更新日: 2024年7月26日
焚き火のやり方ナビ キャンプに必要な道具と準備、火起こしのコツまでこれを読めばバッチリ!
かつて例がないほどのキャンプブームとなっている近年、焚き火アイテムも小型で軽量な焚き火台が各社から発売されるなど、市場も活況を見せています。
焚き火はキャンプの夜のメインイベントといっても過言ではありません。
焚き火に必要な道具、準備、火起こしのコツをこの記事でチェックして、さらに多くの方がキャンプを楽しめるようになればうれしく思います!
記事の最後に子どもが喜びそうなカラフルな焚き火の動画もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※最近、アウトドアレジャーのゴミの処理問題などが社会的問題となっています。より多くの方が気持ちよくマナーを守って楽しめることを願っております。
目次
焚き火の魅力って
「1/fのゆらぎ」という言葉をご存知でしょうか?鳥のさえずりや波の音にも含まれていると言われる不規則な動きによるものとされています。なかなか寝付けない夜に時計のカチッカチッという規則正しい音がなぜか耳障りなことを想像すると、その対極にあるリズムなのかもしれません。
そうした1/fのゆらぎのリラックス、ヒーリング効果が得られるものの一つとして、近年焚き火が話題となっています。ノルウェーにおいては焚き火を特集した番組が20%もの視聴率を得たことでも話題となっていました。
ただでさえ設営や調理で手間がかかるキャンプにおいて、なぜ疲れ切った夜にわざわざ焚き火をするのか。煙たいし、火だって始末を怠ると火事の元になるのでは、という理由から倦厭する方もいるかもしれません。
薪をくべ、火を起こし、ゆらゆらと燃える火を見つめていると、「あ~キャンプ来て良かったなー」と毎回思わされます。体験しないとその魅力は実感できないかもしれませんし、もし沼にはまったら、とことん焚き火の魅力を追求していたり、なんてこともあるかもしれませんね。
焚き火のやり方ナビ 必要な道具
焚き火の道具で準備するものはいたってシンプルですが、あれもこれも試したい!となってくると少々ややこしいです。まずは必要なアイテムをご紹介します。
クリックすると各アイテムの紹介にジャンプします。
〈焚き火台〉
〈焚き火シート〉
〈薪・炭〉
〈火ばさみ・トング〉
〈耐熱性のあるグローブ〉
〈ナイフ/着火剤/ファイアスターター/ライター/うちわ/火消し壺〉
必要な道具と準備 〈焚き火台〉
まさに価格がピンキリなので、何を選んだらよいのかわからない方も多いと思います。我が家で長年使用しているのはLOGOSの焚き火台です。組み立て収納ができるので、持ち運びが便利で灰受け皿があるので地面に灰が落ちにくい構造となっています。また焼き鳥や焼き魚など串を使った調理にも使用できるので、大きなコンロを持っていかず、焚き火台オンリーでもまったく調理に関して問題ありません。
コールマンの焚き火台も売れ線のようで、価格も良心的なので、よい比較対象になるのではと思います。
ロゴス(LOGOS) LOGOS the ピラミッドTAKIBI
コールマン(Coleman) 焚火台 ファイアーディスク
ソロキャンパー向けの100円ショップで買えるミニ焚き火台①
ダイソーやセリアなどの100円ショップにはミニ焚き火台が販売されています。調理などには向いておらず、あくまでエンタメ的に捉える必要がありますが、気になる方はぜひチェックしてみてください。
必要な道具と準備 〈焚き火シート〉
実際に焚き火台を使用した画像からもお分かりのように、煤や木くずがわりと落ちます。キャンプ場によっては直火OKのところもありますが、焚き火シートを敷いた方がよいのは明らかですね。炭化した炭は自然にとってもよいものではありません。焚き火台とセット売りしている場合もあるので、購入を検討している方はそちらの方がお得かもしれません。
ロゴス(LOGOS) たき火台シート
必要な道具と準備 〈薪・炭〉
燃料として薪や炭が必要となります。自宅から薪を車に積んで…となると荷物がかさばるので、キャンプ場で購入できるようであればそちらをオススメします。薪は焚き火、炭は調理向きとなります。
木くずを自由にもらえるコーナーを設置したキャンプ場もあるので、キャンプ場に着いたらまずチェックしてみましょう。
SHINGU プレミアム薪
炭職人 炭 オガ炭
必要な道具と準備〈火ばさみ・トング〉
薪や炭を並べるのに欠かせないアイテムです。焚き火の際はなるべく長いものを選びましょう。
キャプテンスタッグ アウトドア BBQ トング
必要な道具と準備 〈耐熱性のあるグローブ〉
焚き火台で使った網やケトル、鍋などを触るとき、軍手だと一瞬持てたものの、「熱つつつつっ!」となります。耐熱性のあるグローブは必需品といえます。価格はピンキリですが、牛革製のグローブが汎用性に長けるので一度買って様々な用途で長く使うことをオススメします。
キャプテンスタッグ レザーグローブ 牛革
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昭文社旅行ガイドブック編集部にて編集歴約20年。関西在住の編集者。アウトドア、文学、映画&ドラマ、雑学なんにでも興味津々。中川政七商店をはじめとした「日本の古きよき物」も日々こつこつ収集中。わりと最近、KPOPのおっかけも始めました。旅行・おでかけネタを中心にミックスカルチャーな情報を発信します。