目次
- 日本の城ランキングの前に!お城用語について知ろう
- 【日本の城ランキング】40位.縄張りの規模は九州一「福岡城」<福岡県>
- 【日本の城ランキング】39位.南海の鎮・紀州徳川家の居城「和歌山城」<和歌山県>
- 【日本の城ランキング】38位.壮大な石積みの城郭「竹田城」<兵庫県>
- 【日本の城ランキング】37位.ここから始まる天下布武「岐阜城」<岐阜県>
- 【日本の城ランキング】36位.石垣までも美しい「金沢城」<石川県>
- 【日本の城ランキング】35位.戦国最後の戦場「小田原城」<神奈川県>
- 【日本の城ランキング】34位.奥州関門の名城「白河小峰城」<福島県>
- 【日本の城ランキング】33位.質実剛健な堅城「仙台城」<宮城県>
- 【日本の城ランキング】32位.射撃戦特化の要塞「五稜郭」<北海道>
- 【日本の城ランキング】31位.山陰道を押さえる堅城「篠山城」<兵庫県>
- 【日本の城ランキング】30位.高石垣と深い内堀の堅固な構え「丹波亀山城」<京都府>
- 【日本の城ランキング】29位.大坂守護から大坂攻めへ「伊賀上野城」<三重県>
- 【日本の城ランキング】28位.江戸をもしのぐ日本の中心「駿府城」<静岡県>
- 【日本の城ランキング】27位.わずか4カ月で竣工させた「高田城」<新潟県>
- 【日本の城ランキング】26位.湖上に佇む孤高の水城「高島城」<長野県>
- 【日本の城ランキング】25位.交通・軍事の要衝「膳所城」<滋賀県>
- 【日本の城ランキング】24位.山全体が城域となった「高取城」<奈良県>
- 【日本の城ランキング】23位.天然の要塞に守られる「岩村城」<岐阜県>
- 【日本の城ランキング】22位.黒田・細川時代の石垣が残る「中津城」<大分県>
- 【日本の城ランキング】21位.海上交通の要所を守る「今治城」<愛媛県>
- 【日本の城ランキング】20位.日本初の本格的な海城「高松城」<香川県>
- 【日本の城ランキング】19位.防御を強く意識した「津山城」<岡山県>
- 【日本の城ランキング】18位.多数の櫓が林立する強者の城「広島城」<広島県>
- 【日本の城ランキング】17位.徳川家の歴史を見守り続けた「二条城」<京都府>
- 【日本の城ランキング】16位.清正公の最高傑作「熊本城」<熊本県>
- 【日本の城ランキング】15位.豊臣から徳川へ「大阪城(大坂城)」<大阪府>
- 【日本の城ランキング】14位.御三家筆頭・尾張徳川家の居城「名古屋城」<愛知県>
- 【日本の城ランキング】13位.名実ともに日本一「江戸城」<東京都>
- 【日本の城ランキング】12位.ライトアップされた姿も美しい「高知城」<高知県>
- 【日本の城ランキング】11位.千鳥破風や唐破風で飾られた「宇和島城」<愛媛県>
- 【日本の城ランキング】10位.桃山文化を現代に伝える「松山城」<愛媛県>
- 【日本の城ランキング】9位.4層に重なる日本一の石垣「丸亀城」<香川県>
- 【日本の城ランキング】8位.現存天守唯一の山城「備中松山城」<岡山県>
- 【日本の城ランキング】7位.敵兵にも天候にも強い「丸岡城」<福井県>
- 【日本の城ランキング】6位.天守とともに多くの遺構が残る「弘前城」<青森県>
- 【日本の城ランキング】5位.黒・白・灰の美しい姿「松江城」<島根県>
- 【日本の城ランキング】4位.堅牢さを誇る漆黒の国宝「松本城」<長野県>
- 【日本の城ランキング】3位.背後に木曽川、後堅固の名城「犬山城」<愛知県>
- 【日本の城ランキング】2位.江戸初期の美しい天守「彦根城」<滋賀県>
- 【日本の城ランキング】1位.世界に誇る日本の名城「姫路城」<兵庫県>
- 日本の城ランキングをチェックした後は!城跡めぐりに出かけよう
【日本の城ランキング】6位.天守とともに多くの遺構が残る「弘前城」<青森県>
春や桜に彩られる東北唯一の「現存天守」
津軽を統一した弘前藩祖・津軽為信が計画し、2代藩主信枚が築城。天守や櫓、城門、三重の水濠など、築城時の状態が残された「現存天守」の一つです。
周囲は「弘前公園」として整備され、北東北屈指の桜の名所。お城の内部は、藩政時代の歴史を紹介する史料館になっています。
