目次
- 京都の御朱印進化系 仁和寺の切り絵御朱印 繊細なアートに感動!
- 京都の御朱印進化系 尊陽院の切り絵御朱印はカワイイがいっぱい♡
- 京都の御朱印進化系 勝林寺の季節替わりの御朱印はリピート必至!
- 京都の御朱印進化系 勝龍寺の切り絵御朱印、草分け的存在のお寺へ
- 京都の御朱印進化系 勝龍寺城の御城印はユニーク度NO.1!
- 京都の御朱印進化系 正寿院のフォトジェニック御朱印はちぎり絵が魅力
- 京都の御朱印進化系 柳谷観音の押し花御朱印は季節ごとに鮮やか♪
- 京都の御朱印進化系 佛光寺のイラスト入り「法語印」を授かろう
- 京都の御朱印進化系 くろ谷 金戒光明寺のカラー御朱印のモチーフはアフロ仏!
- 京都の御朱印進化系 證安院のイラスト入り御朱印のお地蔵さまに和もう
- 京都の御朱印進化系 浄光寺の御朱印は遊び心あふれる「葦手絵」
- その他のおすすめスポット
京都の御朱印進化系 佛光寺のイラスト入り「法語印」を授かろう
鎌倉時代に、親鸞上人が山科に結んだ草庵に始まる佛光寺。寺の名は、御本尊の阿弥陀如来が盗まれたとき、一筋の光が差し込み、その方向へ向かったところ発見できたという逸話にちなみます。
今でこそ、絵入りの御朱印はよく見られるようになりましたが、佛光寺は京都市内でもその先駆けといわれています。
また、寺では「御朱印」ではなく、「法語印」と呼んでいるのも特徴です。法話をコンパクトにまとめた一節が温かみのある文字で書かれており、ゆるいイラストを見ながら読むと、不思議なことに内容がすっと頭に入ってきます。
境内にはカフェやショップもある佛光寺。訪れると、今までよりもお寺がずっと身近に感じられます。
※御朱印の最新情報はこちら→ 公式facebook
京都の御朱印進化系 くろ谷 金戒光明寺のカラー御朱印のモチーフはアフロ仏!
くろ谷 金戒光明寺の最近のシンボル的存在は、五劫思惟 阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)。人々を救うために、長い時間考えをめぐらせた結果、髪がアフロヘアのようになったとされる仏様です。
このアフロ仏をモチーフにした御朱印は、台紙が白無地のものと、イラスト入りのものの2種類。
実はこのイラストには、「ちょっといい話」があります。ある日、境内のアフロ仏に、その姿を描いた色紙が供えられていました。その完成度の高さに驚いた僧侶がSNSを駆使して作者を発見。このことが縁となり、御朱印の台紙にイラストを提供してもらうようになったそうです。
季節の花に、癒しの仏様をあしらった御朱印。見ているだけで、ほっこりとします。
※御朱印の最新情報はこちら→ 公式twitter
くろ谷 金戒光明寺
- 住所
- 京都府京都市左京区黒谷町121
- 交通
- JR京都駅から市バス100系統銀閣寺行きで30分、岡崎道下車、徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(御影堂は9:00~16:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 庭園特別拝観(秋)=大人1000円、小人500円/山門特別拝観(秋、山門のみは無し)=共通大人1600円、小人800円/(特別拝観時障がい者割引あり)
京都の御朱印進化系 證安院のイラスト入り御朱印のお地蔵さまに和もう
證安院( しょうあんいん)は、嵯峨野から嵐山へ向かう途中、風情ある石畳の小径にたたずむ浄土宗のお寺です。洛西三十三所の第十六番札所で、昔からサツキ寺として親しまれてきました。
季節替わりの御朱印に描かれた五体のお地蔵様は、それぞれが表情豊か。微笑んでいるもの、すまし顔のもの、大きく口を開けているのは念仏を唱えている姿でしょうか。
お地蔵様モチーフの他にも、舞妓さんや送り火など、京都ならではの絵柄の御朱印も授与。
また、公式twitterでは御朱印情報に加え、境内を彩る花々や生け花を発信。こちらも見ているだけで、心が和みます。
※御朱印の最新情報はこちら→ 公式twitter
證安院
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町22
- 交通
- 嵐電嵐山本線嵐山駅から京都バス62・72系統清滝行きで6分、護法堂弁天前下車、徒歩6分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:30(御朱印の授与は~13:00)
- 休業日
- 不定休
- 料金
- 拝観料=無料/志納金=600円/
京都の御朱印進化系 浄光寺の御朱印は遊び心あふれる「葦手絵」
浄光寺は、長岡京市にある西山浄土宗の寺院です。長岡京市の名産品として有名なのがタケノコ。地元の魅力を発信する一環として、なんとタケノコを御朱印にしてしまったのが、こちらの御住職です。
そして面白いのが、タケノコが葦手絵で描かれている点。葦手絵は、文字を使って絵を描く平安時代から伝わる絵画の技法で、よく知られているものに「へのへのもへじ」があります。ちなみに、タケノコに隠された文字は、お念仏の「なむあみだ仏」。
また、背景のカラフルな水玉は、「人はそれぞれの色があって、それぞれ立派に輝いています」というお経の一節を表しているそう。
見ているだけで心が弾む、浄光寺の曼荼羅
その他のおすすめスポット
京の夏を盛り上げる祇園祭で有名「八坂神社」
厄除け・疫病退散・商売繁昌のご利益を授かる神社として知られる、京の街の守り神。全国の祇園社の総本社で、素戔嗚尊(すさのをのみこと)・櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)・八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祭神としています。地元では「八坂さん」「祇園さん」の名で親しまれ、京都三大祭りのひとつである祇園祭は、この神社の祭礼として知られています。
八坂神社
- 住所
- 京都府京都市東山区祇園町北側625
