福岡・博多で大正12（1923）年に創業した和菓子の老舗「鈴懸（すずかけ）」の東京ミッドタウン日比谷店。歴史ある和菓子店ですが、「鈴懸 東京ミッドタウン日比谷店」は、とてもスタイリッシュな店構え。自然素材を使用し、「現代の名工」に選ばれた先代の教えを受け継いだ和菓子を追求し続けています。

「鈴懸」の王道の和菓子といえば、新潟産のもち米を使った香ばしい「鈴乃最中」と、もっちりとした皮に十勝産小豆の餡がマッチした「鈴乃〇餅」。最良の材料を使った、最高の和菓子をぜひ堪能してみて下さい。

もうひとつ、季節限定の商品でおすすめなのが、11月中旬〜4月上旬にかけて販売される「苺大福」。老若男女、幅広い世代にファンをもつことから贈る人を選ばない、銀座の“鉄板”手土産です。「あまおう」を求肥で包んだ大福は、上品な印象のやや小ぶりなサイズ。主役のいちごを引き立てるため、こしあんと求肥は薄く仕上げています

「苺大福」（1個）335円。11月中旬～4月上旬頃まで期間限定販売

ちなみに「鈴懸」が入る大型複合施設の東京ミッドタウン日比谷には、多彩なショップがそろいます。館内巡りも一緒にいかがでしょうか。

■鈴懸 東京ミッドタウン日比谷店
住所：東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷B1F
交通：地下鉄日比谷駅A11出口直結
営業期間：通年
電話番号：03-6811-2206
営業時間：11:00～20:00
休業日：不定休（東京ミッドタウン日比谷の休業日に準じる）
料金：苺大福（1個）=335円/鈴乃最中（1個）=108円/
カード：利用可能

地下鉄銀座一丁目駅5番出口からすぐ、JR有楽町駅中央口からも徒歩10分圏内の銀座レンガ通り沿いにたたずむ「銀座ベーカリー」は、「たべっ子どうぶつ」などで知られるお菓子メーカー「ギンビス」ゆかりの焼き菓子店。

銀座の隠れた名物として話題の「カステラビスケットサンド」は、しっとりとしたビスケットに冷たいクリームが挟まれ、一度食べたらやみつきになるおいしさです。クリームを挟むとやわらかくなるように作られたビスケットが、絶妙な食感を生み出します。種類は、プレーン、チョコディップ、ラムレーズンの3種。

銀座でテイクアウトしてからの持ち歩き時間は、クリームが溶けてしまうため、1時間まで。近場への手土産などに持っていくのがおすすめです。

■銀座ベーカリー（ぎんざベーカリー）
住所：東京都中央区銀座1-5-5
交通：地下鉄銀座一丁目駅5番出口からすぐ
営業期間：通年
電話番号：03-3538-0155
営業時間：11:00～20:00（日曜は～18:00）
休業日：無休
料金：カステラビスケットサンド（1個）=390円/
カード：利用不可

大正11（1922）年、だれでも利用できる社交場としてオープンした東京會舘。多くの人に親しまれる味を追求したスイーツは今も健在で、「東京會舘 スイーツ&ギフト」で購入することができます。

いち押しの商品は、ロングセラーの「マロンシャンテリー」。クリームに包まれた栗の甘露煮は、ていねいに裏ごしすることで滑らかな舌ざわりに。定番の生クリームのほか、季節によりマンゴーや桜のクリームなども登場するので、見逃せないですね！1950年代より製法をそのままに、時代を超えたおいしさを提供しています。

光沢のあるパッケージで、お土産に最適

店があるのは地下鉄日比谷駅直結でアクセス抜群。地下鉄銀座駅からも徒歩10分程度と徒歩圏内なので、銀座観光の最後に立ち寄ってみるといいかもしれません。

■東京會舘 スイーツ&ギフト（とうきょうかいかんスイーツアンドギフト）
住所：東京都千代田区丸の内3-2-1 1階
交通：地下鉄日比谷駅B5出口直結
営業期間：通年
電話番号：03-3215-2015
営業時間：11:00～19:00
休業日：無休（法定点検日を除く）
料金：マロンシャンテリー=980円/
カード：利用可

銀座の街と共に長い歴史を築きあげてきた老舗の和菓子は、もらってうれしい手土産ばかりですよね。一方で、趣向を凝らした洋菓子も見逃せません。

お菓子メーカー「ギンビス」が手がける「銀座ベーカリー」の「カステラビスケットサンド」のようなオリジナリティあふれるスイーツも、手土産で喜ばれること間違いなし！

贈る相手を思い描きながらどれを手土産に選ぼうか、考える時間もまた楽しいものですね。