサンドも登場するそう。
今回は、お店イチオシのスモークサーモン&クリームチーズをテイクアウトしました。
たっぷりのサーモンとクリームチーズが、真ん中の穴からはみ出るくらいたっぷり入って大満足!ベーグルのサクッとした食感も新鮮です。
ニューヨークスタイルのボリューミーなベーグルサンドに比べると、ちょっと量は少なめですが、女子ランチにはちょうどいい感じです。
イートインの場合は、ベーグルサンドとドリンクのセットメニューもありますよ。ポコベーグルカフェのベーグルは全てテイクアウト可能。天気が良い日はテイクアウトして、外でベーグルサンドを食べるのもおすすめです。
(ポコベーグルカフェ)
住所:港区東新橋2-10-7-200 2F
交通:地下鉄大江戸線汐留駅8番出口から徒歩6分、地下鉄三田線御成門駅A4出口から徒歩6分
電話:03-6450-1733
営業時間:11:00~16:00(第2・4土曜8:00~14:00)
休業日:日・月曜、第1・3土曜、祝日
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個性豊かなベーグルサンドをテイクアウトして楽しもう!
東京で味わえる、美味しいベーグル専門店をご紹介しました。
どのベーグルのお店も素材や製法にこだわり、丁寧に焼き上げるもちもちのベーグルが自慢。そしてスイーツ系からお惣菜系まで種類もとっても豊富です。
ベーグルサンドは、好きなベーグルと中身を選んでカスタムできるお店が多いので、何度も通ってしまいそうですね。
朝ごはんにもランチにも、夜食にも活躍してくれるベーグル。いろいろテイクアウトして、ぜひお気に入りのベーグルを見つけてください。
人気店が多いので、なるべく早めの時間におでかけするのがおすすめですよ。
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