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで20分、祇園下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
戦国を生きた信長ゆかりの寺「本能寺」
法華宗本門流大本山。創建以来、兵乱や火事などで7度の再建を繰り返した寺です。境内には、本能寺の変で自害した織田信長をしのぶ廟所が立っています。大寶殿では寺宝を展示しています。
本能寺
- 住所
- 京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~17:00(閉門、大寶殿は9:00~16:30、閉館17:00)
- 休業日
- 無休(大寶殿は展示替え期間休、年末年始休)
- 料金
- 境内=無料/大寶殿宝物館=一般500円、中・高校生300円、小学生250円/(30名以上の団体は割引あり、障がい者手帳持参で本人は大寶殿宝物館入館料200円)
冥界へ通じる往還の井戸「六道珍皇寺」
葬送地であった鳥辺野の入り口、六道の辻にあり、小野篁が冥途への往還に通った伝説の古井戸が境内に二つあります。盆に精霊を迎える「六道まいり」は平安の昔から続く京の伝統行事です。
六道珍皇寺
- 住所
- 京都府京都市東山区大和大路通り四条下ル4丁目小松町595
- 交通
- 京阪本線清水五条駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門、堂内の薬師如来や地獄絵、小野篁公冥途通いの井戸などの拝観は要予約、8月7~10日は境内拝観以外は拝観不可)
- 休業日
- 無休(盆時期は庭園、小野篁公冥途通いの井戸などの拝観は不可)
- 料金
- 堂内の薬師如来等寺宝の拝観=大人600円、中学生300円、小学生200円/(リーフレット(100円)付)
織田信忠の次男が創建「桂春院」
慶長3(1598)年に創建された妙心寺の塔頭。「清浄の庭」「思惟の庭」「真如の庭」「侘の庭」と呼ばれる4つの枯山水庭園があります。国の史跡、名勝に指定されています。
桂春院
- 住所
- 京都府京都市右京区花園寺ノ中町11
- 交通
- JR嵯峨野線花園駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)、11~翌2月は~16:30(閉門)
- 休業日
- 不定休(1月2日休)
- 料金
- 拝観料=400円/抹茶=400円/(30名以上の団体は360円)
宮本武蔵をしのぶ松の木が立つ古社「八大神社」
約720年前の創建。八坂神社と同じ、素戔鳴尊を祀り、北の祇園とも呼ばれています。境内に宮本武蔵が決闘した当時の「下り松」が残っています。扁額は詩仙堂を建てた石川丈山の筆。
八大神社
- 住所
- 京都府京都市左京区一乗寺松原町1
- 交通
- JR京都駅から市バス5系統岩倉操車場前行きで45分、一乗寺下り松町下車、徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(社務所は9:00~17:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 御朱印=300円/特別御朱印=500円/勝守=500円/えんむすび御守=500円/
織田信長、信忠親子を祀っている、船岡山山上にある社「建勲神社」
「岡は船岡」と『枕草子』に登場する船岡山山上にある社。織田信長、信忠親子を祀り、正しくは「たけいさおじんじゃ」といわれます。拝殿前からの東山三十六峰は絶景です。
建勲神社
- 住所
- 京都府京都市北区紫野北舟岡町49
- 交通
- 地下鉄北大路駅から市バス204・205・206系統(左回り)大徳寺・金閣寺方面行きで6分、建勲神社前下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
乃木希典と夫人を祀る神社で、乃木将軍の遺品なども展示「乃木神社」
大正元(1912)年明治天皇に殉死した乃木希典と夫人静子を祀る神社。境内には乃木将軍の遺品などを展示する宝物館があります。例祭は毎年11月3日。
乃木神社
- 住所
- 京都府京都市伏見区桃山町板倉周防32-2
- 交通
- JR奈良線桃山駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由、内苑特別拝観は9:00~16:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- 宝物館=100円/内苑特別拝観=100円/
スサノオノミコトなど厄除の神を祀る八坂神社の古址「元祇園 梛神社」
悪疫退治のための祭神をこの地の梛の森に仮祭祀したのが起こりです。その後東山八坂へ神輿を送る際に花飾りの傘を立て、鉾を振り、楽を奏したのが祇園祭の起源で「元祇園」とよばれるようになりました。
毎年2月の寺宝特別公開時のみ伊藤若冲の作品が楽しめる非公開寺「宝蔵寺」
通常は非公開の寺院。伊藤家の菩提寺で、毎年2月には通常見ることができない若冲の「髑髏図」「竹に雄鶏図」2作品を含めた寺宝を公開しています。若冲の弟、白歳の「羅漢図」などを所蔵しています。御朱印は月曜を除く10:00~16:00の間授与が可能です。
宝蔵寺
- 住所
- 京都府京都市中京区裏寺町通蛸薬師上ル裏寺町587
- 交通
- 阪急京都線京都河原町駅から徒歩5分
- 営業期間
- 2月8日の前後数日間のみ
- 営業時間
- 情報なし
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 拝観料=500円/
石河家菩提寺・柴田是真ゆかりの寺「大雄院」
妙心寺塔頭の一つ。尾張藩家老だった石河光忠が父の菩提寺として建立されました。その後、尾張石河家の香華所となり現在に至ります。方丈の襖絵72面は江戸末期の蒔絵師柴田是真等によるものです。
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【筆者】らくたび
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