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大豆ミート厳選10品 おすすめレシピもご紹介♪ 健康的に肉料理を楽しもう

Wing

更新日: 2023年1月31日

大豆ミート厳選10品 おすすめレシピもご紹介♪ 健康的に肉料理を楽しもう

肉の代わりになる食品として誕生した、大豆が主原料の「大豆ミート」。
健康志向・ダイエット中の方を中心に人気が広がり、スーパーやコンビニなどで見かけることも多くなってきました。

大豆ミートは畜産にかかるコストよりも少ないコストで生産できるため、地球環境にかける負荷を減らすことができる地球に優しい食品としても注目を浴びています。
調理しやすく、肉と間違ってしまうほどのクオリティの商品が増えていて、スーパーやネット通販などで手軽に入手できるようになっている今こそ、大豆ミートを試すチャンスです。

今回は、大豆ミートを取り入れるメリットと、手軽に楽しめるアイテムを厳選してご紹介。
おすすめレシピもあるので、あわせて参考にしてみてくださいね。

大豆ミートとは

大豆ミートとは

大豆ミートはもともと、ベジタリアンやヴィーガンの方向け、また肉にアレルギーがある方への対応食品として人気があった代替肉のひとつです。植物性たんぱく質などの栄養素が豊富で、肉と比べて栄養面で引けをとらない一方、カロリーや脂質は低いというメリットも。

大豆加工食品というと、豆腐と似ているのでは?と想像される方もいるかもしれませんが、口あたりや風味は全く別物。いわゆる豆腐ハンバーグとも違っていて、かなり肉らしい印象です。肉の食感により近づけるように加工されているので、大豆ミートのどのアイテムでも肉と同じようなしっかりとした歯ごたえがあります。

海外ではここ数年、代替肉の売り上げが好調で生産量も増加しています。大豆だけでなく、えんどう豆を原材料にしたものや乳・卵不使用のものなど、選択肢も豊富になってきました。

一方日本では、大豆を主原料としたものが多く、乳・卵を使用して食べやすく味を整えたものが主流。開封すればそのまま食べられるタイプのものから、乾物のように水で戻してから加熱調理して食べるものまで、幅広いアイテムがありますよ。

まずは、大豆ミートの栄養素やメリット・デメリットをチェックしてみましょう。

大豆ミートにはどんな栄養素がある?

大豆ミートにはどんな栄養素がある?

大豆ミートに含まれる注目の栄養素は、植物性タンパク質・食物繊維・大豆イソフラボン・大豆サポニンなどです。肉と違って、カロリー・脂肪・コレステロールは低めというダイエット中の方にうれしい特徴もあります♪

良質な植物性タンパク質がとれる
人の体をつくる栄養素として欠かせないタンパク質。肉を大豆ミートに置き換えて植物性タンパク質を摂取することで、余分な脂質やカロリーを減らせるメリットがあるうえ、血圧・コレステロール・血糖の値を正常値に近づける効果があるといわれています。

食物繊維が豊富
大豆ミートは、食物繊維が豊富な食品です。不溶性食物繊維だけでなく、水溶性食物繊維(β-グルカン)も含みます。とくに水溶性食物繊維には、体内の余分な糖質やコレステロールを体外に排出する作用が期待できます。

女性にうれしい栄養素、大豆イソフラボン&大豆サポニン
女性らしさを維持する役割をもつ女性ホルモン(エストロゲン)と分子構造が似ているため、植物性エストロゲンとも呼ばれる大豆イソフラボン。健康維持や病気予防に役立つとされるポリフェノールの一種の大豆サポニンとともに、若々しさを保ちつつ健康維持のサポートをしてくれます。

低脂肪・コレステロールゼロ
加工の際に大豆の油分を搾り取っているので、大豆ミートはカロリーや脂質が控えめ。大豆由来の植物性タンパク質で作られているため、生活習慣病の原因とされるコレステロールもほとんど含みません。
また、調理用の味付けをしていない大豆ミート(乾物タイプを水で戻したもの)は和牛のサーロインに比べるとカロリーが約1/3と、とってもヘルシー! ダイエット中の食事にもおすすめです。

