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【京都の青もみじ×水辺のさんぽ道】 高瀬川 〈京都駅エリア〉

【京都の青もみじ×水辺のさんぽ道】 高瀬川 〈京都駅エリア〉
高瀬川沿いには、桜や紅葉の並木が続く

「高瀬川」は、江戸時代に豪商の角倉了以が開き、鴨川にほぼ平行して二条から九条付近までを流れる運河。

そして、川沿いの木屋町通には、料亭や居酒屋、ライブハウスなどが集まり、夜が早い京都では貴重なナイトスポットとしての顔を見せます。

けれど、五条通より南になると、下町情緒があふれる街へと様変わり。友人と木陰に座っておしゃべりをしたり、ふらりと散歩をしたり、庶民のごくごく普通の生活があふれています。

何も特別なものはないけれど、地元の京都人だけが知っている心地よく過ごせる空間といったところで、
それぞれがお気に入りのマイカフェをキープ。なかでも「murmur coffee kyoto」はおすすめなので、ぜひ立ち寄ってみてください。

【京都の青もみじ×カフェ】 murmur coffee kyoto

高瀬川

住所
京都府京都市中京区木屋町通沿い
交通
地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

【京都の青もみじ×水辺のさんぽ道】 北野天満宮 御土居〈西陣エリア〉

【京都の青もみじ×水辺のさんぽ道】 北野天満宮 御土居〈西陣エリア〉
らくたび 紙屋川を覆う青もみじと朱色の鶯橋

北野天満宮の境内西側に広がる「御土居」。もともとは、豊臣秀吉が京都の内と外を決める境界線として、また水害を防ぐために築いた土塁です。

その全長は23km、京をぐるりと取り囲んだ大規模なものでした。この辺りは、紙屋川に沿って御土居が築かれ、現在でも樹齢350~400年の紅葉が約350本も残っています。

青もみじの時期にもみじ苑の公開が始まったのは5~6年前のこと。青空に向けて枝を伸ばす木々が、長い京都の歴史を見守ってきたかと思うと感動もひとしおです。

そして紙屋川には新緑が水鏡のようにリフレクト。青もみじが風にそよぐ音は清々しく、なんとも心地のよい散歩道ですね。

北野天満宮

住所
京都府京都市上京区馬喰町
交通
JR京都駅から市バス50系統立命館大学前行きで30分、北野天満宮前下車すぐ
営業期間
通年(宝物殿は毎月25日)
営業時間
6:30~16:30 (閉門)、宝物殿は9:00~16:00、受付は9:00~16:30(要HP確認)
休業日
無休
料金
宝物殿=1000円/梅苑=1000円/もみじ苑=1000円/学業守=1000円/勧学守=800円/学業鉛筆=6本入 1000円/祈願絵馬(サインペン付)=800円/厄除守=1000円/縁結守=1000円/(障がい者手帳持参で宝物殿拝観料、梅苑、もみじ苑公開時の入苑料半額)

【京都の青もみじ×カフェ】 さるや 〈下鴨エリア〉

【京都の青もみじ×カフェ】 さるや 〈下鴨エリア〉
糺の森に抱かれた茶店。新緑に囲まれて一息つける

京のあずき処・宝泉堂が手がける甘味処「さるや」は、下鴨神社の縁結びで知られる相生社そばにあります。

名物は、言い伝えや文献などをもとに約140年ぶりに復元された申餅。平安時代から祭りの際に神前に供えられていたものだそう。
小豆のゆで汁でほんのりピンクに染まった申餅は、魔除けのご利益があるとされ、不老長寿の良薬と伝わる黒豆茶と併せて味わうのがおすすめです。

また、天気のいい日に外の几帳に腰かけると、糺の森で森林浴をしているような気分になれますよ。

【京都の青もみじ×カフェ】 さるや 〈下鴨エリア〉

申餅と黒豆茶のセット

さるや

住所
京都府京都市左京区下鴨泉川町59下鴨神社境内
交通
JR京都駅から市バス205系統四条河原町北大路バスターミナル行きで30分、下鴨神社前下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
10:00~16:30(閉店)
休業日
無休
料金
黒蜜白玉(練乳がけ、6月初旬~9月末)=830円/申餅と冷たいまめ豆茶のセット=760円/しるこ(白玉入り)=520円/

