目次
- 1.地域おこし協力隊
- 2.今の仕事を継続(郊外移住、週末移住、テレワーク)
- 3.完全リモートワークの企業に転職
- 4.地方の企業に就職
- 5.福祉・介護・高齢者サポート
- 6.保育士・保育補助
- 7.大工、造園業
- 8.伝統産業
- 9.観光地・リゾート・旅館
- 10.山・アウトドア業界
- 11.農林水産業、畜産業(自営)
- 12.フリーランス(パソコンで業務委託)
- 13.派遣
- 14.兼業・マルチワーカー
- 15.住み込み・寮付きの仕事
- 16.地方公務員
- 17.役所・役場の会計年度任用職員(旧・臨時職員、非常勤職員)
- 18.継業・事業継承
- 19.起業
- 20.空き家を利用した古民家カフェ、民宿、ゲストハウス
- 21.工房
- 22.パン屋
- 23.カフェ・飲食店
- 24.バス・タクシー運転手
- 25.整体師、アロマセラピスト、リンパ&セラピースペシャリスト
- 仕事探し、求人情報
- 移住での就業支援金・職業訓練
- 移住での仕事探しは生き方探し
22.パン屋
地方に意外とないのがパン屋さん。需要がないわけではなく、「1軒だけあったパン屋さんが歳を取って廃業したきり…焼き立てパンが食べたい!」と切望していたりします。窯が老朽化したり、後継ぎがいないことで廃業するお店を買い取れば資金が節約でき、古民家を改装すれば雰囲気のある店ができます。地域で1軒だけであれば、ライバルもいません。
未経験であれば、気に入った味のパン屋さんで修業させてもらうか、パン作りの学校に通いましょう。働きながら通える学校もあります。
23.カフェ・飲食店
近くに観光スポットがあると集客も見込め、地元民の憩いの場としても需要があります。
気に入ってもらえれば毎日のようにリピートがあり、客でなく友人になる人も増えてきます。普通の移住者に比べて人間関係が築きやすく、ネットではわからない地域の情報も得られ、仕事もさることながら生活も楽しくなります。
カフェの開業には500万~600万円の資金が必要と言われますが、移住・起業支援金が最大300万円利用できる今が開業のチャンスです。居抜き物件や古民家を改修してもコストを抑えられます。
24.バス・タクシー運転手
高齢化などで路線バスの乗務員が不足し、転入者に助成金を出して乗務員を募集している
自治体もあります(旭川市など)。大型第二種免許取得支援制度もあり、免許を取るまでは先輩に同乗してルートや精算機操作などを覚えます。
幼稚園や介護施設、旅館の送迎バス運転手には二種免許は必要ありません(移動に料金を伴わないため)が、マイクロバスを運転するなら中型免許が必要です。
タクシーの運転手は未経験・50歳代からでもタクシー会社に入社できます(給料歩合制)。入社時点では普通免許のみでよく、二種免許取得費用を負担してくれます。
同じ運転手でも、都会と違って流し営業はなく景色もよいのでストレスがありません。
勤務は変則的ですが親を病院に連れて行くなど、自分の時間が取りやすい仕事です。
25.整体師、アロマセラピスト、リンパ&セラピースペシャリスト
自宅で施術すれば開業資金も節約でき、共働きなら生活も成り立ちやすいです。
地方では口コミが広がりやすく、腕と丁寧な接客しだいで集客が見込めます。
どちらも国家資格ではなく、民間の専門学校や通信講座で資格を取ることができます。
>>YMCメディカルトレーナーズスクール
>>AEAJ「アロマテラピー検定・資格の認定」
>>リンパ&セラピースペシャリスト資格取得講座
仕事探し、求人情報
移住での仕事探しに役立つ求人サイトを紹介します。
移住先の候補が決まっていれば、各都道府県・市町村の公式サイトで求人情報をチェックしたり、直接窓口に相談してみましょう。
- 移住・交流推進機構「お仕事情報」
自治体職員の募集や、移住受入企業紹介など - Uターン・Iターン転職求人サイト
U・Iターン支援ありの転職・求人を検索できる。 - LO活
『Local+就活』の意で、地方就職を考える若年層を応援する厚生労働省のプロジェクト。全国46の自治体(道府県)・200以上の学校との連携により、地方就職に特化した情報を詳しく掲載。社会人転職もサポート。セミナーイベント、助成・支援制度、先輩の体験紹介も。 - Workin.jp
地方の求人を多数掲載。条件にこだわって検索できる。 - LIFULL LOCAL MATCH「仕事を探す」
仕事内容、待遇、地域の特性などで検索できる。 - 日本仕事百景
さまざまな生き方や働き方を紹介する求人サイト。求人情報に加え、コラムやイベント情報などを掲載。 - 移住スカウトサービスSMOUT
登録すると地域から声がかかる。 - マイナビ転職フェア
出展ブースで採用担当者と直接会って話せる。転職に関する各種講演や、キャリア相談コーナーも。 - マイナビ会社説明会
コロナ禍で気軽に採用担当者と話せる「WEB面談」を実施中の求人を期間限定で紹介。
移住での就業支援金・職業訓練
地方創生「起業支援金・移住支援金」
2024年度までに地方移住すると最大200万円(起業すれば最大300万円)の補助金がもらえます。
これとは別に、独自に移住支援金を用意している自治体もあるので、合わせて500万円以上の補助金を得られる場合もあります。
>>内閣官房・内閣府「起業支援金・移住支援金」
>>移住・交流推進機構「全国自治体支援制度検索」
職業訓練
移住を機に、これまで経験したことのない仕事を始めてみたい方には、必要な職業スキル・知識を習得できる職業訓練制度も強い味方です。
移住先によってはNPO法人などが「インターンシップ」を主催していて、地元の企業に一定期間体験就業できることもあります。。
>>厚生労働省「ハロートレーニング」(無料の職業訓練制度)
移住での仕事探しは生き方探し
移住先で働いてみたい仕事が見つかったでしょうか?
一般的な転職は「会社」や「職種」を変えるものですが、移住にともなう転職は、仕事と一緒に「ライフスタイル」を選ぶことができます。
地方での仕事は、都会とは勝手が違い、大変なこともあるかもしれません。
たとえば電車がなく、車で通勤するしかなければ不便に思えますが、少々会社が遠くても、地方では渋滞がないので予定通りの時刻に到着でき、そのストレスのなさは爽快です。
都会にはない新しい働き方、地方ならではの豊かなライフスタイルを楽しみましょう。
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