五摂家のひとつ、九條家の邸宅跡。江戸建築の書院造りの建物は、おもに茶会や歌会に利用されました。往時の公家屋敷庭園の面影を残し、夏に池畔を飾るサルスベリの花は必見。

西陣織の歴史や製造工程など史料で紹介。職人による実演やきものショーの見学ができ、まゆクラフト・手織体験や舞妓・芸妓・十二単のきもの体験も充実しています。

市内中部から南部を流れて宇治川に合流する運河で、大正9年まで使われていました。木屋町二条の一之船入は当時の運送路のターミナル。森鴎外の小説『高瀬舟』の舞台でもあります。

マンガの文化や歴史を“読み知り体験”できる、博物館機能と図書館機能を併せ持つ文化施設。展示やワークショップなどイベントも豊富で、毎日口演される街頭紙芝居も好評です。

自然に近い状態に作られた人工の森に、さまざまな種類のフクロウが飼育されています。見て、触れて、写真撮影も可能。制限時間がなく、ゆっくりと楽しめますよ。

現代アートや日本画など幅広い芸術に出会えるギャラリー。ギャラリー学芸員のほか、京都市立芸術大学の学生や卒業生が展覧会を企画し、ワークショップや講演、講座なども随時開催しています。

かつての社家で、錦部家の旧宅。神官が身を浄めるために使った井戸、降臨石を配し、明神川の水を引き入れた池と、曲水川を中心とする社家庭園などがよく保存されています。