弘前城のおすすめポイント
【現存12天守】【日本100名城に選出】
櫓を改築した小さめの現存天守と、敷地内各所にある桜との相性が抜群。イカのような形をした珍しい隅石(四角形のコーナー部分に据える石)が見つかったことでも話題になりました。
弘前城
- 住所
- 青森県弘前市下白銀町1
- 交通
- JR奥羽本線弘前駅から弘南バス土手町循環弘前バスターミナル行きで15分、市役所前下車、徒歩10分
- 営業期間
- 4月1日~11月23日
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)、さくらまつり期間は7:00~21:00(閉館)
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 大人320円、小人100円(10名以上の団体は大人250円、小人80円、市内在住の65歳以上は無料、市内在学の小・中学生は無料(さくらまつり期間を除く)、障がい者と同伴者無料)
【日本の城ランキング】5位.黒・白・灰の美しい姿「松江城」<島根県>
重厚な姿で宍道湖に臨む唯一の「残存湖城」
「関ヶ原の戦い」の功績により、出雲・隠岐の藩主となった堀尾吉晴が築城した松江城。築城当時の状態が保存された「現存天守」の一つであり、湖に臨むお城として現存するのはここだけ。
四重五階地下一階付きの造りで、附櫓が付属する天守の最上階からは、松江の街や宍道湖の眺望が広がります。城郭建築では唯一現存する地下の井戸も必見です。
松江城のおすすめポイント
【国宝5城】【現存12天守】【日本3大湖城】【日本100名城に選出】
籠城戦を想定した天守内部の構造は松江城ならでは。攻守ともに考え抜かれた戦闘的なお城です。
松江城(千鳥城)
- 住所
- 島根県松江市殿町1-5
- 交通
- JR松江駅から市営バスぐるっと松江レイクラインで10分、松江城(大手前)下車、徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~18:00(閉館18:30、時期により異なる)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入場料(登閣)=大人680円、小人(小・中学生)290円/3館共通入場券(松江城、小泉八雲記念館、武家屋敷)=1100円/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料、市内在住の高齢者は証明書持参で無料)
【日本の城ランキング】4位.堅牢さを誇る漆黒の国宝「松本城」<長野県>
漆黒の国宝天守の前身は、武田信玄が支城とした深志城
現存する五重六階の天守としては日本最古。日本を代表する名城の一つです。
その歴史は古く、信濃守護家の小笠原家が築いた深志城が起源。武田信玄が天文19(1550)年に攻め落とし、「川中島の戦い」の際は、この深志城で態勢を整えて戦に臨みました。
現存している天守群は、江戸時代に石川数正・康長親子によって建てられたもの。
松本城のおすすめポイント
【国宝5城】【現存12天守】【日本3大平城】【日本100名城に選出】
漆黒の天守、板塀に残された数多くの鉄砲狭間、計算された堀の幅といった実戦的な造りを要チェック。
松本城
- 住所
- 長野県松本市長野県松本市丸の内4-1
- 交通
- JR篠ノ井線松本駅からアルピコ交通周遊バスタウンスニーカー北コースで6分、松本城・市役所前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉館17:00、時期により異なる)
- 休業日
- 無休(12月29~31日休)
- 料金
- 観覧料=大人700円、小・中学生300円/(障がい者手帳提示で本人と介護者1名無料、市民割引き、団体割引きあり)
【日本の城ランキング】3位.背後に木曽川、後堅固の名城「犬山城」<愛知県>
織田家重臣を置き守り抜いた、軍事・交易・政治の要衝
天文6(1537)年に信長の叔父・織田信康が築城した犬山城。天守は日本最古ともいわれる国宝五城の一つです。