大豆ミートのメリット

栄養面のメリット以外にも、調理での扱いやすさや、大豆ミートを食べることが地球を守る手助けになるかもしれないなど、大豆ミートの意外な魅力もあります。

衛生面で安心!
生肉には食中毒の原因となる菌がついている可能性があるため、生肉が接した可能性がある手や調理道具の除菌が重要です。大豆ミートには肉由来の菌の付着はないため、除菌にかかるひと手間が省けます。ただし、アイテムごとに推奨されている調理法はしっかりと守りましょう。

地球環境にやさしい!
人口増加や気候変動などの影響から、将来的に地球規模での食糧危機が起きると叫ばれているなか「SDGs」(2015年~2030年まで期間を定めて、国連サミットで加盟国の全会一致で採択された持続可能な国際目標)の取り組みが本格化し、大豆ミートにも大きな注目が集まっています。
取り組むべき課題のひとつは、多大なコストが費やされる食肉の生産量を減らすこと。生産にかかるコストが少ない大豆ミートを食べることは、SDGsの取り組みにつながり、地球に優しい選択肢でもあります。

大豆ミートのデメリットや注意したいこと

健康的で味も良い大豆ミート製品。良いことづくめの食材にも思えますが、挑戦する際に知っておきたい注意点も。事前にポイントを押さえておきましょう。

アレルギーに注意
そもそも大豆アレルギーのある方は避けるべき食品です。それ以外のアレルギー特定原材料等28品目に該当する小麦や乳・卵成分、牛・豚由来のエキスなどが含まれていることもあるので、事前に確認しておくことが重要です。

価格が高め
大豆由来の食品というと、豆腐や納豆のように安価なイメージがあるかもしれませんが、肉と同程度、もしくは少し高めの価格設定になっていることも。地球環境や体にやさしいというメリットと予算とを、天秤にかけて選ぶことになりそうです。

大豆独特の風味や香り
もともと大豆が苦手な方の場合は、わずかな大豆独特の香りが気になって食べづらいこともあるようです。

ヴィーガン・ベジタリアンへの対応
大豆ミートは、大豆を主原料としているものの、そのほかに使われている原材料は多種多様。より肉に近づけるために肉エキスや、乳・卵成分などが含まれている場合もあります。パッケージなどの注意書きによく目を通してから、自分にあったものをチョイスしましょう。

大豆ミートの種類

大豆ミートの種類

東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されていた2020年に合わせて、海外の方に多いヴィーガン食材にスポットがあたり、大豆ミート商品の新発売が相次ぎました。市場が急速に拡大し、調理用がほとんどだった大豆ミートに、レトルトタイプなどのバリエーションが増えています。

  • 疑似加工肉タイプ
    ハム・ソーセージなど
  • レトルトソースタイプ
    カレー・パスタソースなど
  • レトルトおかずタイプ
    ハンバーグ・からあげ・ハムカツ・焼き肉など
  • 調理が必要なタイプ(代替肉)
    乾物orレトルト、それぞれミンチ・フィレ・ブロックなどを展開

 

今回は、スーパーやネット通販で手軽に入手できるものを中心に、おすすめの大豆ミートを4つのシーンにわけてご紹介します。
実食レポートやレシピもあるので、ぜひ試してみてくださいね。

手軽! 朝ごはんにぴったりの大豆ミート

朝食に食べたいヘルシーなハムやサラダ、簡単にエネルギーチャージできるボリューム感たっぷりのソーセージ。食感や食べごたえだけでなく、見た目も肉にそっくりな大豆ミートで健康増進してみませんか。食物繊維がたっぷりで腹持ちがよいメリットもありますよ!

味や食感だけでなく香りまで本物みたいな大豆ミート!「大塚食品 ゼロミート ソーセージタイプ 」

味や食感だけでなく香りまで本物みたいな大豆ミート!「大塚食品 ゼロミート ソーセージタイプ 」

肉のうまみや食感をとことん追求しながらも、植物由来のさっぱりした味わいを生かした商品作りが好評の大塚食品ゼロミートシリーズ。食肉専門商社でハム・ソーセージなど食肉加工品の製造・販売も行うスターゼンと共同でシリーズ商品の開発をしています。

ソーセージのほかに、ハムやハンバーグも展開。一部スーパーやコンビニで販売しているほか、公式サイトでの通販でも入手できます。

ゼロミート ソーセージタイプを実食

真空パックできっちり封入されているため、すこし四角いフォルムになっている

ソーセージの皮の食感まで再現されていて、大豆からできているとは思えない口あたりに驚きます。ひと口かじると肉汁があふれ、ふたたび驚き。ほどよくスパイシーですが、子どもでも食べられる親しみやすい味です。本格的な燻製仕上げで、塩気もしっかり利いているので、おつまみとしても活躍してくれそうですよ。

