更新日: 2024年7月30日
京都の猫に会えるHAPPYスポット7選 ~社寺・カフェ・記念館~
お寺、神社、記念館、さんぽ道、喫茶店、豆菓子の老舗まで、猫好きさん必見!の京名所を厳選してご紹介します。
どのスポットも、そのままで見どころも魅力もじゅうぶんですが、そこで猫と出会えたなら、たちまち旅の楽しみも倍増しそう。
ノスタルジックな雰囲気が漂う京都のお寺や神社の建物、街角の風景は、猫との相性もぴったり。
カメラと猫じゃらしを手に、のんびり気ままに過ごす猫たちに会いにでかけませんか?
目次
京都の猫に会える神社<梅宮大社> ~猫の手も借りたい⁉ にゃんともかわいい受付係~
京都屈指の梅名所、梅宮大社。子授け・安産のご利益で知られていますが、9匹の猫たちが暮らす「猫神社」としても有名です。
神社と猫との縁のはじまりは、20年ほど前、宮司さんが偶然通りかかったペットショップで人懐っこい日本猫と出会ったこと。その猫は、華麗なる脱出劇を繰り広げたことから「テンコウ」という名に。
現在境内で暮らすのは、テンコウと金色の瞳をした白猫ミーとの間に生まれた子孫やその仲間たちです。
猫たちの定位置は、授与所付近。近づくと、ふわぁ~っと大あくび。気持ちよさそうにねそべる姿が参拝者の笑顔をさそいます。
梅宮大社
- 住所
- 京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
- 交通
- 阪急嵐山線松尾大社駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門18:00、神苑は~17:00、閉門)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 神苑=大人600円、小・中学生400円/(20名以上の団体は大人500円、小・中学生300円、障がい者手帳持参で本人は400円)
京都の猫に会える散歩道<哲学の道> ~猫も思索にふけりながらお散歩~
春の桜にはじまり、四季折々の彩りを見せてくれる京都屈指の散策路、哲学の道。
南端の若王子橋付近では、現在4匹ほどの猫たちが暮らしているそう。
せせらぎに羽を休めにやってくる鳥たちを眺めたり、虫を追いかけたり、道の傍らでまるくなって行き交う人たちを眺めたり。悠々自適な毎日です。
ボランティアさんが猫たちの体調に気を配りながら世話をしておられるので、どうかエサやおやつはあげずに、そっと見守って。
京都の猫に会えるお寺<革堂(行願寺)> ~京都の猫寺として知られる御所南の古刹~
行願寺は西国三十三所観音霊場の第十九番札所として知られます。
平安時代、狩りで射止めた牝鹿のおなかの中に新しい命が宿っていたことに気づいた行円が、殺生を悔いて仏の道へ。のちの寛弘元(1004)年、行願寺を開創したのです。
命を慈しむ行円上人の御心に惹かれてか、現在は自然に集まってきたという8匹の猫が境内で暮らし、お寺の方が世話をされています。
行願寺(革堂)
- 住所
- 京都府京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅から徒歩6分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~16:30(閉門)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
京都の猫に会えるお寺<檀王法林寺> ~日本最古の招き猫伝説!黒招き猫でご利益を~
猫といっても、こちらの檀王法林寺は「招き猫」。
ご本尊・阿弥陀如来に向かって右側に、夜の不安や危険、盗難や火災から守ってくれるという珍しい神様「主夜神」が祀られています。その傍に寄り添う黒猫像が日本でもっとも古い招き猫と伝わります。
黒猫は古くから主夜神のお使いであり、主夜神の霊力を弱めることなく届けてくれる存在とされてきたのだそう。当寺を開いた袋中上人が、琉球国に渡る際の舟に黒猫を乗せて共に旅をしたというエピソードもあります。
毎年12月の第1土曜日には、招福猫・主夜神大祭が営まれ、秘仏・主夜神像が御開帳されます。
>>檀王法林寺のHPはコチラをチェックしましょう
京都の猫に会えるカフェ<サイドロップ> ~看板猫はおしゃべり大好きなアメちゃん~
阪急西院駅からすぐの、喫茶&ヴィンテージ雑貨店「サイドロップ」で暮らすのは、アメちゃん。
オーナーさんの知り合いの元に生まれた子猫を迎えたのがお店のオープンと同じ9年前。それからずっと看板猫をつとめているベテランさんです。
窓辺でお客さんを手招きしたり、入り口の前に立ってお客さんを出迎えたり。おしゃべりも大好き!
お店の方やお客さん、みんなのあふれんばかりの愛情を受けて、今日もごきげんでお店に立つアメちゃんです。
>>サイドロップのHPはコチラをチェックしましょう
京都の猫に会える老舗<船はしや総本店> ~仕事のデキる店長とスタッフの正体は~
寺町通に佇む船はしや總本店。お祝い事に重宝する五色豆の元祖で、ふだんのおやつからおつまみまで素朴で飽きのこないお菓子がそろいます。
こちらの店長さんは、なんと猫!シロ店長を筆頭に、看板猫たちがお店を守っているのです。
窓辺のベッドですやすや眠っているだけで通りを行きかう人が引き寄せられてくるから、まさに敏腕店長ですね。
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【筆者】らくたび
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