永禄7(1564)年に信長が攻め落とした後、中仙道と木曽街道、木曽川をおさえる要衝に位置することから重要な支城と位置づけ、織田家重臣の池田恒興や織田勝長などが城主に据えられました。
中国の詩人・李白の詩にならい「白帝城」とも呼ばれています。
犬山城のおすすめポイント
【国宝5城】【現存12天守】【日本100名城に選出】
小牧・長久手の戦い、関ヶ原の戦いと、歴史の重要な場面でその名を目にするお城。小ぶりで気品あふれる姿を堪能しましょう。
国宝犬山城
- 住所
- 愛知県犬山市犬山北古券65-2
- 交通
- 名鉄犬山線犬山遊園駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
- 休業日
- 無休(12月29~31日休)
- 料金
- 大人550円、小・中学生110円(団体は要問合せ、障がい者手帳持参で本人と介護者1名無料(車いすは2名無料))
【日本の城ランキング】2位.江戸初期の美しい天守「彦根城」<滋賀県>
徳川四天王・井伊家を置き、都の備えとした国宝城郭
水陸ともに京の都に迫る要衝の地・彦根。彦根城は「関ヶ原の戦い」後、家康の命により重臣・井伊直継と直孝が20年の歳月をかけ完成させました。
明治の廃城令や戦火を逃れて、江戸初期の天守が残された「現存天守」の一つ。国宝にも指定される天守をはじめ、太鼓門櫓や天秤櫓、西の丸三重櫓など、重要文化財が数多く残っています。
彦根城のおすすめポイント
【国宝5城】【現存12天守】【天下普請のお城】【日本100名城に選出】
天守の多様な破風(飾り)はこのお城ならでは。山麓の土塁を伴う石垣・山上の高石垣と、関東・関西の築城技術が合わさった点も見どころです。
彦根城
- 住所
- 滋賀県彦根市金亀町1-1
- 交通
- JR琵琶湖線彦根駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉門17:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入場料(玄宮園含む)=大人800円、小・中学生200円/博物館とのセット券=大人1200円、小・中学生350円、特別展は別料金/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1人が無料)
【日本の城ランキング】1位.世界に誇る日本の名城「姫路城」<兵庫県>
世界遺産に登録された名城は、天下人・豊臣秀吉の出世城の一つ
世界に誇る大規模な城郭は、「関ヶ原の戦い」の後に城主となった池田輝政により拡張されたもの。
それ以前は黒田官兵衛(孝高)が城代を務めていましたが、毛利攻めの時に秀吉に居城として献上。石垣で城郭を囲み、その中に天守を据えた近世城郭の礎を築いたのが秀吉となります。
「平成の修理」を終えた現在、白く輝きを増した外観が見られます。
姫路城のおすすめポイント
【国宝5城】【現存12天守】【日本3大平山城】【日本100名城に選出】
大天守は、現存12天守のなかでも最大規模。白鷺城とも呼ばれる純白の美しい姿は必見です。
姫路城
- 住所
- 兵庫県姫路市本町68
- 交通
- JR山陽新幹線姫路駅から徒歩20分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門17:00)、時期により異なる
- 休業日
- 無休(12月29~30日休)
- 料金
- 入園料=大人1000円、小・中・高校生300円/(各種障がい者手帳原本持参で本人と同伴者1名無料、被爆者手帳原本持参で無料)
日本の城ランキングをチェックした後は!城跡めぐりに出かけよう
数万の城跡があるといわれる日本。
人気の名城はもちろんですが、皆さんのお近くにある、文字どおり埋もれた存在に目を向けてみるのもおすすめです。家から歩いてすぐの場所が実はお城の跡地だったというのは、わりとよくある話。
「地域名+城跡」で検索してみると、意外な歴史が見つかるかもしれません。今度のお休みは、城跡を意識しながらご近所を散策してみてはいかがでしょうか。
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