1パックあたりの脂質は、一般的なソーセージに比べて半分ほどですが、カロリーは273kcalと少々高め。大豆ミートとはいえ、食べすぎには注意したほうが良いでしょう。

<大豆ミートDATA>

  • 加熱:必要
  • レンジ調理:可
  • 湯煎調理:可
  • 保存方法:要冷蔵
  • 賞味期限:30日
リンク先での売上の一部が当サイトに還元される場合があります。

ノンコレステロール! 手軽に食べられるなめらか食感の大豆ミートハム「三育フーズ 大豆のハム」

ノンコレステロール! 手軽に食べられるなめらか食感の大豆ミートハム「三育フーズ 大豆のハム」

大豆ミートをはじめ、植物性タンパク食品のパイオニアである三育フーズが手がけるブロックハム。国産の大豆タンパクを主原料に、卵白を加えて作られています。

動物油脂・肉エキス・肉フレーバーなどを使用していないうえに、保存料や殺菌料も不使用。長年、自然食品業界の厳しい基準に見合った商品づくりを続けてきたメーカーならではのヘルシーな逸品です。

ノンコレステロール! 手軽に食べられるなめらか食感の大豆ミートハム「三育フーズ 大豆のハム」

好きな厚さに切って使うタイプなので、ハムステーキなどにも向く

大豆のハムを実食

そのまま食べてもおいしいハム

ブロックハムをスライスすると、本物のハムと見紛うようなモザイク模様が出現。

アミノ酸系の調味料を使っていないにも関わらず、大豆由来の食べ物とは思えないほどうまみがあります。若干パサつく印象ですが、トマトなどのみずみずしい野菜類などを一緒に食べれば、ほどよいしっとり食感に。加熱しても固くなりにくいので、料理の食材としても重宝しますよ。

400gとボリュームたっぷりで見た目にも食欲をそそるので、ちょっとしたパーティーなどのごちそうにもなりそう。

<大豆ミートDATA>

  • 加熱:不要
  • レンジ調理:パッケージに記載なし
  • 湯煎調理:パッケージに記載なし
  • 保存方法:高温多湿・直射日光を避け常温で保存(開封後は要冷蔵)
  • 賞味期限:1年

サンドイッチにするときは少し厚切りにすると、大豆ミートのハムのおいしさが際立つ

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サラダにちょい足しして手軽に栄養バランスUP!「キユーピー サラダクラブ 大豆ミートミックス(4種豆と麦とキヌア入り)」

サラダにちょい足しして手軽に栄養バランスUP!「キユーピー サラダクラブ 大豆ミートミックス(4種豆と麦とキヌア入り)」

キユーピーが手がける、サラダや料理にそのまま使える素材パウチシリーズ「サラダクラブ」のアイテム。大豆ミートだけでなく、小豆・えんどう豆・ガルバンゾー(ひよこ豆)・レンズ豆の4種の豆、大麦、スーパーフードと呼ばれる穀物のキヌアがブレンドされています。

トッピングするだけで彩りが良くなり、食感にもアクセントが加わるので、いつものサラダがワンランク上の仕上がりになりますよ。

サラダクラブ 大豆ミートミックス(4種豆と麦とキヌア入り)を実食

パッケージの中で固まっていることもあるので、ほぐしてから使おう

開封するだけで、そのまま使える便利なパック。今回は、トマトときゅうりのシンプルなサラダにトッピングしました。

ほんのりと塩気がありますが、好みのドレッシングで味付けしてから食べるのがおすすめです。大豆ミートの肉そぼろのような食感と、プチプチした歯ごたえの大麦、キヌアが新鮮野菜と好相性。さらに大粒のやわらかな豆は、サラダに食べごたえをプラスしてくれますよ。

スープや炒め物の具としても使えそうです。

<大豆ミートDATA>

  • 加熱:不要
  • レンジ調理:パッケージに記載なし
  • 湯煎調理:パッケージに記載なし
  • 保存方法:高温多湿・直射日光を避け常温で保存(開封後は要冷蔵)
  • 賞味期限:製造日より16か月
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リンク先での売上の一部が当サイトに還元される場合があります。
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】Wing

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