【京都の青もみじ×カフェ】 茂庵 〈哲学の道エリア〉

【京都の青もみじ×カフェ】 茂庵 〈哲学の道エリア〉
窓の外の青もみじの眺めに、時間が経つのを忘れてしまう

吉田山の石段を上がると、いつしか鳥のさえずりが響く山道に。緑の小径を上がった先、吉田山山頂に建つのが「茂庵」。

大正期の茶人ゆかりの古民家カフェでは、都会で暮らしながらも自然の息づかいを楽しむ「市中の山居」が体験できます。

窓際の席で月替わりランチやスイーツを楽しみながら望むパノラマビューは絶景。木立の向こうに京都の街並みが一望でき、席によっては大文字山も見えます。
晴れた日はもちろん、緑がさらに美しくなる雨の日もステキな時が過ごせるカフェです。

>>詳細は公式HPへ

【京都の青もみじ×カフェ】 茂庵 〈哲学の道エリア〉

月替わりのふわふわ食感のロールケーキ(ドリンク付)

【京都の青もみじ×カフェ】 無鄰菴カフェ 〈哲学の道エリア〉

 【京都の青もみじ×カフェ】 無鄰菴カフェ 〈哲学の道エリア〉
©植彌加藤造園 母屋のそばには青もみじの大木

「無鄰菴」の母屋1階を開放した庭園カフェでは、120年前に山縣有朋が眺めたのと同じ風景を体感できます。

青もみじを愛でるのもよし、遠くへと目線をやり東山を眺めるもよし、サラサラと流れるせせらぎに耳をすますのもよし、散策するときとは違った角度から庭を感じる取ることができます。

また、好みのドリンクとお菓子を選べる無鄰菴セットは、オリジナルどら焼き、村上開進堂のロシアケーキなど、京都ならではのスイーツがそろうお得なメニューです。

 【京都の青もみじ×カフェ】 無鄰菴カフェ 〈哲学の道エリア〉
©植彌加藤造園

お座敷から眺める庭園。これが山縣有朋の見た風景

 【京都の青もみじ×カフェ】 無鄰菴カフェ 〈哲学の道エリア〉

無鄰菴セット

無鄰菴

住所
京都府京都市左京区南禅寺草川町31
交通
地下鉄蹴上駅から徒歩7分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:30(閉館18:00)、10~翌3月は~16:30(閉館17:00)
休業日
無休(12月29~31日休)
料金
入場料=小学生以上600円、小学生未満無料/(各種手帳持参で割引あり、市内在住の70歳以上、市内在住及び市内の学校に在校する小・中学生は無料、市営地下鉄1dayフリーチケット提示で入場料100円引)

【京都の青もみじ×カフェ】 murmur coffee kyoto 〈京都駅エリア〉

【京都の青もみじ×カフェ】 murmur coffee kyoto 〈京都駅エリア〉
川の流れも木々の緑も、すぐそばにある水辺のカフェ

高瀬川に向け大きく開かれた店内は、四季折々の景色を眺めながら過ごせる和みのロケーション。店名の「murmur」は、木の葉のざわめきや小川のせせらぎを意味するそう。

6種の生豆を自家焙煎したコーヒーを、バリスタが一杯一杯ハンドドリップしてくれます。
また、北海道富良野産のトウモロコシやカボチャを使ったスープや、メロンから作るスムージー、嵯峨野中村農園のフレッシュトマトジュースなど旬の食材を利用した期間限定のドリンクも、ぜひ味わいたいところ。

もちろん、ドリンクをテイクアウトして、川沿いを散歩するのも◎です。

【京都の青もみじ×カフェ】 murmur coffee kyoto 〈京都駅エリア〉

はちみつがトロリとかかった、トーストセット

murmur coffee kyoto

住所
京都府京都市下京区正面通高瀬角八王子町
交通
京阪本線七条駅から徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
9:00~18:00(閉店)、土曜は~17:00(閉店)
休業日
日曜、祝日
料金
ブレンド=390円/murmurブレンド=390円/高瀬川ブレンド=390円/菊浜ブレンド=390円/
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【筆者】らくたび

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