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ジャパニーズ ウイスキーおすすめ10選!~お取り寄せ家飲みのススメ~

ジャパニーズ ウイスキーおすすめ10選!~お取り寄せ家飲みのススメ~

全国のお酒好きのみなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今、日本産ウイスキー「ジャパニーズ ウイスキー」が世界中で大変なブームになっていることをご存じですか?
旅行も思うように行けない昨今、行ったつもりで楽しめる日本の各地の特色を生かした、おすすめのジャパニーズ ウイスキーを10選ご紹介します!

これを読めばあなたもウイスキーツウ?!

ジャパニーズ ウイスキーの話の前に、まずはウイスキーを知っておこう!

ジャパニーズ ウイスキーの話の前に、まずはウイスキーを知っておこう!
日本ウイスキーの元祖的な存在のダルマこと「サントリーオールド」(左)と「マルスオールドウイスキー」(右)

そもそもウイスキーって?

まず、ウイスキーとは、どういうお酒なのか、知っておきましょう。

ウイスキーとは、「穀類を原料として、糖化、発酵したあとに蒸留し、木製(おもにオーク)の樽で熟成させて作るお酒」ということ。原料となる穀類は、大麦、トウモロコシ、小麦、ライ麦が主となります。

見た目もよく似たブランデーは、同じようにオーク樽で熟成させた蒸留酒ですが、こちらは原料がブドウなので、似て非なるものですね。

ウイスキーの最大の特徴は、なんといっても琥珀色!樽で熟成させるときに樽の木の色や香り、成分が溶け出して、もとの無色透明の蒸留酒が、魅力的な琥珀色に染まっていくのです!

熟成期間が長いほど、まろやかで奥深い味わいになるといわれています。

日本はウイスキーの5大生産地のひとつ!

世界中で愛されているウイスキーの生産地は、スコットランド、アイルランド、カナダ、アメリカ、そして日本が世界5大生産地といわれいます。

そして、どの産地も、ウイスキー作りの肝となる澄んだ水が確保できる場所に、蒸溜所が建てられていることが多いよう。

その土地ごとに違う味わいに仕上がるっていうところも、ジャパニーズ ウイスキーの魅力のひとつですね。

ウイスキーの種類

バーに飲みに行く人なら「シングルモルト」という言葉を聞いたことがある人も多いのでは?かっこいい響きですよね!筆者はこの「シングルモルト」という言葉を使いたくて、ウイスキーを飲み始めたといっても過言ではありません!

ウイスキーと一口に言っても、さまざまな種類があります。製法や原料によって、味わいや香りが異なります。

・モルト=大麦麦芽(モルト)のみを原料として、単式蒸留器で蒸留されるウイスキー

・シングルモルト=ひとつの蒸溜所で作られたモルトウイスキーを瓶詰めしたウイスキー。混じるものが少ないため、蒸溜所の個性が色濃く出るのが特徴。

・グレーン=大麦以外の穀物を原料として連続式蒸留器で蒸留されるウイスキー。余計な成分を極力含まないように蒸留されるため、モルトウイスキーに比べてクセがなくまろやかな味わい。

・ブレンデッド=モルトとグレーンを混ぜ合わせたもの。品質の安定に適したウイスキーだが、安定した品質を維持するために、ブレンダーの味覚や嗅覚が重要となる。

ジャパニーズ ウイスキーの人気がすごい!

ジャパニーズ ウイスキーの人気がすごい!
朝ドラで一躍ブームとなったニッカウヰスキー「竹鶴」

日本のウイスキーといえば、「サントリー角瓶」を思い浮かべる人も多いのでは?

最近は、「まずビール!」ではなく、「とりあえず角ハイ!」と最初の1杯に角瓶ハイボールを好む人も多いよう。ハイボールで飲みやすく、リーズナブルでバランスの取れた庶民派ウイスキーですね。

また、数年前のNHK朝ドラでニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝の物語「マッサン」で、「竹鶴」がブームになりましたね。ジャパニーズ ウイスキーは、この竹鶴政孝の時代から約100年の歴史があるのです。

そして今、世界中でジャパニーズ ウイスキーが大変な人気なのです!

人気過ぎて入手困難な商品は、プレミアがついて高値で売買されていたり、オークションに出されるなど、投資目的で購入するお金持ちもいるほど!

日本国内でのウイスキー人気は、下火になった時期もありました。

しかし、20年ほど前からサントリーの「山﨑」や「響」、ニッカウヰスキーの「竹鶴」などをはじめ、ジャパニーズ ウイスキーが世界的コンペで最高賞を受賞するようになり、世界中でジャパニーズウイスキーの評価が高まったのです!

これに加え、朝ドラの人気も手伝って、日本国内でも逆輸入的にジャパニーズ ウイスキーの人気が高まっていったようです。

ジャパニーズ ウイスキーの人気がすごい!

サントリー「響」は日本のウイスキー人気を牽引しているウイスキーの一つ

ジャパニーズ ウイスキーってどんなもの?

ジャパニーズ ウイスキーってどんなもの?
世界的なコンペで数々の最高賞を受賞している「山崎シングルモルト18年」

そんな大人気のジャパニーズ ウイスキーですが、つい最近まで、原産国や使用する穀物や水、酵母、熟成年など、具体的な定義はありませんでした。

しかし、この世界的ブームのなかで、「ジャパニーズ ウイスキー」のブランドにのっかって、日本産でないウイスキーが海外で「ジャパニーズ ウイスキー」として売られることが起こっていたようです。

このようなことを抑制する目的もあってか、日本洋酒酒造組合は、2021年4月に『ジャパニーズ ウイスキーと表示するための製造上の定義』をついに発表したのです!

ジャパニーズ ウイスキーの定義をサクッと知ってこう!

ジャパニーズ ウイスキーの定義をサクッと知ってこう!
水がおいしいことで知られる大阪府島本町にあるサントリー山崎蒸溜所

【ジャパニーズ ウイスキーの定義】
・原料として使用してよいものは、麦芽、穀類、日本国内で採水された水、のみ
※麦芽は必ず使用すること
・糖化、発酵、蒸留は日本国内で行うこと
・蒸留の留出時のアルコール度数は95%未満とすること
・容量700ℓ以下の木製樽で、樽詰めから3年以上を日本国内で熟成すること
・日本国内で瓶詰めし、その際のアルコール度数は40%以上とすること

日本国内で採取された水で、糖化、発酵、醸造、熟成は日本国内で行う、というところが重要ですね。

これは「ジャパニーズ ウイスキー」と表示するための定義ですので、「ジャパニーズ ウイスキー」とあえて表示をしなければ、この限りではないようです。
但し、「ジャパニーズ ウイスキー」と表示しなくても、日本を彷彿させる地名や山岳・河川名などの名称をジャパニーズ ウイスキー以外のウイスキーに使うことも、認められないということです。

※日本の地名等が名称になっていても「ジャパニーズ ウイスキーではない」ということを明記すれば、その限りではありません。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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