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車購入・通勤・通学費補助
地方によっては車を新たに購入しないといけない、通勤・通学の距離がのびてしまう。そんな場合に車の購入費、通勤・通学費を補助してくれる自治体もあります。支援例を紹介しますので、希望する移住先でも支援制度があるか、自治体のホームページなどで調べてみましょう。
【大分県津久見市】 引越しに最大20万円
引越補助
住居移転に必要な引越し費用(運送業者等を利用した際の実費)の2/3(最大20万円)を補助。
<その他の支援>
住宅の新築や購入、改修に対する最大100万円の補助、10万円の移住奨励金
【埼玉県秩父市】 軽自動車購入に最大30万円
移住者限定支援軽自動車購入費助成金
5年以上居住する意思がある方で世帯に車がなく軽自動車(新車または中古車)を購入する方に、車両本体価格(20万円以上)の半額(最大30万円)を補助。
詳しくは>>暮らす、秩父
【福井県池田町】 通勤・通学定期代を最大90%助成
通学・通勤用定期券助成、運賃助成
町外の高校・短大・大学・専門学校等に、バスや電車を利用して通う生徒さんの定期代を、20歳まで90%、20歳からは30%助成。また、町外に通勤するバス定期代を30%助成。
詳しくは>>池田町
【鳥取県日野町】 通勤費を最大月2万円助成
日野町移住者通勤費支援補助金
町外の市町村で働く方の通勤費を最大月2万円助成(最長5年)
詳しくは>>日野町
移住体験の支援・補助金
(住居・仕事探しの宿泊費補助、無料お試し住宅、ホテル長期滞在プランなど)
移住前には実際に現地に行くことが欠かせませんが、現地で住居や仕事を探したり、体験ツアーやイベントに参加する際に、宿泊費や交通費を補助してくれる自治体があります。
3日から1年ほどお試しで住める一戸建て住宅は無料~月3万円ほど。
現地に行く前に体験支援制度について自治体のホームページで調べたり役所に問い合わせて、お得に利用しましょう。体験支援制度の例を紹介します。
【北海道ニセコ町】 ホテルなどのお得な長期滞在プラン
ニセコ生活体験「ちょっと暮らし」
ニセコ町内の素敵な宿泊施設(ホテル、ゲストハウス、マンション)で、長期滞在プラン
- ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ:スタジオスイート(3名定員)14泊1室60,200円~
30泊1室 108,900円~など - ニセコゲストハウス ナルー:夏季のみ(4~11月)シングル月4万円、ツイン月8万円
- LEE SPACE ニセコ駅前:6ヶ月未満、1名利用の場合 家賃月額118,000円
詳しくは>>ニセコ町
【岩手県】 働きながら地域を体験できるワーキングホリデー
いわてふるさとワーキングホリデー
仕事をしながら暮らし、地域の人たちとの交流や学びを通じてリアルに地域の暮らしを体験できる。賃金支給、宿泊費・現地での通勤費も補助。期間・勤務先など相談に応じる
詳しくは>>ワーホリ!いわて
【福島県】 家財wifi付き住宅を月1万円で提供
来てふくしま体験住宅提供事業
20~59歳の移住・起業希望者に県営住宅を最長1年、月1万円で提供。家財、wifi付き
詳しくは>>福島県
【栃木県小山市】 家庭菜園付きお試し住宅
おやま暮らしお試しの家
東京まで新幹線で約40分、住みよさランキング2015県内1位の小山市。
4DK家財・Wi-Fi付き。家庭菜園で野菜や果物の収穫体験ができる。
地元の住民と交流し、地域のイベントに参加できる方に月3万円(光熱費込)で提供。
詳しくは>>小山市
【埼玉県秩父市】 3~7日無料でお試し移住
秩父市お試し居住
杉の温かみのある2階建てのお試し住宅。家財・Wi-Fi付き。
定員:大人2~4人(小学生以下のお子様は2人で大人1人とみなす)
詳しくは>>暮らす、秩父
【新潟県糸魚川市】 市内のホテルや民宿に1,000円で泊まれる
移住体験短期滞在者宿泊支援「ちょこっと糸魚川暮らし」
移住体験や空き家の下見等のために市内登録宿泊施設(ホテルや民宿など)で宿泊する場合、素泊まり1,000円で利用できる(食事は個人負担で追加可能)。年度内1人2泊まで
詳しくは>>糸魚川市
【長野県】 IT関連の仕事をしているならまずはおためしを
おためしナガノ
20歳以上、おおむね45歳以下のIT関連事業の個人・法人を募集。最大約6か月の長野県ライフおためし期間中、オフィス利用料や引越し代、交通費等を補助。支援金額の上限は半年間で30万円。コワーキングスペースのスタッフが地域や行政とのつなぎ役になり、終了後も移住や二地域居住を支援。
毎年20組(1組3名まで)程度募集。実施期間は8月~2月末
2021年申し込み期限:5月20日17時
詳しくは>>おためしナガノ
【京都府福知山市】 1年まで田舎暮らしできるシェアハウス
お試し住宅
家賃月額28,000~32,000円(30,000円までを京の田舎ぐらし・ふるさとセンターが負担。超える部分は利用者負担)。共益費として月額9,000円は個人負担で2週間~1年間利用できる。個室・家財・Wi-Fi付き。3~4人の小規模シェアハウスで住人同士、移住に関するつながりを持ちやすい。
詳しくは>>福知山移住
>>田舎体験ハウスWぴーす
【鹿児島県屋久島町】 月1万円で島暮らしを体験
暮らし体験住宅
島での暮らしを体験できる移住体験住宅を4棟用意。家財付き。2021年6月21日から入居可能。
使用期間:3か月以上1年以内
使用料:月額1万円(光熱水費別)
詳しくは>>屋久島町
補助金は移住を応援してくれる強い味方
移住を支援する補助金について調べてみると、住居から仕事、引っ越し代や通勤費にいたるまで、さまざまな制度があることがわかりました。
この地域は寒いのでは、交通が不便なのでは、などと不安になる場合、自治体もそれに応じた支援制度を用意しているものです。
それだけ手厚い支援を準備して、町や村の一員になってほしいと歓迎してくれているのですから、ありがたいことですね。
金銭的な支援に限らず、移住について不安なことがあれば、市町村の役所・役場に相談してみましょう。ホームページで移住支援策を紹介しているところであれば、移住前も移住後も、親切に対応してくれるはずです。
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